「JavaScriptで学ぶ・プログラマのためのラムダ計算」は、1回では述べ切らなくて、一段落付いたところで区切りました。これはかえって良かったですね、ブックマークやトラックバックでフィードバックが得られたので。 そのフィードバックなどをかんがみて、「残り=次回の話題」として予告した内容とは食い違ってしまうのだけど、今回は、文章では伝わりにくい(前回うまく伝わらなかったと思える)ラムダ計算の大事なツボを、なんとか表現してみようと思います。 [このエントリーの内容はだいぶ前にほぼ出来上がっていたのだけど、ココに書いてある事情で、“お絵描き”がなかなか出来なかったのです。] ※印刷のときはサイドバーが消えます。 内容: 知っていて損はない 計算は身体的に理解しよう ラムダ項のツリー表示:準備 ラムダ項のツリー表示:描く! β変換に対応するツリーの描き換え もっとβ変換をやってみよう 計算現象を
先週書いたエントリー「圏論やモナドが、どうして文書処理やXMLと関係するのですか?」の内容を実際に確認するためのJavaScriptプログラムを書いてみました。 3つの関数を含み、全部で12行のライブラリです。 /* templ-process.js */ function processTemplate(templ, con) { var a = (templ.replace(/\}/g, '{')).split('{'); for (var i = 0; i < a.length; i++) if (i%2 == 1) a[i] = con(a[i]); // コンテキストconは関数 return a.join(''); } function processContext(con1, con2) { return function (k) {return processTemplat
「JavaScriptによるテンプレート・モナド、すっげー簡単!」にて: 紙と鉛筆でラムダ計算を実行できることは必要だな、やっぱり。 なんて強調したので、ラムダ計算の入門、いってみよう。 [追記]練習問題集を追加しました。説明を読みながら、あるいは読んだ後で是非やってみてください。→「JavaScriptで学ぶ・プログラマのためのラムダ計算 問題集」[/追記] ※印刷のときはサイドバーが消えます。 内容: JavaScriptの関数リテラル ラムダ式ってなんだ ラムダ計算の体系と適用操作 ラムダ式の例をいくつか β変換 -- ラムダ計算のキモ! β変換を何度か実行してみる 中間まとめ、まだ続きがあるよ JavaScriptの関数リテラル 最初に、JavaScriptに関する知識を確認しておきましょう。なお、JavaScriptの対話的実行環境については「もっともお手軽な対話的JavaScr
2024-10-16 指標から名前の削除 雑記/備忘 指標は宣言文の集まりです。各宣言文は、順番〈位置番号〉でも名前でも一意識別できます。実用上は、(順番は覚えにくいので)名前が使われます。が、理論上は名前が邪魔になることがあるので、ときに、名前を削除する必要があります。名前の削除方法の記述… 2024-10-15 カリー/ハワード/ランベック対応のための“呼び名”と“書き方” 雑記/備忘 ここ最近の本ブログのテーマは「カリー/ハワード/ランベック対応」です。最近の記事がすべてカリー/ハワード/ランベック対応に関係するわけではありませんが、9月の記事「関数の構成法 (カリー/ハワード/ランベック対応も少し)」あたりから、カリー/… 2024-10-14 コンテキストの圏と指標の圏と限量子 雑記/備忘 「指標の圏はコンテキストの圏の反対圏」と「指標の圏に対する余ディスプレイ包含構造」で述べた
管理者に問い合わせしろっていう例のあれ。 VPN接続失敗。ネットワーク、事前共有鍵など設定を確認し、再度お試しください。問題が解決しない場合は、ネットワーク管理者にご連絡ください。 VPN connection faileVPN Connection failed. Please check your configuration, network, connection and pre-shared key then retry your connection. If the problem persists, contact your network administrator for help. ログメッセージ "No response from the peer, phase1 retransmit reaches maximum count" 今回はWindows11を22H2にア
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ラムダ計算は, 多くのプログラミング言語, とくに関数型言語の原形になっています. ラムダ計算について理解しておくことは, 多くのプログラミング言語の習得に役立つでしょう. ラムダ計算はチューリング完全で, 計算能力としてはふつうのプログラミング言語と同じです. ラムダ計算で計算を書く訓練をしておくことは, 任意の計算を関数のみを使って(他の制御構文を用いずに)書くときに役立ちます. ふつうに書いたら煩雑な処理を, 関数型言語のやり方で書くとすっきりすることが多々あり, コードを自由自在に書くためには必須の考え方と言えるでしょう. 項 ラムダ計算の式を項(term)と言います. 項は変数, 抽象, 適用のいずれかです. 変数 変数(variable)はふつう1文字で書きます. 変数には関数内の束縛変数(bound variable)か自由変数(free variable)かという区別があり
BitTorrent(ビットトレント)は、ブラム・コーエンによって開発された、Peer to Peerを用いたファイル転送用プロトコル及びその通信を行うソフトウェアである。Bit(ビット)+Torrent(急流)から、「急流のように速く(ファイルを)落とせる」という意味を持つ。メインラインと呼ばれる本家のBitTorrent clientの他にも様々な互換クライアントが存在する。 開発者のコーエンは、かつて所属していたベンチャー企業で、P2Pプロトコルをベースにした情報コンテンツ流通プラットフォームの構築プロジェクトに携わった(プロジェクトは頓挫)。その際、従来のP2Pネットワークがピアの帯域を有効に利用していないことやその信頼性が低いことに不満を感じ、それらの欠点を解消するBitTorrentの開発を2001年に一人で始めた。2002年にP2Pプロトコルのファイナライズを、2003年にク
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(ぼくはTOEICを一度受験し、満点の990点でした。TOEFLよりはずっと易しいですが、大学受験の勉強だけで高得点が取れる試験ではないでしょう。) TOEIC勉強法 以下は日本のTOEIC公式Web siteの記載です。 TOEICはTest of English for International Communicationの略称で、国際コミュニケーション英語能力テストのことです。英語によるコミュニケーション能力をスコアで評価します。TOEICは英語によるコミュニケーション能力のレベルを正確に知りたいすべての人が利用できる信頼性の高いテストです。 TOEICはテスト開発に携わる機関として世界最大の規模とノウハウを持つアメリカのETS (Educational Testing Service)が開発しました。これまでに世界の約60カ国で実施され、2000年の受験者数は約200万人に上りま
"Science is the culture and mathematics is the language of the future."
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