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ITproととりあえずに関するTacoSのブックマーク (35)

  • 「IPv6とDNS」にまつわる二つのナゾ

    最近、特集執筆のためIPv6の取材をする機会があった。IPv6のことはご存じの方も多いと思うが、いまのIPネットワークで使用されるIPv4の後継にあたるプロトコルである。2011年3月ころとみられるIPv4アドレスの枯渇(関連記事)や、4月以降にNTT東西のNGN上でIPv6インターネット接続サービスが始まる(関連記事)ことをきっかけに普及が進むとみられている。 機器/ソフトベンダーやサービス事業者にIPv6関連の取材をしていると、たびたび「ナゾ」が出てくる。ここでは最近記者が遭遇した「IPv6DNSを使う」ときの二つのナゾを紹介したい。 DNSの役割はIPv4でもIPv6でも同じだ。ホスト名からIPアドレスを調べる正引きも、IPアドレスからホスト名を調べる逆引きも利用できる。ところがIPv6では、IPv4のようにはいかないのだ。 ナゾその1:DNS問い合わせのうち、なぜIPv6アドレス

    「IPv6とDNS」にまつわる二つのナゾ
  • 下り1Gビット/秒を目指すLTEの「その次」とは

    NTTドコモが2010年内にも「LTE(Long Term Evolution)」規格の通信サービス「Xi」をスタートする。屋外で下り最大37.5Mビット/秒、一部屋内では75Mビット/秒という高速さが話題になり、ITproでも特集記事「5つのポイントで知るLTEの実像」などで、LTEの特徴を様々な側面から紹介している。ここでは、ITproの特集であまり触れられていない、LTEの後継規格について紹介したい。 国内ではLTEのサービスが立ち上がり始めた時期だが、標準化の世界ではさらにその先の規格が固まりつつある。LTEの“その次”は「LTE-Advanced」と呼ばれ、基的な仕様は国際的な標準化団体3GPP(3rd Generation Partnership Project)で「Release 10」以降として規格化が進められている(ちなみにLTEの初期仕様は「Release 8」という

    下り1Gビット/秒を目指すLTEの「その次」とは
  • “テスト軽視”はなくなった。でも…

    2004年6月、記者はこの欄で、ソフトウエアのテストに関するある記事を執筆した。タイトルは「なぜ『テスト』は軽視されるのか?」である。この記事では、IT業界で“テスト軽視”の風潮が広がっている現実を語り、その改善を訴えた。「その通りだ」「今その対策を打っている」――。読者の皆様から、さまざまなご意見をいただいたことを覚えている。 それから6年半近くが経った今、この状況はどうなったのか。記者は日経SYSTEMS 2010年12月号で「バグをなくそう 悪条件に負けないテストの秘訣」と題して、テストに関する特集を担当した。ここで多くの開発現場を取材した結果、今ではテスト軽視の風潮はほとんど見られなくなったと感じている。現場にはテストの計画書がしっかりあって、品質目標も明確になってきた。テストの技法や管理に関する教育も、かなり進んでいるようだ。 どんどん難しくなる「テスト」 ところが、テスト軽視の

    “テスト軽視”はなくなった。でも…
  • DNSの歴史(第4回 普及までの道のり)

    吉川 洋太郎 ラック コンピュータセキュリティ研究所 HOSTS.TXTに代わる,新たな名前解決の方法である「DNS」。開発の中心人物は,Jon Postel氏,南カリフォルニア大学情報科学研究所(SIS)に所属していたPaul Mockapetris氏,そして,Craig Partridge氏を中核とした,Information Sciences Institute(ISI)のあるグループでした。 1983年11月,Jon Postel氏が開発スケジュールをまとめ,RFC881 *1 として発表しました。DNSの基概念と実装や仕様については,RFC882 *2とRFC883 *3 として,Paul Mockapetris氏が発表しました。なお,基概念については,1982年にもRFCが発行されています *4。 *1 RFC881 The Domain Names Plan and Sc

    DNSの歴史(第4回 普及までの道のり)
  • DNSの歴史(第3回「DNSに必要な条件」)

    吉川 洋太郎 ラック コンピュータセキュリティ研究所 「HOSTS.TXTの破綻」を教訓に,ARPAnetは,「新たな名前解決の方法」として以下の条件を満たすシステムを開発しようとしました。それが現在のDomain Name System (DNS) です。 (1)分散管理できること 「HOSTS.TXT」の二の舞を演じないためには,不可欠の条件でした。HOSTS.TXTのように,1カ所に管理を集中すると,そのホストは過負荷状態になってしまい,いとも簡単にダウンしてしまうことは実証済みでした。 (2)階層的にホスト名(名前空間)を管理できること 現在のドメイン名などを見ると「.」で区切られて,階層化されていることが分かります。階層的な名前空間を使用することにより,ホスト名が重複するのを避けようとしたのです。これも,HOSTS.TXTの失敗に学んだ条件です。階層化という発想自体は,UNIXの

    DNSの歴史(第3回「DNSに必要な条件」)
  • DNSの歴史(第2回「HOSTSファイルからDNSへ」)

    吉川 洋太郎 ラック コンピュータセキュリティ研究所 当初,「HOSTS.TXT」ファイルで名前解決を図っていたARPAnetですが,ホスト数の増大により,様々な問題が発生しました。そのため,ARPAnetは危機に陥りました。ネットワークが正常に機能しなくなりつつあったのです。 具体的には,次のような問題が発生しました。 (1)SRI-NIC *1 の負担増大 ARPAnet上に存在する,すべてのホスト情報を記載したHOSTS.TXTファイルの容量は,大変大きくなっていました。1ホストにつき1行増えるので,ファイルは何万行にもなりました。また,当時は現在とは比較にならないほど,接続回線は細いものでした。複数のユーザーが大容量のファイルを転送しようとすると,回線はすぐに一杯になってしまいました。 そのため,管理の手間もさることながら,そのファイルを保存しておくためのサーバー・リソースや,その

    DNSの歴史(第2回「HOSTSファイルからDNSへ」)
  • DNSの歴史(第1回 「HOSTSファイルの崩壊」)

    吉川 洋太郎 ラック コンピュータセキュリティ研究所 インターネットやイントラネットといった,TCP/IPネットワークの利用には不可欠なDNSDomain Name System:ドメイン・ネーム・システム)。ホスト名を問い合わせると,そのホストIPアドレスを返してくれます(これを「名前解決」といいます)。また,その逆も可能です。 そのため,数字の羅列であるIPアドレス(例えば,“211.2.246.25”)を覚えていなくても,意味がある文字列で構成されるホスト名(例えば,“itpro.nikkeibp.co.jp”)を覚えていれば,そのホストへアクセスできます。 今や当たり前のように利用しているDNSですが,TCP/IPネットワークが構築されたときから,存在するわけではありません。DNSが現在のように利用可能になるまでには,紆余曲折(うよきょくせつ)がありました。このコラムでは,5回

    DNSの歴史(第1回 「HOSTSファイルの崩壊」)
  • 【 複数のファイルの拡張子を一括変更する 】

    上の例では,複数のファイルの拡張子を一括変換するために,「for」コマンドを用いている。forはループ制御構造を作るシェル・コマンドである。ここでは拡張子が「txt」のファイルを「doc」のファイルに書き換えている。それぞれの文字列を変更することで,他の拡張子に適用できる。

    【 複数のファイルの拡張子を一括変更する 】
  • 急速に広がるエバーノート経済圏、日本企業の意外な一面

    米国生まれの個人向けクラウドサービス「Evernote」が今、日で急速に経済圏を形成しつつある。 Evernoteは文書、写真、音声、動画など種別を問わず様々なファイルを保存でき、後から検索しやすいように整理してくれるサービス。スマートフォンをはじめ、様々な端末から参照できる個人向けのクラウドサービスだ。 単純に保管するだけではない。例えば、名刺や書類を撮影して保存しておけば、サーバー上で文字を認識し、後からキーワードで検索可能になる。有償版と無償版があり、保存できるファイル形式や検索機能、保存可能な容量が異なる。有償版は月額5ドル、もしくは年間45ドルだ。 米エバーノートの設立は2006年8月。「Evernote」のベータ版を開始したのは2008年6月だ。約2年で約450万人の会員を獲得するその成長力には凄まじいものがある。米国に次いで利用者の多い国が日ということもあり、NTT東西、

    急速に広がるエバーノート経済圏、日本企業の意外な一面
  • NTT東日本のフレッツ 光ネクスト障害、原因はDNSサーバーの操作ミス

    NTT東日は2010年10月19日、10月7日に生じたフレッツ 光ネクスト回線からインターネットに接続できない障害が発生した件について、その原因と再発防止策の最終報を公表した。 今回起こった障害は、フレッツ 光ネクストユーザーの一部にインターネットに接続できない事象が起こったというもの(関連記事)。原因は、フレッツ 光ネクスト用の中継網「NGN」内部に設置しているDNSサーバーの一部に障害が発生したためとしている。つまり障害の内容は、正確には「インターネットに接続しているときに接続先サーバーの名前解決ができなかった」ということになる。例えばメールソフトなどに送受信用のサーバーを直接IPアドレスで指定していた場合は、障害発生中でもインターネット経由でメールの送受信はできたという。ただし、Webページへのアクセスなど、一般に接続先サーバー名を指定して使うアプリケーションは、利用できない状態に

    NTT東日本のフレッツ 光ネクスト障害、原因はDNSサーバーの操作ミス
  • Eclipseを導入して開発環境を整えよう

    2009年7月、日でもAndroidを搭載した携帯電話(NTTドコモの「HT-03A」)が発売されました。もうだいぶ前のように感じられるかもしれませんが、今からたった1年2カ月ほど前のことです。2010年4月の「Xperia」の発売以降、Andoroidを搭載した端末の発売が相次ぎ、Androidに対する関心は一層高まっています。特集では、Androidプログラミングの基を紹介します。日でのAndroid端末発売当時の記事なので古い個所もありますが、Androidアプリ開発の概要を理解するのに役立ちます。 今回は開発環境の整備について説明します。 (記事は原則として執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります) Androidは、米Googleが作った携帯電話用のOS(Operating System)です。携帯電話用のOSと言えば、Symbian OSやiTRON、R

    Eclipseを導入して開発環境を整えよう
  • ソースコードからシーケンス図を作成

    次に、設計に便利な機能を紹介します。一般的に「設計」という言葉を聞くと、アプリケーションの作成前の段階を思い浮かべることがほとんどだと思います。ですが、ここではアプリケーション完成後について説明します。 設計で使える便利な機能 なぜなら、VS2010のUML(Unified Modeling Language)モデル図の作成機能には、クラス図やシーケンス図からソースコードのひな型を生成する機能がありません。しかし、ソースコードからシーケンス図を作成する機能はあり、その機能はとても優れているといえます。この点に絞って紹介していきます。 使い方は簡単で、シーケンス図のルートにしたいメソッドを含んだファイルをコードエディタ上に開きます。ここでは、前半で作成した簡易電卓のForm1.csファイルをコードエディタで開き、+ボタンクリックのイベントハンドラー(AddButton_Clickメソッド)の

    ソースコードからシーケンス図を作成
  • 本当はすごい「Windowsの互換性維持」

    Microsoft Application Compatibility Toolkit 4.1」に含まれる「Compatibility Administrator」 マイクロソフトは4月26日,2週間前に出したばかりのセキュリティ更新プログラム(MS06-015,KB908531)をリリースし直した。当初のパッチを適用すると,日ヒューレット・パッカード(HP)やNVIDIAが提供するソフトウエアで不具合が発生した。マイクロソフトはこの問題に対処するために,パッチをリリースし直したのである。 MS06-015のパッチは主に,エクスプローラのセキュリティぜい弱性を修正するためのものである。ただし,パッチを適用すると,エクスプローラ上でユーザーによって起動されたプログラムを検証する「Verclsid.exe」というプログラムがOSに追加された。 このVerclsid.exeと,HPやNVID

    本当はすごい「Windowsの互換性維持」
  • Windows 7の64ビット版を選ぶべき四つの理由

    稼働中のWindows 7の46パーセントが64ビット版であるという(関連記事)。Windowsウォッチャーを自認し、「Vistaが「遅い」と感じませんか?」「Vistaが『遅い』と感じませんか?その2」「64ビット版Vista最大の欠点」といった記事を書いてVistaの64ビット版を推奨してきた記者としては、ここはどうしても、64ビット版Windows 7のメリットと、それを享受するための注意点を書き記しておきたい。 64ビットWindowsのメリットをひとことで言うなら「大きなメモリーを使える」だ。32ビットWindowsでは、PAE(Physical Address Extension)を使う場合を除き、物理メモリーは最大4Gバイトである。64ビットのWindows 7では、Home Basicなら8Gバイト、Home Premiumなら16Gバイト、Professional以上なら

    Windows 7の64ビット版を選ぶべき四つの理由
  • Linuxの導入を後押しするx86サーバーの進化

    日経コンピュータの7月21日号で「安くて安心Linux」と題した特集記事を執筆した。「今さらLinuxの特集?」と思われる読者も多いかもしれない。だが今年から来年にかけて、銀行の勘定系システムや取引所の株式売買システムなど、これまで国内では実績がなかった分野でLinuxを採用したシステムが続々稼働する。 これらの企業はなぜ今になってLinuxを「使える」と判断したのだろうか。取材を通して確信したのは、「どんな企業でも、どんなシステムにもLinuxが選択肢に入る時代が来た」ということ。それをお伝えできれば、という思いで記事を執筆した。 記事の中では、これまでLinuxの弱点とされることが多かった、信頼性や保守サポートの面についても詳しく書いた。加えて、「今年登場したx86サーバーの新製品がLinux導入を後押しする」という点に触れたのだが、誌面の都合上、詳しく説明できなかった。そこでコラム

    Linuxの導入を後押しするx86サーバーの進化
  • Twitterは「リーダー型の男性」、mixiは「リーダー型の女性」、ニコ動は「内向型の男性」に人気

    市場調査などを手がける日経BPコンサルティングは2010年7月29日、6月に実施した「ソーシャルメディア利用実態調査」の結果を発表した。それによると、最近注目度が集まっているTwitterには「リーダー型の男性」、mixiには「リーダー型の女性」、ニコニコ動画には「内向型の男性」が相対的に多く集まる傾向があることが分かった。 この調査では、AmebaやTwitter、ニコニコ動画、mixi、モバゲータウンなど国内29のサービス・プラットフォームについて、どこに、どんな利用者がいるのかを、ソーシャルメディアのユーザー1200人を対象にしたアンケート調査をもとに分析した。分析手法は大きく2つあり、「オンライン行動属性」と「心理クラスター」がある。 「オンライン行動属性」とは、オンライン上での行動をベースに、ソーシャルメディアへの関与度をモデル化したもので、ユーザー全体を4つのカテゴリに分類した

    Twitterは「リーダー型の男性」、mixiは「リーダー型の女性」、ニコ動は「内向型の男性」に人気
  • 「はやぶさ」の成果とは何なのか?

    2010年6月13日、小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」(写真)が2003年の打ち上げから約7年をへて地球に帰還し、カプセルの回収に成功した。筆者は部屋の片隅でほこりをかぶっている小冊子を読んでみたくなった。4年ほど前の2006年秋に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)「はやぶさ」プロジェクトマネージャーである川口淳一郎教授の講演を聞いた時の講演録だ。 この講演の時点で、はやぶさは既に満身創痍(そうい)だった。ホイールが壊れ、燃料が枯渇しかけた状態で、宇宙空間で漂っていた。川口教授は「2010年に地球に帰そうとしているが、まだまだ困難なことが続く」と率直に話していた。 “着陸失敗”を強調していたマスコミ 講演録によると、川口教授は「記者会見で、記者たちはフレンドリーに質問してくれるのに、翌朝新聞を見ると“着陸失敗”と書いてある。(見出しを付ける)編集部の人はなかなか厳しい」と冗談交じ

    「はやぶさ」の成果とは何なのか?
  • 野本明日香のモチベーション・クリニック

    モチベーションは「人を動かす原動力」であり,私たちが仕事をしていく上で,なくてはならない,大切なものです。この連載では,私自身がITベンダーでシステム構築に携わっていた経験も踏まえながら,モチベーション向上のコツについて,講義をしていきたいと思います。 第1回 モチベーションはコントロールできる! 第2回 過去をさかのぼって自らのモチベーションを知る 第3回 モチベーションを上げるための目標設定のコツ 第4回 目標を細分化して,モチベーションを高く保つ 第5回 思考パターン別のモチベーション向上法

    野本明日香のモチベーション・クリニック
  • 「やる気」度セルフチェック

    ■現在の職場及び仕事の場面を思い浮かべて下さい。 以下の各項目について,現在のあなたの気持ちに近い選択肢をお答えください。 (それぞれ1つだけ選択)

    「やる気」度セルフチェック
  • 仮想化ソフトの意外な使い方

    仮想化ソフトといえば、1つのコンピュータ上で複数のコンピュータを動作させるものである。サーバーなどでコンピュータの資源を効率良く利用したり、複数のOSを動作させたりしたい場合に使われている。しかし、使い方はそれだけではない。 筆者が担当する日経Linuxの連載「PT2での開発手法が分かる、ハード解析によるLinuxドライバの作り方」では、仮想化ソフトの意外な使い方が紹介されている。仮想化ソフトの1つである「QEMU」を“ハードウエアドライバを移植するためのソフトウエアのモニタリング”として利用する方法である。この連載を執筆している石川智明氏は、PT1(後述)のLinuxドライバの開発者である。 仮想化ソフトでアプリ入出力を確認 仮想化ソフトをソフトウエア開発に利用する例はいろいろある。例えば、複数のOS、複数のWebブラウザ、バージョンの違うOSで、開発中のアプリケーションの動作を確認する

    仮想化ソフトの意外な使い方