「男はつらいよ'97−'98」を書き継いできて、男をめぐる問題が、次第にくっきりしてきた。男女の間に横たわる感度の差、いわば男の「鈍さ」が、つらさを読み解くキーワードになるのではないか。
ここの日記は「メディアリテラシーを考える」というテーマでいこうと思ったのだが、一番最初はどのようなテーマで書けばいいのか悩んでいた。ネタを探そうとはてなブックマークをチェックしていたら「CD売上回復!」というストーリーを作りたいレコード会社たちという注目記事を見つけた。ブックマークコメント一覧を見る限り、概ね好意的に受け入れられている様子。しかし私は非常に悪質な恣意的誘導が含まれている記事だと感じた。 この記事を分析すると2つのパートがあることが分かる。前半は日本レコード協会が新聞やテレビなどのメディア向けに発表した「音楽CDの売り上げが配信のおかげで伸びている」という記事に対する異議。後半がレコード会社、日本レコード協会を中心とする音楽業界に対しての半ば感情的な文句、という構成になっている。前半部については概ね私も納得できるのだが、いくつか気になった点があるのでそこは指摘しておきたい。
目の前に見える東京タワーに向かって 二人で歩いているときのこと。 「あの東京タワーは何メートルの高さだと思う?」 と彼に聞かれました。 そんなこと急に言われても よくわからないから適当に答えた研究員A。 そしたら「それは論理的に間違ってる」との答えが。 ろ、論理的に間違ってるって‥‥。 すると彼は ある地点(A)からある地点(B)までに歩く間に 歩数を数えてそのAB間の距離を概算し さらにそのA地点・B地点から見上げた 東京タワーの角度の値から 東京タワーの高さを計算して出してくれたのでした。 【蛇足かもしれない解説】 A地点から東京タワーを見上げた角度が 30度だとすると、 30, 60 ,90度の直角三角形から (東京タワーの高さ):(A-東京タワー間)=1:√3 になるわけです。 B地点から東京タワーを見上げた角度が 45度だとすると 45, 45, 90度の直角三角形から (東京タ
有閑マダムさん の萌え男への書評を読んで、、、コメントを書こうと思ったのですが、思わず長くなったので、記事で上げさせていただき ます。(あのダメならばマダムさんの部分は削除しますので、いってください)。 http://ameblo.jp/dvdrentallife/entry-10011155368.html#cbox この話は、「誰が?」によって、スゴイ変わるので、興味深い意見でした(笑) 失礼な言い方ですが、あまりに ちゃんとした大人の女性の意見からは、こうなるぞ!という見本 であった、と思ったことと、 この「萌える男」系統の意見には、実は僕は、ある大前提が隠されている、と思っているのです。 たぶん、そのことが、ちゃんと伝わって いない、と思うのです。 彼の議論の進め方は。 それは、 コミュニケーションによって実りがもたらされることはない、 という世界観・前提 です。 もう少し、細かく
「物語三昧」の本田透「萌える男」にかんする記事を読んでいろいろと考える。 本田透にかんしてはいつかまとまった量の記事を書こうと思っているんだけれど、こういう理路整然とした記事を読むと、なおさらその必要性を感じます。ぼくは本田さんの論理展開にまったく賛同しないけれども、しかしかれの思想には無視できないものを感じているのです。 本田さんの論理展開は、はっきりいって、でたらめです。宮沢賢治は「妹萌え」で詩を書いたとか、オタクは恋愛ニートだとか、荒唐無稽としかいいようがない。 だから、その気になれば、かれの理論の間違いを箇条書きにして何十行もならべたてることもできるでしょう。しかし、いくらそうして 本当の意味で本田透を論破したことにはならないと思うんですね。 なぜなら、本田さんの思想の本質は、そのような枝葉末葉の部分(というにはあまりにも重要だけれど)にあるのではないから。 本田さんの思想の根底に
私は、「最初からだめだとあきらめちゃだめだ」「やってみないと、言ってみないとわからないじゃないか」「逃げちゃだめだ」「めんどくさがってちゃだめだ」というような類の説教をこれまで散々受けてきた、非コミュ非モテである。ところで、話し合いを犯罪にし、まさにコミュニケーションを否定する非コミュ法ともいえる、共謀罪。この共謀罪に反対するデモに、「デモなんて…」と言っている若者や、「最近の若者はデモもしない」と嘆いている老人たちの、ごくごく一部が、実際にデモに参加すれば、東京だけでも軽く万単位のデモが組織され、状況は変わるだろう。 まったく、デモなんかやっても意味ない、と、やる前から最初からあきらめている、とんだ非コミュ国民どもだ。めんどくさい、と言いながら、巨人戦の視聴率が落ちているこの野球斜陽時代でも、野球場にわざわざ足を運ぶ人々は毎晩何万人といるというのに(岸信介じゃないけど)。 こんなときこそ
インテルが開催した技術展示会「インテル・デベロッパー・フォーラム Japan 2006」(IDF Japan 2006)の2日目の技術講演,記者は講演内容とは別のことに心を奪われた。次世代CPUのアーキテクチャ・デザイン「Core」について講演した米IntelのBenson Inkley氏は,記者が知る限りプレゼンテーションが最も上手いビジネスパーソンの1人であるということに。 実は,これまで記者が世界中で最もプレゼンが上手いビジネスパーソンだと確信していたのは,昨年のIDF Japan 2005で基調講演を担当したAbhi Y.Talwalkar氏 である。当時は米Intel副社長兼デジタル・エンタープライズ事業本部長という肩書を持ち,現在は米LSI Logic社長兼CEO(最高経営責任者)の職に就いている。昨年のIDF Japan 2005でTalwalkar氏の講演を目の当たりにした
月曜日にセミナーで研究計画を発表する大学院生と、メールで相談をしている。研究テーマは、哺乳類の糞場の機能。アナグマやタヌキなど、哺乳類には複数の個体が同じ場所で糞をする習性を持つものがいる。この習性にいったいどのような適応的意味があるのかを探ろうという研究だ。ちょっとクサイテーマだが、未解決の問題であることは確かである。糞場研究の大家になれば、あちこちでウンチクを傾けられるかもしれない。 今朝届いた研究計画案で、タイトルが変更されていた。昨日までの文書で、「ウンコサイト」と書かれていたところが、「排糞サイト」と修正されている。「ウンコサイト」はかわいらしくて良いと思っていたが、さすがに論文でこう書けば、「学術的でない」と言われるだろう。セミナー前に、研究室の先輩から「教育的指導」が入ったようだ。 ちなみに、「ウンコサイト」、いや「排糞サイト」(defecation site)とは、「シング
最後はこちら。 はてな 私はリンク先のテキストの見解を、否定せざるを得ない。DQNに身体を許す女性達をもって、「彼女達は男を選んでいない」と考えるのは、今少し軽率ではないだろうか。男性を評価する尺度なり基準なりが女性達に無いとすれば、もうちょっと(能動性が欠如した)オタク達も選ばれて良いだろうし、『電車男』がシンデレラストーリーとして消費される可能性も生まれなかった筈だ。また、DQNに若くて思慮の無い女性が群がる構造も謎のままになってしまう。私は、女性達は評価尺度こそ様々ではあっても、男性達を何らかの形で選別していると考える。 恋愛は男のコミュニケーション能力のテストではないし、女は審査員なんかではない、ということは、「だめんず・うぉーかー」読んだらよく分かる。そういうセンサーが全然働いてない女だって結構いるってこと。 その辺のオタクなんて目じゃないくらいに自分の都合しか見えてない、空気読
仕事と育児の合間、睡眠時間を削って久々にRPGをやりました。 クリア後残るイベントの全攻略には至っていませんが、レベル80を超えて放置気味になってきたのでそろそろFF12について気付いた点を書こうと思います。 一番気になった点は、町や集落の人々の描写です。FFの町で会話する人々といえば、皆が呑気で、ほがらかで、ぽわわんとした平和的な性格で、和める台詞を言ってくれる愛すべき市井というイメージでした。 が、今回のFF12では社会的敗者・弱者が嫌というほど克明に描かれています。これはいままでのFFと決定的に違うと感じる点です。 ダウンタウンに追いやられた敗戦国の民のぼやき、難民の諦め、戦争や暴力に鞭打たれた人々の絶望、競争社会から脱落した敗者たち、もの言わぬ路上の零落者ら。世界全体がお疲れ気味です。 「俺のパパは大企業の社長なんだぞ!」 「元社長だろ。そんな人いっぱいいるよ」 特にこの会話には個
そういえばこないだ送られてきたのにすっかり告知するのを忘れてましたが、今出ている『ゲームラボ』5月号に俺のインタビューが載っております。渡辺浩弐さんとジャンクハンター吉田さんが共同でやっている『三十才のハローワーク』という連載です。渡辺さんによれば、 「ヒキコモリのまま、お金を稼いで生活することができるか?」 という全国200万(推定)のヒキコモリとヒキコモリ予備軍には切実なテーマの連載だそうです。取材受けたのは昨年暮れだったんで、うっかり忘れてました。すいません。 まー俺自身、専門学校中退してから一度も就職しないで今に至るので、ヒキコモリの気持ちもなんとなく分かるようなところがあります。こないだ数年ぶりに朝の8時に電車に乗ったら、満員電車で、これが毎朝続いたら俺は耐えられないな、と改めて思いました。サラリーマンやってたら、一週間で発狂した可能性があります。本当に、満員電車で通うサラリーマ
diary/2006/04/20050420_1209.htm : 指定のエントリは存在しません。 似たエントリを発見しました。こちらに移動した可能性があります。 > 「科学的な事実」に弱い
こちらは独自ドメインからレンタルサーバー、フレッツ接続専用会員までトータルサポートのプロバイダー、BiG-NETです。 いつも弊社ユーザーのページにアクセスをして頂きましてありがとうございます。 http://www14.big.or.jp/~onmars/index.cgi?date=2006.04.21&pass= 404 Not Found (ファイルが見つかりません) 申し訳ございませんが、お客様がアクセス要求されました上記ページは、現在アクセスが出来ません。 弊社では、なぜアクセスできないのかと言う第三者からのお問い合わせにはお答えすることが出来ません。 もしこのページの関係者をご存知でしたら、連絡を取ってみることをお薦め致します。 何卒ご容赦下さい。
絵の超初心者ド下手くそ人間が、20日間絵を描いて感じたこと わたしは、「文の人」だ。絵を描くのは大の苦手。 そんなわたしが、ひょんなことから絵を描き始めた。 そうしたらおもしろくなって約20日間、なにがしかを描きつづけている。 未知の領域での挑戦は、発見が多い。 また、ここまで絵を描けない人間の挑戦は、あまりネッ…
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