(CNN) 中東レバノンで18日に起きたトランシーバーの爆発事件で、爆発したのは日本企業のアイコムが製造した「IC―V82」というモデルだったとレバノン通信省が明らかにした。IC—V82の生産は既に終了している。 レバノン通信省によると、IC―V82は公認の代理店から供給されたものではなかったといい、正式なライセンスはなく、治安機関の審査も受けていなかった。 CNNはアイコムにコメントを求めたが返答はなかった。同社の公式サイトによると、IC―V82の生産は終了しており、現在出回っているのはほぼ全てが偽造品だとしている。 爆発した機器として18日にSNSに出回った写真をCNNの専門家が検証した結果、IC―V82と一致する標章が付いていることが分かった。