1月6日終電後から9日初電にかけて行われた「山手線外回り線路切換工事」を経て、JR山手線・渋谷駅の内・外回りの2つのホームを同一化した「島式」新ホームの供用が9日の初電から始まった。 82年の歴史を持つ「山手線外回りホーム」廃止 乗り換えの利便性向上や駅構内の混雑緩和、バリアフリーなどを目的とする同駅の改良工事は2015(平成27)年9月に着工。全5段階で計画する同工事は、2018(平成30)年5月、2020年5月の2回の工事で、埼京線・湘南新宿ラインのホームを移設し山手線ホームと並列化。2021年10月の3段階目の工事で、内回り山手線を東側に横移動しホームを拡幅。さらに4段階目となる今回は、山手線外回りを西側に約2.3メートル横移動し、内・外回りの2つのホームを1つの同一ホーム(島式)にする切り替え工事が行われた。ホームの幅員は最大16メートルに拡大し、乗降時の利便性と走行時の安全性が高