運送会社の経営者には、車好きが多い。中には、「いい車に乗るために仕事をしている」と話す社長もいるほどだ。そのため、高級外車や、国産でも高級車に乗る社長は多い。それが日々のパワーの源ともなり、また、経営者としてのステータスともいえるのだろうが、ただ、こうした高級車を手にすることに少なからず、ためらいを抱えているケースもあるようだ。 「車は大好きで、将来は高級外車に乗りたいと思っている」と話す福岡県内の事業者。しかし、「従業員や取引先の手前、購入することに多少の戸惑いもある」と本音を打ち明ける。 「社長になれば、あんないい車に乗れる。だからおれも頑張ろうと思ってくれると嬉しい」というが、「みんながみんな、そうは思わない。多くはその逆で、あんないい車に乗れる余裕があるなら、従業員に還元しろとなる」とし、「それが根っこにあるため、どうしても購入には及び腰になってしまう」と指摘する。 そのため、同社
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