学校給食費の無償化を巡り、那覇市は開会中の市議会6月定例会で、無償化のデメリットとして「給食に対して感謝が薄れる可能性がある」と説明した。 12日に前田千尋議員が無償化のメリット、デメリットについて質問。市教育委員会学校教育部の比嘉真一郎部長が、デメリットの一つとして述べた。
【与那国】陸上自衛隊与那国駐屯地に掲示された「撮影禁止」などの看板。専門家は「法的根拠がなく、市民の自由を奪おうとするもので不適切だ。戦前や米軍統治下をほうふつとさせる」と批判する。島民から「根拠なく『禁止』を迫るとは何様のつもりか」と憤りの声も上がった。(八重山支局・矢野悠希)
普天間飛行場での外来機離着陸回数が最多になったことを伝える沖縄タイムス2022年5月4日付紙面(右)。在日米国大使館のウェブサイトに掲載されていた翻訳記事(左)。写真も無断で載せている
国内の鉄軌道整備の歴史や、市街地開発の手法などを解説する東京工業大学名誉教授の中井検裕氏=17日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター
日本兵「女、子供は足手まとい 早く死んでくれ」 戦禍のパラオ諸島 息子も知らなかった母の体験「最高のごちそうはヘビ・トカゲ・カタツムリ」
全3回連載 上)最悪の結果を招いた「上の指示」 中)SNSにデマ、県警の否定「遅かった」 下)ネット上に表出した差別意識 1月27日未明。沖縄市宮里の路上で、沖縄署に所属していた男性巡査(30)は職務質問のため、バイクを停止させようと伸ばした警棒を右手に持ち、左手で運転手につかみかかった。 その結果、バイクを運転していた男子高校生(17)は右目を失明した。 なぜこうした事態を招いたのか。 「事件発生時、上からは警棒を伸ばした状態で警ら(巡回)に当たるよう指示があった」。当時の捜査関係者の一人はこう明かす。 事件発生の前日、暴走バイクに乗っていた若者らが警戒中のパトカーにのぼりをぶつける事案があった。 通常は警棒を伸ばした状態で巡回はしないというが、「暴走族警戒のために署はかなりピリピリしていた」と振り返る。 事件発生時、男性巡査はバイクが集団で暴走しているとの通報を受け、伸縮式の警棒を伸ば
沖縄県沖縄市の路上でバイクに乗った高校生が警察官に暴行され失明した事件で、被害者の高校生の代理人弁護士が10日、県庁記者クラブで会見を開きました。弁護士を通じて公表されたコメントの全文を公開します。
辺野古新基地建設に対する抗議行動をやゆしているインターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者のひろゆき(西村博之)氏が、自らのユーチューブ配信で「沖縄の人って文法通りしゃべれない」「きれいな日本語にならない人の方が多い」などとヘイトスピーチをしていたことが分かった。沖縄キリスト教学院大学の新垣誠教授(国際人権論)は「非常に危険だ。日本軍は『標準語』ではない沖縄の言葉を話す住民を虐殺した」と批判した。(編集委員・阿部岳) ひろゆき氏が7日、自身のユーチューブ配信で視聴者の質問に答えた。このほか、「もともと普天間の基地があった。周りに住宅を造っちゃった」「もともと何にもなかった」と事実に反する発言をした。 米軍普天間飛行場の区域は戦前、役場などがある宜野湾村(当時)の中心部だった。11日、ツイッターのユーザーに事実を提示され、ひろゆき氏は「たしかに言い過ぎですね。失礼しました」としつつ、なおも19
予算削減でクーラーの稼働条件が厳しくなり、暑さが原因で意識を失って倒れる生徒もいる-。ある県立高校で生徒会長を務めた男子生徒が今月中旬、自身のSNSで悲痛な思いを発信し、県内の同世代に学校の空調環境に関するアンケートを呼びかけた。一体どういうことなのか。高校生のSOSを受け止め、背景を取材した。(社会部・松田駿太) アンケートには県内高校生から961件の回答(28日現在)があり、「体育の後は熱中症になりかけて体調が悪くなる」「汗で下着が透けて非常に不愉快」など、切実な思いが寄せられている。 県教育委員会が2016年に県立学校へ通知したクーラーの稼働方針は(1)室温27度以下では原則運転しない(2)光熱水費の予算が超過しないよう教職員・生徒一体となって節減すること-と定める。 以降、内容は変更されておらず、稼働条件が直接厳しくなったわけではない。 アンケートを企画した男子高校生は「教室にはマ
沖縄県内で新型コロナウイルスの感染者が急増し、保健所の業務が逼迫(ひっぱく)している。管内の感染者が最も多い中部保健所(沖縄市)では、1日の新規感染者数が300人を超える日が続出。本人への連絡が感染確認から6日も経過するケースもあり、その濃厚接触者の調査も遅れている。感染防止の要を担う保健所が今、窮地に追い込まれている。(社会部・山中由睦) 「勤務先にはもう連絡しましたか」「濃厚接触者に該当する方はいますか」-。保健所の3階で、二つの会議室をつなぎ合わせた臨時の作業部屋。保健所の職員らが新たな感染者へ次々と電話をかけていく。 部屋の中には20個以上の長机がずらっと並び、多くに固定電話が置かれている。壁に貼られた紙には「目標1日400件」。毎日400人の感染者に電話をかけ、体調を聞き取って注意事項を伝え、濃厚接触者を把握するのが今の目標となっている。 電話は朝から夜まで続く。職員らは聞き取っ
在宅医療において、訪問看護はとても大きな役割があります。病を抱えて医療機関への通院が困難な患者さんが自宅や高齢者施設等で療養をする際、在宅医は通常1カ月に1〜2回の定期的な訪問診療と、体調が悪くなったときなどに電話で依頼を受けて往診を行います。そして診察や検査、内服薬や注射の処方を行います。しかし、実際に患者さんのお体のケア、注射等の実施は看護師が行います。多くは訪問看護師さんに依頼をすることになります。 医療保険の適用となる訪問看護は、記事にあるように一部の精神疾患、難病やがんの終末期の方等が対象となります。また、病気の急性増悪として短期間(2週間以内)医師の指示のもとで医療保険の訪問看護を受けることもできる制度があります。 記事の中で、医療費の元データとなっているものはこちらです( https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken03
玉城デニー知事は4日、記者会見を開き、国が新型コロナウイルスの緊急事態宣言地域に優先配分する意向の英アストラゼネカ製ワクチンについて「ニーズがない」として国の打診を断ったと明らかにした。 知事によると、河野太郎行政改革担当相からアストラ製ワクチンの優先配分を希望するか、問い合わせがあったという。 ▶アストラ製、希望3%足らず 緊急事態地域 ▶アストラ製 沖縄に100回分 県「希望した数量」 ▶県のワクチン計画と市町村の接種率【一覧表】 希望しなかった理由について、知事は(1)アストラ製は接種の間隔が8週間で、3~4週間のファイザー製やモデルナ製よりも接種完了が遅くなる可能性がある(2)対象が原則40歳以上のため、接種会場での運用が複雑になる恐れがある(3)職域接種を希望する県内企業からアストラ製の希望がない-を挙げた。 アストラ製は...
米軍が、普天間飛行場の貯水槽にある有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)を含む汚水を、国の暫定指針値内まで薄めて処理し、周辺の川に放出したいと日本側に伝えていることが7日、分かった。防衛省は放出を認めない方針。 政府関係者によると、汚水に含まれるPFOSの濃度は、環境省が定める暫定指針値1リットル当たり50ナノグラムを超えているが、具体的な濃度や量は不明という。 なぜこの汚水が生じたかは不明。防衛省の担当者は取材に「汚水は米側で適切に保管しており、処分方法を米側が検討している」とした上で、川に流すとの正式な申し入れは今のところないと説明。あれば放出しないよう米軍に求める考えだ。 これまでのところ県や宜野湾市に米側からの連絡はない。県は、沖縄防衛局に事実関係を確認している。 県幹部は「これだけPFOS汚染が問題になっている中で、事実だとしたらあり得ない」と米軍の対応に強い不快感を示した。 普天
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く