ヨーロッパやアメリカでは塩分を控える事に熱心みたい。確かに、塩分を減らす事で死亡率が改善される事がいろいろな研究で示唆されているから当然なのかも。 塩分と謂えば、日本人はしょっぱいモノを昔から食べてきた影響からか、未だに1日平均摂取量が10gを超えていて、少なくとも優秀とは言い難いでしょう。 でもまぁ、冷蔵庫が普及してからというもの、必要に迫られて行う塩蔵食品から解放され、戦後まもなくの頃は1日25g以上摂取するヒトが珍しくなかった東北地方の方でも、1%いるか居ないかの水準になり、大きく改善されてきたとは謂える。 しかし、冷蔵庫が普及し、流通網が整備されて以降は食塩摂取量の改善傾向は鈍化しているようなのだ。 どらねこの手元にある、国民栄養調査及び国民健康栄養調査の結果を参考に食塩摂取量の変化を表として纏めてみた。 この表を見る限りでは、1975年に平均13.5gであった食塩摂取量は、200
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