ブックマーク / globe.asahi.com (10)

  • 「LGBT理解増進法案」三つの迷走ぶり その違いは?当事者「現状より悪くなる」:朝日新聞GLOBE+

    LGBT関連団体の代表者らと面会する岸田文雄首相(右)=2023年2月17日、首相官邸、上田幸一撮影 「外圧」で進むも党内保守派の反発で先送り 自民を含む超党派の「LGBTに関する課題を考える議員連盟」が法案をまとめたのは2016年にまでさかのぼる。 海外同性婚の法制化の動きが次々と起きたことや、2015年に東京都の渋谷、世田谷区で初めてパートナーシップ宣誓制度が導入されるなどの流れを受けたものだ。 しかしこの法案はその後5年「棚上げ」されていた。東京オリンピック・パラリンピックを前にした2021年、法案提出の機運が高まった。五輪憲章が、性的指向を含むいかなる理由の差別も受けない権利と自由をうたっているためだ。さらにこの年の3月、札幌地裁で同性愛者らに対して、「同性婚を認めないのは差別にあたる」とする初の判決が出たことも後押しとなった。 LGBT理解増進法案(原案)の要旨(朝日新聞から)

    「LGBT理解増進法案」三つの迷走ぶり その違いは?当事者「現状より悪くなる」:朝日新聞GLOBE+
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    Tetrapost 2023/06/13
    『また同案では啓発の取り組みとして原案にあった「民間の団体等の自発的な活動の促進」を削除したのは、「支援団体が利権団体であるかのような発想ではないか」と批判する』
  • ワールドカップ(W杯)カタール大会、人権問題で揺れる…Rスチュワート開幕式辞退も:朝日新聞GLOBE+

    決勝が行われるルサイル競技場。商業ビルやホテルなどが新たに建てられ、ルサイルの街全体がワールドカップのために開発されている=2022年11月13日午前、ルサイル、伊藤進之介撮影 開会式を巡り、ロック界の大御所で、人も大のサッカーファンとしても知られるロッド・スチュワートは、100万ドル(約1億4,000万円)以上でオファーがあったことを明かした。そのうえで、「断ったよ。行くのは正しくない」とインタビューで答えた。 また、SNSで「参加するのではないか」という噂をあえて否定したのは、イギリスの歌手、デュア・リパだ。 「現在、カタールで開催されるワールドカップの開会式で私がパフォーマンスをするのではないかという憶測が飛び交っています。私は出演しませんし、出演交渉に参加したこともありません」「私は遠くからイングランドを応援し、カタールワールドカップの開催権を獲得したときに行った人権に関する公

    ワールドカップ(W杯)カタール大会、人権問題で揺れる…Rスチュワート開幕式辞退も:朝日新聞GLOBE+
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    Tetrapost 2022/11/20
    移民労働者が10年間で6500人死亡、ドーハでは立ち退きを迫る。性的マイノリティに対する迫害。欧州では人権問題からPVを実施しない都市が相次ぐ。
  • 【小泉悠】「いいところなし」の少年に、「細部から全体像を描く」を教えてくれた人:朝日新聞GLOBE+

    手元に置いた携帯電話がひっきりなしに鳴っている。ほとんどが取材依頼だという。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻後、時の人になった。 引っ張りだこになるのには訳がある。相手に目線を合わせつつ、複雑な事象をわかりやすく説明する力。ロシアにもウクライナにもくみせず、膨大な軍事情報をつないで全体像を描き出す分析力。 「彼は言葉の力で一種の社会現象を起こしている」。そう話すのは、2019年、小泉さんを東大先端科学技術研究センター(先端研)に誘った先端研教授の池内恵さんだ。 「彼が話すと議論が整理されていくんです。いろんな人が投げた球を一つずつ拾い、それに答えつつまとめるという、非常に高度なことをやっている」。だが、人気の理由は、明晰さだけではなさそうだ。ときおり垣間見せるユーモアや、硬軟とりまぜた引き出しの多さ。自ら「軍事オタク」ぶりを見せて、楽しんでいるふしもある。 東京大学先端科学技術研究セ

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    Tetrapost 2022/08/18
  • カルトの危険性を学校が指導、「宗教の自由」と見なさないドイツ 旧統一教会問題:朝日新聞GLOBE+

    7月8日に安倍晋三元首相を銃撃した容疑者が、犯行の動機として「母親が旧統一教会に多額の献金をしたことで家庭が崩壊した。安倍元首相が統一教会に近い人間だと思い襲撃した」と話したことから、日では最近、新興宗教にスポットが当たり様々なメディアで報道されています。 政治や宗教の話は「あいさつ代わり」のドイツでは日常生活の中で人とかかわる際に信仰について話すことはあまりありません。 筆者はそれが特に問題だとは考えていませんが、その一方で、日人から「海外では政治と宗教の話はタブーなんでしょう?」と聞かれると戸惑います。なぜなら筆者が出身のドイツについて、それは当てはまらないからです。 たとえば近所の人と雑談をする時、天気や家族の話をすることは普通ですし、話が政治家の悪口に及んだりするのも「よくあること」です。 宗教の話も特にタブーではありません。 「自分はどの宗教を信仰している」と直球で言わ

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    Tetrapost 2022/07/30
    ドイツはサイエントロジーを「洗脳、暴言、盗聴、理不尽な資金集めなどの理由から反憲法的な宗派に分類」し、当局の監視下に置いている……これなら統一教会も該当するけど、なぜか日本はそうしていない。
  • ナチスも目をつけた「土の皇帝」、ウクライナのチェルノーゼムが直面する危機:朝日新聞GLOBE+

    ウクライナは、土壌の6割がその黒い土だ。第2次大戦中、侵攻してきたナチスが土を貨車で運び出そうとしたという逸話が残るほどで、土の肥沃さは折り紙つきだ。 首都キエフから特急で5時間かけてたどりついたのは、東部の古都ハリコフ。そこからさらに車で1時間ほど走ると、寒風が吹きつける丘の上の畑に、真っ黒な土が広がっていた。ハリコフにある国立科学センター土壌科学・農芸化学研究所の試験畑だ。 畑の隅にはまだ雪が残っていた。一歩足を踏み入れると、雪解け水を吸った真っ黒な土が底にねっとりと絡みつく。想像していたよりも、はるかに重い。 「典型的なチェルノーゼムです。黒い土の層は1メートルほどあるでしょう」。同研究所のヴァディム・ソロヴェイさん(55)が教えてくれた。 土が黒いのは、枯れ草などの有機物を微生物が分解したあとに残る「腐植」という物質が多いからだ。腐植は養分を蓄える力を持っていて、土を豊かにする。

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    Tetrapost 2022/05/16
  • 世界で進むSNS規制 いま何が起きているのか、専門家に聞いた:朝日新聞GLOBE+

    達也(やまもと・たつや) 2006年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。シリア・アレッポ大学学術交流日センター主幹・客員研究員、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、名古屋商科大学准教授、清泉女子大学准教授を経て現職。著書に『革命と騒乱のエジプト:ソーシャルメディアとピーク・オイルの政治学』(慶應義塾大学出版会)、『アラブ諸国の情報統制:インターネット・コントロールの政治学』(同)など。 ――フェイスブックなどのSNSが一般に普及して10年ほどになります。世界各地でいま、SNSを含むネット空間に対する政府のコントロールが目立ちますが、過渡期なのでしょうか。 2008年ごろからツイッター、フェイスブック、ユーチューブなどのソーシャルメディアが世界的に普及し、非民主主義国の一部では政府と国民との力関係が逆転する現象が起きました。フェイスブックがア

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    Tetrapost 2021/07/01
  • なぜ若者の政権支持率は高いのか 学生との対話で見えた、独特の政治感覚:朝日新聞GLOBE+

    東京都知事選を翌日に控えた7月4日、土曜日の昼下がり。私は、ある学生団体が主催するオンライン討論イベントに招かれた。テーマは民主主義。日政府のコロナ対応はうまくいったと思う?  明日の都知事選、どんな視点で投票するんですか?  全国各地から参加してくれた若者たちと意見を交わすうち、都内の大学に通う4年生の男子学生(23)の発言に、メモを取る手がとまった。 「ぼくは選挙に行くとき、候補者の主張を調べはします。でも、どうしても距離を感じてしまうので、多数派から支持を得ている人に投票するようにしています」――。 え、どういうこと?  理由はこうだった。 子育て、年金、医療、働き方……各候補が様々な政策を主張するけれど、どれも「自分ごと」に感じられない。でも、選挙に行かなきゃ大人じゃない。国民の義務を果たしていないと言われたくない。そんなあやふやな考えの自分の1票が変な影響を与えないよう、せめて

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    Tetrapost 2020/10/01
  • インドのカースト最下層、ヒンドゥー教捨てて仏教へ 日本から来た僧が後押し:朝日新聞GLOBE+

    ■「新しい人生が始まった」 「私はすべての人間が平等であると信じます。今日、新たな人生を手に入れたと信じます」 昨年10月下旬、刺すような日光を遮る天幕の下で、数百人が手を合わせ、僧に続いて唱和した。改宗の儀式だ。終わると、仏教徒になった証明書を受け取る。「インドのへそ」とも呼ばれ、国土の中心に位置するナーグプル。毎年9~10月の数日間、改宗をする人やそれを祝福する仏教徒ら数十万人が集まる。 約900キロを鉄道でやってきた大学生ラワン・パル(23)は、「不可触民(ダリト)」と呼ばれてきた、カーストで最底辺層の出身。両親の希望で、改宗式にやってきた。「家を借りるのが難しく、ヒンドゥー教寺院に入ることも許されない。学校では教師から避けられ、警察からも嫌がらせ。犬のような扱いだった」 2007年に改宗して以来、毎年この地に来るナラヤン・アムテ(69)は「犬の方がまだいい」とさえ言う。「犬は村の井

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    Tetrapost 2020/09/13
  • ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+

    2020年が始まって3日しか経っていないが、いきなり今年最大級のニュースが飛び込んできた。トランプ大統領の命令の下、バグダッド空港近くにいたイランの革命防衛隊クッズ部隊(Quds Force:コッズ部隊、クドス部隊、ゴドス部隊などとも表記する)司令官のソレイマニと、イラクの親イランシーア派民兵組織であるカタイブ・ヒズボラの指導者であり、イラクのシーア派民兵の連合体である人民動員隊(PMU)の副司令官であるムハンディスが殺害された。バグダッド空港には米軍の施設もあり、カタイブ・ヒズボラがミサイル攻撃を仕掛けている中で、ドローンによる攻撃でソレイマニとムハンディスが殺された。イランウォッチャーはもちろんのこと、欧米の国際政治の専門家たちは一斉にこのニュースに反応し、今後の中東情勢の見通しが立たなくなり、イランとアメリカの対立が急速にエスカレートしていくことの不安に包まれた状態にある。 現時点で

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    Tetrapost 2020/01/04
  • 「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+

    ■圧力もうまく使うなら 日のある大学に通う3年生の学生は、ブラジルの軍事政権期について学ぶうちに、軍事政権にも見習うべき点があると考えるようになったという。「軍事政権というと、軍部が市民に圧力をかけるイメージだったけど、ブラジルの場合は逆に、それによって平和と安全がもたらされたといわれています。圧力もうまく使えば、治安の安定につなげられるのではないかと考えました」 ブラジルでは軍事クーデターが起きた1964年以降、軍部が政治の中枢を握った。しかし、70年代前半までに「ブラジルの奇跡」と呼ばれる高度経済成長を実現。軍部が反対勢力を抑え込んで資源開発など重要な国家主導型プログラムを推進し、治安を安定させたことで海外企業の進出や融資を呼び込めたとされる。軍部が民間からテクノクラート(高度な専門知識と政策能力を持つ技術官僚)を重用したことも大きいといわれる。 【もっと知りたい】 「独裁」という新

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    Tetrapost 2018/12/13
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