社会的に重要な分野での利用が進み、最近ではOSS(オープンソースソフトウェア)であっても、従来以上に確かな信頼性やセキュリティが必要になってきました。 こうした社会状況に対応するためには、開発段階でOSSを効率よく評価できるしくみが不可欠です。一方で利用者からは、もっと手軽にOSSを試用したいという要望が増えてきました。 そこで、OSS開発者、利用者双方にとって役立つよう「OSSオープン・ラボ」という実証的な評価環境を整備しました。OSSオープン・ラボは、各種ソフトウェアの試用環境を備えたソフトウェアショーケースと、開発支援ツールを備えたツールライブラリから構成されます。 OSSオープン・ラボは、インターネットを通じて遠隔地からでも利用者の要求に合わせて充実した評価環境を利用できるほか、ラボに用意されたシステムを自由に組み合わせ、必要な評価を効率よくかつ安全に行えるようになっています。