35歳以下の「若者」層を中心に、中東では情報空間の変容や技術革新が起こりはじめ、中東の民主化運動は雪崩を打つようにアラブの政治世界を覆しつつある。 著者は、本稿前篇「中間層台頭の中東に共通 変化を見通す4つのポイント」で、中東各国の政治体制が直面する変化を観察するための切り口を示した。 後篇では、各国相互の影響関係に目を向け、大国・エジプトの民主化への移行プロセスと、サウジアラビアを中心とした湾岸協力会議(GCC諸国)が構築しつつある“征服王朝”モデルとを対比しながら分析。また、中東の変動の観察によって、日本がグローバルなパワーバランスの変化や言説空間の変容に対応するためのきっかけとなるはずと提言。 エジプトの民主化プロセスと地域大国としての再興 リビアでの内戦の状況や、シリアでの弾圧や国際的な制裁といった、「紛争」「混乱」に短期的には注目が集まってしまいがちだが、重要なのは中東政治の主軸
■市民の顔を持ち宗教の衣をまとった軍事クーデター 2013年7月3日『クドゥス・アラビー』 【アブドゥルバーリー・アトワーン】 アブドゥルファッターフ・スィースィー将軍は、自身がエジプトの実質的元首であることを証明した。同様に、軍部は唯一統率のとれた組織であり「全国民の意思に従い国益を保持する」というお題目で、いつでも投票箱の結果をひっくり返すことができると立証してみせた。 起こったのは、市民の顔を持ち、宗教の衣をまとい、民主主義を掲げる軍事クーデターである。ムルスィー大統領とムスリム同胞団を排除する決定がなされた過程にアズハルとコプト教会の長が同席していたのも、それで説明がつく。その決定は、大統領と同胞団を無明の闇、おそらく監獄へ、ムバーラク大統領とその一味の隣の房へ放逐するためになされた。 市民の顔を持つクーデターと評したのは、軍部が文人の最高憲法裁判所長官を暫定大統領に選び、半年後の
2012年03月21日23:42 カテゴリ[edit] サウジの本気度を感じる 3月20日14時23分に書いた 1985年12月のサウジアラビアの増産宣言 その後の原油価格の急落 当時をふと思い出した。 あの時もサウジを馬鹿にしていた。 イラン、イラク、その他高騰価格維持派の意見を世界は支持していた。私もそうだった。 サウジが主張する$100から乖離が大きくないのに何故?と気になってしまった。今後も注意してニュースを観察したい http://www.ft.com/intl/cms/s/0/49ec22cc-71ea-11e1-8497-00144feab49a.html#axzz1pdASVyMS 3月20日21時51分にfacebookに書いた サウジのコメント(https://www.facebook.com/photo.php?fbid=296311500442384&set=a.1
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