2022年7月22日のブックマーク (2件)

  • 地雷を回避してうまく意見を言う技術

    コンサルタントの仕事の中でも、最も難しい仕事の一つが、「自分の(主観的な)意見を述べる」仕事だった。 というのも、クライアントはしばしば意見を求めてくるのだが、言い方が下手だと、相手を怒らせてしまったり、想定していないトラブルを引き起こすことがあるからだ。 特に、お偉方の琴線に触れるネタ、「人事」や「経営方針」「ビジョン」といった話題は、要注意だった。 例えば、ある会社で、役員について尋ねられたことがある。 中小企業では、経営者と仲良くなってくると、しばしば、「あの役員、どう思う?」と言った話題を振られるのだ。 ところが、対象となっている役員が、社内で評判が悪い人物だった。 数字上の成果を出せておらず、どう見ても力不足は明らかだった。 だが、彼はただ一つ、得意なことがあった。 経営者と仲が良かったのだ。 だから、その経営者は、彼をいつもかばっているように見えた。 例えば「あの人の部門はあま

    地雷を回避してうまく意見を言う技術
  • 日本人のコミュ力の低さは「国民性」ではない。「こどもかいぎ」で気づいたこと(此花 わか)

    「うまく自分の考えを言葉にできない」「そういうつもりで言ったんじゃないのに……」とコミュニケーションに悩んだことがある人は少なくないのではないだろうか。出産にまつわる4組の夫婦を描いたドキュメンタリーシリーズ『うまれる』で知られる映画監督の豪田トモ氏も長年、人との“対話”が苦手だったという。 とりわけ、現在小学校6年生になる娘さんとはここ数年、まともに話す機会を持てなかった。ところが、7月22日に公開される新作『こどもかいぎ』を作り終えてから、対話ができるようになったという。一部の保育園で行われている、子どもたちが輪になって自由に話し合う「こどもかいぎ」から、監督が学んだこととは――。 日人のコミュ力の低さは国民性ではない ――作を作るきっかけは何だったのですか? 豪田監督:映画『こどもかいぎ』制作のきっかけの一つは、僕自身がカナダ、スウェーデン、そしてフィンランドの3カ国で「こどもか

    日本人のコミュ力の低さは「国民性」ではない。「こどもかいぎ」で気づいたこと(此花 わか)