ブックマーク / gendai.media (44)

  • じつは「老衰死」は悲惨…医師たちが「死ぬなら、がん」と口を揃えて言う「意外なワケ」(久坂部 羊)

    だれしも死ぬときはあまり苦しまず、人生に満足を感じながら、安らかな心持ちで最期を迎えたいと思っているのではないでしょうか。 私は医師として、多くの患者さんの最期に接する中で、人工呼吸器や透析器で無理やり生かされ、チューブだらけになって、あちこちから出血しながら、悲惨な最期を迎えた人を、少なからず見ました。 望ましい最期を迎える人と、好ましくない亡くなり方をする人のちがいは、どこにあるのでしょう。 *記事は、久坂部羊『人はどう死ぬのか』(講談社現代新書)を抜粋、編集したものです。 <日 4月27日 今日だけ限定のセール実施中!> 記事の抜粋元『人はどう死ぬのか』(講談社現代新書)が、 今日限定でKindleで399円で購入できます! 購入はこちらから 人気の死因、一位はがん 死ぬのは仕方ないとして、ではどんな死に方がいいのか。 富士氏のように知らないうちに死ぬのがベストかもしれませんが

    じつは「老衰死」は悲惨…医師たちが「死ぬなら、がん」と口を揃えて言う「意外なワケ」(久坂部 羊)
  • 【独自】「コロナ8割おじさん」西浦博、悲痛の告白「あんまりだという思いはあります」《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz

    1月17日に緊急出版される広野博嗣『奔流 コロナ「専門家」は、なぜ消されたのか』(講談社)が発売前から話題になっている。当事者である西浦博氏自身が、自身のXで「自分で言ったこととはいえ、この国に関するエピローグの締めくくりを読んでつらい気持ちになってしまいました」と語っている。 政権と世論に翻弄されながら危機と闘ったコロナ感染症「専門家」たちの悲劇とは何だったか? 弩級ノンフィクションの一部を紹介しよう。 海外では惜しみない拍手が 2023年9月5日、私は京都駅の上にあるホテルの喫茶店で、京都大学大学院教授の西浦博に会った。尾身茂が新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長として最後に岸田文雄に面会してからちょうど1週間後のことだ。官邸からの去り際の朗らかな尾身の表情をどう見ていたのか。それを質問したかった。西浦は、こう答えた。 「あんまりだという思いはあります。キックアウトですよね」 なぜ

    【独自】「コロナ8割おじさん」西浦博、悲痛の告白「あんまりだという思いはあります」《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz
  • リスキリングを進めると失業が増える!?構造的賃上げの前には痛みが(磯山 友幸) @moneygendai

    インフレ、それでも賃金上昇は起きない 物価上昇が止まらない。2022年10月の消費者物価指数の上昇率(季節調整値)は生鮮品を除く総合で3.6%と、9月の3.0%増に続いて3%台の伸びになった。生鮮品とエネルギーを除いた指数でも上昇率は2.5%と2.0%を超え、日銀が長年、目標としてきた「2%の物価上昇」を主要な指数がすべて上回ってきた。 10月まで「物価上昇は一時的」と言い続けてきた日銀の黒田東彦総裁も、11月に入ると「かなりの上昇率」だという認識を示した。物価上昇にブレーキをかける定石は「利上げ」だが、日銀は大規模な金融緩和を継続する姿勢を崩しておらず、ブレーキをかける素振りを見せない。 物価上昇の主因はこれまで海外エネルギー価格の上昇だとされてきた。また、円安で輸入価格が上昇していることも、国内物価を押し上げている。政府・日銀が円安に対抗して円安ドル売りの為替介入を行い、目先の円安

    リスキリングを進めると失業が増える!?構造的賃上げの前には痛みが(磯山 友幸) @moneygendai
  • 狂牛病は18万頭で被害者200人弱…「ゼロリスク」騒動は無限に繰り返されるのか(佐々木 俊尚)

    新型コロナウイルスの感染拡大で、コロナという病気の正体がある程度わかってきた今もなお、中国では「ゼロコロナ対策」が取られている。先日も新型コロナ感染患者が増加した町ごと隔離すべく深夜にバスで移動させる中でバスが横転、死傷者47人を出す大惨事となった。「ゼロコロナという対策事態が現実的ではない」という意見が国内外でも出ている。 しかし「リスクをゼロにしたい」と考えるのは、決して中国だけのことではない。誰にとってもリスクは好ましくないが、「リスクがゼロ」という状態は成立しうるのだろうか。ジャーナリストの佐々木俊尚さんが3回にわたり日の「ゼロリスク信仰」について分析。その第1回は日中がパニックになった過去の事例をひもといていく。前編はゼロリスクという言葉が誕生した経緯や2000年前後に大騒ぎとなった狂牛病について振り返る。 「リスクがゼロ」でないと気がすまない 日社会に「ゼロリスク信仰」が

    狂牛病は18万頭で被害者200人弱…「ゼロリスク」騒動は無限に繰り返されるのか(佐々木 俊尚)
  • 日本人のコミュ力の低さは「国民性」ではない。「こどもかいぎ」で気づいたこと(此花 わか)

    「うまく自分の考えを言葉にできない」「そういうつもりで言ったんじゃないのに……」とコミュニケーションに悩んだことがある人は少なくないのではないだろうか。出産にまつわる4組の夫婦を描いたドキュメンタリーシリーズ『うまれる』で知られる映画監督の豪田トモ氏も長年、人との“対話”が苦手だったという。 とりわけ、現在小学校6年生になる娘さんとはここ数年、まともに話す機会を持てなかった。ところが、7月22日に公開される新作『こどもかいぎ』を作り終えてから、対話ができるようになったという。一部の保育園で行われている、子どもたちが輪になって自由に話し合う「こどもかいぎ」から、監督が学んだこととは――。 日人のコミュ力の低さは国民性ではない ――作を作るきっかけは何だったのですか? 豪田監督:映画『こどもかいぎ』制作のきっかけの一つは、僕自身がカナダ、スウェーデン、そしてフィンランドの3カ国で「こどもか

    日本人のコミュ力の低さは「国民性」ではない。「こどもかいぎ」で気づいたこと(此花 わか)
  • 中国人「謎の風習」に日本の団地が大混乱…!住んでみたらこんなにヒドかった(週刊現代) @gendai_biz

    前編<「乗っ取ってやるからな!」中国人に占拠される「日の団地」そのヤバい末路>で見てきたように、言葉が通じない中、自治会の規則を守らず、好き勝手にふるまう中国人に占拠された日の団地が増えている。 そんな中、治安の改善を試みる団地も少なくない。埼玉県川口市、総戸数2454戸の大型団地もその一つだ。 踊り場で立ち小便する人も 「正確な数字は把握できていませんが、住民の半数近くが中国の方だと思います。確かに10年前は『香港のスラム街・九龍城のようだ』と言われていましたが、ゴミ捨てに関する注意書きや入居のマナーを記した冊子を中国語表記で配ったことで、トラブルは減りつつあります」(自治会役員) 確かに各棟を回ってみると、頻繁にスタッフが清掃を行っており、表面上、汚れた場所はない。だが、敷地内にある半数以上が中国人オーナーの店となった商店街を訪れると、そこで雑貨店を営む60代の日人男性の住民が実

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  • それでも地球から戦争がなくならない理由(藤原 帰一)

    経済のグローバル化が進み、世界中のサプライチェーンがつながったことで、国家間の大規模な戦争が「不合理なものになった」と思われていたいま、なぜロシアは侵略を開始したのか。国際政治研究の第一人者の著書『「正しい戦争」は当にあるのか』の一部を、抜粋してお届けします。 3つの戦争論 藤原 戦争のとらえ方は、大きくまとめると三つぐらい、考えられるんです。 ひとつは悪いやつが戦争を起こすんだ、戦争を起こそうとするような政府は取り除かなければ、そうでないと平和は訪れないっていう考え方ですね。武器が悪いんじゃなくて、武器を使うやつが悪者だから、それがダメなんだ、っていう。悪いやつを倒す正義の戦争ってわけです。ナチの話っていうのはまさにそれで、ナチを取り除くから平和になるんだっていう理屈です。〈ミュンヘンの教訓〉(*1)という言葉があります。イギリスのチェンバレン首相はナチとミュンヘンで交渉するわけですが

    それでも地球から戦争がなくならない理由(藤原 帰一)
  • 衝撃の「ロシア敗北論」全文和訳…元駐ウクライナ中国大使は何を語ったのか(近藤 大介) @gendai_biz

    習近平政権が抹消した「幻の講演」 ロシアウクライナに侵攻して、まもなく3ヵ月を迎えるが、中国にもウクライナ兵士並みの勇気を持ち合わせた外交官がいるものだ。 高玉生(こう・ぎょくせい)元駐ウクライナ中国大使、74歳である。 まずは簡単に略歴を紹介する。高氏は、国共内戦中の1947年に、首都・北京を取り巻く河北省で生まれた。青年時代の文化大革命の混乱を経て、1975年から1979年まで、天津市で中学教師をやっていた。 1979年、31歳にして、北京大学経済学部の大学院に入る。1982年に中国国際問題研究所に入所。1984年にロシアンスクールの外交官となり、4年間、3等秘書官及び2等秘書官としてモスクワの中国大使館勤務。1992年から再び4年間、1等書記官及び参事官として、モスクワの中国大使館に勤務した。その後、2000年から3年間、駐トルクメニスタンの中国大使を務めた。 続いて、2005年1

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  • 習近平が進める「デジタル・チャイナ」政策の“凄すぎる実態”…実は日本よりも規制が緩いことも(飯田 一史) @moneygendai

    デジタル技術で効率化を図り、マンパワーも活用して新型コロナの抑え込みに成功した中国は2020年の実質経済成長率が2.2%と、主要国の中では唯一のプラス成長となった。 コロナ禍以降、中国と日は簡単に行き来できなくなり、現地の様子は日人に伝わりづらくなってしまったが、この間も中国経済は変化を遂げている。 その知られざる変貌を描いた『数字中国(デジタル・チャイナ) コロナ後の「新経済」』 (中公新書ラクレ)を著した北京在住歴20年の経済学者である西村友作・中国対外経済貿易大学国際経済研究院教授に中国経済がめざすものと日への示唆を訊いた。 基礎研究投資を増やし始めた中国 ――危機で成長エンジンに不具合が生じた際に「投資」に力を入れてきた中国は、新型コロナウイルス禍の経済対策として5G基地局、AI、ビッグデータ・センターなど新型インフラ建設を大きな柱としており、政府がいま国をあげて進めているの

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  • 真冬の「ヒートショック」を防ぐ、かんたん体操「全身ほぐし」のスゴイ効果(週刊現代) @gendai_biz

    冬は老化した血管が原因となる深刻な病を起こしやすい季節だ。だが、一ヵ所30秒程度の簡単なストレッチを続けることが、あなたを病から遠ざける。「全身ほぐし」の驚くべき効果を紹介する。 血管がしなやかになる 冷え込みが厳しくなる真冬には、脳や心臓のトラブルで命を落とす人が後を絶たない。 「冬にもっとも気を付けなければいけないのはヒートショックです。 暖かい部屋から寒い屋外へ出た時など、寒暖差によって血圧が急変動し、それに血管が耐えられなくなって心筋梗塞や脳卒中を引き起こします」(すぎおかクリニック院長の杉岡充爾氏) ヒートショックは、外気との温度差が5度を超えると発生しやすくなる現象だ。国立循環器病研究センターが発表している統計によると、心筋梗塞が原因で心停止に陥る人の人数は1月が年間を通して最多となっている。なんと、もっとも少ない7月の1・5倍の数値となっているのだ。 危険なのは寒さだけではな

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  • 水銀中毒から原爆開発まで…“水俣病”の原因企業「チッソ」が北朝鮮で行っていたこと(伊藤 孝司) @gendai_biz

    ユージン・スミスの「水俣」 映画『MINAMATA』が、全国の劇場で公開されている。制作・主演のジョニー・デップが演じるのは、写真家のユージン・スミスだ。 米国の写真雑誌『ライフ』で発表されてきたユージン・スミスの数多くの名作の中で、遺作となった「水俣」は最高傑作だろう。フォトジャーナリストとしての、私の生き方を決めることになったのもこの「水俣」の写真である。 ユージン・スミスとアイリーン・スミスが水俣で撮影した写真は、写真集『水俣』に収められている。豊かな海での漁、水俣病患者たちの日常の姿と原因企業「チッソ」との闘い……。これらを、深いモノクロームの世界として実に美しく描いているのだ。 とりわけ私が衝撃を受けたのは「入浴する智子と母」と題された写真だ。古くて薄暗い浴室で、母親が胎児性患者の娘を抱いて湯船に入れている。窓から差し込む柔らかい光がその2人を包み、母親は愛おしさに満ちた眼差しを

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  • 大好きなおじいちゃんが「戦争犯罪人」だった? 高2の夏に知った祖父の過去(小暮 聡子)

    1945年8月15日。その前日に日はポツダム宣言を受諾し、第二次世界大戦は実質的に終わった。この戦争で、世界中の人々が大切な家族や友人を失い、傷つき、その痛みは今もさまざまな形で残されている。 戦後76年になる今年、岩手県の釜石市郷土資料館である企画展が開催されている(緊急事態宣言により臨時休館中、宣言開けに展示期間を延長予定)。「釜石の捕虜収容所―記録と記憶を後世へ―」というテーマで、戦時中に釜石収容所の所長を務め、戦後は「戦犯」として有罪となった日人収容所所長の手記と、当時捕虜となっていた方々の手記、その両方を展示するものだ。 この所長、稲木誠さんはなぜ戦犯とされたのか。捕虜収容所で何があったのか。その現実に向き合い、長く調べてきたのが、『ニューズウィーク日版』記者の小暮聡子さんだ。小暮さんは20年以上前、高校生のときに祖父である稲木さんが捕虜収容所の所長だったことを知ったのだと

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  • 万引き多発、店舗閉鎖続出で岐路に立つ「バイデンの人権擁護政策」(安田 佐和子) @gendai_biz

    犯罪者の人権への配慮 「軽罪の容疑者に対し実名報道しない」―米大手通信会社AP通信が6月17日、こう発表した。インターネット上で個人名と罪状が半永久的に残る事情から、容疑者の生活や雇用への影響を配慮した上での、決断である。 最優先4分野のひとつに「人権」を掲げるバイデン政権の政策に則った判断と言えよう。ツイッターなどの反応をみると、AP通信の英断を歓迎する意見が大勢を占めていた。その陰で、「軽罪を報じる必要があるのか」と問う声も聞かれた。 そもそも米国で、軽罪とは何だろうか?米国では犯罪のレベルが重度によって、1.微罪(Infractions)、2.軽罪(Misdemeanors)、3.重罪(Felonies)――の3つに分類される。微罪とは、警告、罰金、あるいは3ヵ月以下の懲役などが科される犯罪が該当する。ポイ捨てや公共の場での飲酒、信号を設置していない場所での道路横断といった迷惑行為な

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  • 「能力主義」は悪なのか? サンデルの考えを「日本に輸入する」ときの注意点(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    「能力主義」は悪なのか? サンデルの考えを「日に輸入する」ときの注意点 日米の違いを考慮したほうがいい 2010年に「ハーバード白熱教室」で日でも一世を風靡した、政治哲学者のマイケル・サンデル。彼の新刊『実力も運のうち:能力主義は正義か?』は、日でもベストセラーとなっている。 最近では日でも格差社会が問題視されるようになり、「能力主義」や「行き過ぎた競争」に対して批判的な意見は、知識人に限らず市井の人々の多くにも共有されるようになった。SNSなどの投稿を観察しても、多くの人たちは日の論壇でなされているような「格差社会批判」や「ネオリベラリズム批判」をサンデルにも期待しているようだ。 しかし、『実力も運のうち』をよく読んでみると、サンデルが展開している議論はわたしたちが「能力主義批判」という言葉からイメージするものとはややズレているようだ。端的に言えば、サンデルが行っている能力主義

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  • いま中国の若者が「昭和の日本」に激ハマりしている…! その意外なワケ(中島 恵) @gendai_biz

    いま中国の若者が「昭和の日」に激ハマりしている…! その意外なワケ 昭和風のアイドル、写真、レコード… アイドルが「昭和歌姫」のタスキを… ここ数年、日ではZ世代の若者を中心に、幅広い年代で「昭和レトロ」が流行しているが、日の昭和ブームは海を越えて、中国の若者の間にも広がっている。なぜ今、中国の若者は日の「昭和」に心惹かれるのか? 日SNSを見ていたとき、中国アイドル事情に詳しい日人男性の友人が、「中国アイドルの中で、日の昭和・平成初期アイドルブームがものすごい勢いで起きている」と投稿しているのをたまたま目にした。 この男性が投稿していたのは、上海の女性アイドルグループ、SNH48のメンバー、李慧(リー・フェイ)さんが微博(ウェイボー〔=中国版ツイッター〕)に載せていた写真。昭和アイドル風のフリルのワンピースを身につけ、頭に大きなリボン、手にはボンボン、肩から「昭和歌姫

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  • これは凄い 写真ではなく動画を「低解像度→高解像度」に一発変換!(AI SCHOLAR)

    さまざまな画像を生成できてしまう敵対的生成ネットワーク「GAN(Generative adversarial networks)」。ディープラーニングのネットワーク内で、「ニセモノを生成」→「ニセモノを見抜く」→「さらに精巧なニセモノを生成」といった「いたちごっこ」を繰り返すことで、リアルな画像を生成するものです(くわしくはこちらの記事で紹介)。 そして現在、このGANの新しいモデル、低解像度動画から高解像度動画を生成する「TecoGAN(Temporally Coherent GAN)」の完成度がすでに大変なことになっているというのです。実際はどのようなものか、動画で検証してみましょう。 (記事のオリジナルサイトはこちら) ズームしても画質が変わらない? 画像超解像技術は、既存の画像情報から欠けている画像詳細を再構成することによって、低解像度画像から高解像度画像を生成するプロセスを指し

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  • 13歳女優の官能シーンに批判殺到、上映中止に。女性監督が振り返る(此花 わか) @gendai_biz

    ベトナムの新鋭、アッシュ・メイフェア監督による映画『第三夫人と髪飾り』(10月11日より公開中)。スパイク・リーが脚に惚れ込み、トロント国際映画祭やサンセバスチャン国際映画祭など世界中の数々の映画賞を受賞した傑作だ。 舞台は19世紀の北ベトナム。富豪のもとに嫁いだ14歳の第三夫人と、彼女を取り巻く女たちの愛、哀しみ、葛藤が、神秘的な秘境の中で叙情的かつ官能的に描かれている。 作はベトナムで公開されるや否や、主演女優の年齢(撮影当時13歳)や作品のテーマに批判が集中。「官能的」ではあれど、主演女優による直接的なセックスシーンはない。国による正式な上映許可も下りていた。にもかかわらず、主演女優とその家族はSNSで大バッシングを受けることとなった。 5年もの月日をかけてようやく完成した映画だったが、女優と家族を守るため、監督は公開4日後に上映中止にすることを決定した。まるで、「あいちトリエン

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  • なぜ中国人留学生は、日本人から「中国の歴史」を学ぶのか(天児 慧,鶴間 和幸)

    古代文明から現代の経済発展までを描いた「中国歴史」全12巻が、10月から講談社学術文庫で刊行されました。2004年から05年にハードカバー版で刊行されたこのシリーズは、中国台湾でも翻訳出版され、累計部数は150万部に達しています。壮大な中国通史の何が人々をひきつけるのか、今の中国を読み解くカギをどう歴史に求めるべきか。シリーズの編集委員をつとめた鶴間和幸氏(中国古代史)と、執筆者の一人である天児慧氏(現代中国論)に語っていただきました。 なぜ、中国でウケたのか? 鶴間 天児先生がこのシリーズで執筆されたのは、現代中国をとりあげた第11巻『巨龍の胎動』ですが、刊行から16年たって、もはや胎動ではなく、まさに巨龍が世界の中心になりつつあります。 当時は、まさかこんなに早く中国が世界で大きな存在になるとは予想できませんでした。正直なところ、いまの中国の姿には驚いています。 天児 おっしゃると

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  • 『鬼滅の刃』、中1の娘を魅了した「いい子な主人公・炭治郎」…その〈新しさと古さ〉(堀越 英美) @gendai_biz

    「いい子の主人公を見たことがなかった」 先日、「初見の人間が感動して泣くところを見たい」という『鬼滅の刃』ファンの中学1年生の娘に連れられて、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を鑑賞した。「こんなに泣きを期待されて泣かなかったら、ハードめな反抗期が前倒しで来てしまうのでは……。泣いたら泣いたで恥ずかしいし」。 そんな心配は幸い、杞憂に終わった。劇場の明かりがついてみれば、我々だけでなく、隣の母娘も前方の席の父息子も、小学生男子グループも10代女子3人組も、みんなべそべそ泣いていたからである。今まで子連れで訪れてきたどんなファミリー映画でも、これほどの熱気を体験したことはなかった。 歴代記録を次々に塗り替えるほどの大ヒットとなれば、当然にその人気の秘密を知りたくなる。『鬼滅の刃』の魅力を語りつくすには早口でも5億年かかるという娘に言わせれば、絵、セリフやオノマトペのセンス、小説のようなモノロー

    『鬼滅の刃』、中1の娘を魅了した「いい子な主人公・炭治郎」…その〈新しさと古さ〉(堀越 英美) @gendai_biz
  • 「育ちがいい」とトクして「育ちが悪い」と損をする、この社会の現実(熊代 亨) @gendai_biz

    「マナー指南書」が売れているワケ 『「育ちがいい人」だけが知っていること』という書籍がベストセラーになっている。 この、マナースクールの主宰者によって記された書籍はテレビや雑誌でもたびたび取り上げられ、30万部以上の売り上げを記録しているという。一方、Amazonのレビューを見ると賛否両論……というより否定的な指摘が目につく。内容が薄っぺらい、誰でも知っていることだ、くだらない、などなど、かなりの言われようである。 しかし、ベストセラーになるにはベストセラーになるだけの背景があるものである。なんらか、人々に響くものを宿していたからこそ、『「育ちがいい人」だけが知っていること』はベストセラーになったはずなのだ。少なくともそういう目で書を眺め、なぜこのが必要とされているのか考えてみる余地はあるはずである。

    「育ちがいい」とトクして「育ちが悪い」と損をする、この社会の現実(熊代 亨) @gendai_biz