歴史修正主義者というレッテルが無条件にネガティブなレッテルとして通用した時代は終わったようだ。『戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実』 (文春新書) | 渡辺 惣樹著の商品説明には、 本来の「歴史修正主義」とは、戦前の日独を全面肯定する歴史観のことではありません。米英の外交に過ちはなかったのか、あったとすれば何が問題だったのか、それを真摯に探る歴史観のことです。 とある。渡辺 惣樹は『Freedom Betrayed』 という本(アメリカを戦争に引き込んだフランクリン・ルーズベルト大統領を糾弾したフーバー大統領の回顧録)の翻訳者である(Freedom Betrayedを読んでを参照)。フーバー大統領のこの本も、ハミルトン・フィッシュの『ルーズベルトの開戦責任』も共和党の政治家が政敵の民主党の大統領の嘘(世論操作)と開戦責任を糾弾し、プロパガンダ=捏造された歴史が隠していた史実を明らかに
画像説明, 村上春樹さんもいつの日か……。写真は2014年11月、ドイツ・ベルリンで開かれたベルト紙の文学賞授賞式で そして今年のノーベル文学賞は……また村上春樹さんではなかった。敬愛する作家のノーベル賞受賞をひたすら待ちわびては落胆を繰り返してきた熱烈なファンの、憂愁に満ちた世界をBBCが探ってみた。
深刻な人手不足に苦しむ物流業界。宅配ではヤマト運輸など大手が値上げに動くが、より競争の激しい中小運送業に価格を上げる余裕は乏しい。国は11月から労働の対価に見あう運賃体系に変えるが、現実には適正料金の収受は困難なようにみえる。過酷な配送の現場に記者が立ち会わせてもらった。
男性が多数派の学校や職場で、「初めて」に挑む女子高校生たちがいる。小さな一歩かもしれない。でも、性別にとらわれず、思い切って踏み出した彼女たちの思いは――。(三島あずさ、円山史) 男子校として105年前に創立し、共学化して9年目。男女比7対3の私立三田学園高校(兵庫県三田市)2年の堀内妃(ひめ)さん(16)は今年1月、生徒会長に立候補した。 男子が出たら負けるだろうな。選ばれても、男子が女子の私についてきてくれるかな。不安だったが、「学校が大好き。先輩が守ってきた伝統をつないでいきたい」との思いが勝った。結局、ほかに立候補はなく、同校初の女子生徒会長に就任した。 11月にある文化祭の目標に定めた言葉は「Boys and Girls Be Ambitious(少年と少女よ、大志を抱け)」。女子もどんどん前に出て行こう、という思いを込めた。 男子に「カイチョー!」とからかわれたり、ザワザワして
「空き容量ゼロ」として、太陽光や風力などの発電設備が新たにつなげなくなっている東北地方の14基幹送電線が、実際は2~18・2%しか使われていないと、京都大が分析した。東北電力は送電線の増強計画を進め、発電事業者に負担を求めているが、専門家は「今ある設備をもっと有効に使うべきだ」と指摘する。 東北電は昨年5月、青森、岩手、秋田県の基幹送電線の容量が「満杯」になったと発表した。停電などの恐れがあるとして、50キロワット以上の新たな発電設備はほぼつなげない状況が続く。山形県でも同様な状況が起きている。 京大再生可能エネルギー経済学講座の安田陽、山家公雄の両特任教授は、電力広域的運営推進機関(広域機関)の公表データ(昨年9月~今年8月)から、東北地方の50万ボルトと27万5千ボルトの基幹送電線について、1年間に送電線に流せる電気の最大量と実際に流れた量を比較した。 その結果、「空き容量ゼロ」とされ
たまの読書も、紙媒体ではなくなったせいなのか。 以前、よくあった製本の際の切り損ね。買った本を開いて、余分な紙を折り畳んだ不体裁なページを見つけたことが懐かしい。 裁断ミスのページは「福紙」または「恵比須紙」と呼ばれたらしい。 それは、陰暦10月の異名「神無月」に関係があるという。 神無月には諸国の神々が出雲大社に集まるが、恵比須さまだけが訪れず地元に残る。 旅立たずに残る神。“立ち残る神=裁ち残る紙”のシャレから生まれた名前だとか。 <秋の日はつるべ落とし>。 秋の日が急に沈むのを、井戸につるべが急降下するさまに喩えられた。 太陽の沈むスピードが速くなるはずもないが、急速に沈んでいく様子を表現している。 太陽の高さが秋になり低くなると、夏と同じ時刻でも時間の経過が早く感じられる。 「もう夜になっちゃった」という印象が強く、速く沈んでいくように思われるのだ。 顕微鏡の歴史は古く、その原型は
この国もいよいよ佳境 産業から見る日本の変遷 私は歴史の専門家ではないので、大いに間違っている部分はあると思うが。 資源立国 18世紀ころまでは銀を中心とする資源の国だった。 資源を支払って文化や技術を輸入して成長したといえるだろう。 軍事国家 1900年前後は、国や正義のために戦う戦闘狂の国だった。 資源の力を失った国が必死に模索してたどり着いた道なのだろう。21世紀の感覚で戦争は悪だなどといっても仕方がない。 工場国家 敗戦後は、明確に工業国を目指した。 工業国といっても、当時の日本が目指したのは「オペレーショナル・エクセレンス」と呼ばれる工業化である。 生産プロセスの効率化・改善を得意とする工業国なので、要するにイノベーションの国ではなくインプルーブメントの国だった。 技術国家 1990年ころまでは自動車をはじめとする技術の国になった。 しばらく大きなイノベーションが起こらなかったた
一念発起して蔵書の処分を始めた。洋書の場合、かなり古い専門書の類いでも電子書籍化されているのに気づいたためだ。感覚的には8割程度が電子化されているのではないか。いつでも安価に再入手できるので、処分に伴う心理的抵抗感がなくなった。一方、和書は絶望的だった。過去の専門書の電子化は進んでおらず、その基準では全く処分できなかった。最近出版された専門書についても、状況はあまり変わらない。我々が経営者向
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