オーストラリア発のデザインツール「Canva(キャンバ)」が破竹の快進撃を続けている。月間アクティブユーザー数は1000万人を突破。2018年1月には「ユニコーン」企業(企業価値10億ドル以上の非上場企業)の仲間入りを果たした。5月末、シドニーにあるCanva本社を訪ね、3人の若き共同創業者らに話を聞いた。 ──12年にCanvaを創業してから、ものすごい勢いで成長している。現在はどの国・地域でサービスを展開しているのか? メラニー・パーキンス(共同創業者兼CEO) :我々のサービスはすでに世界190カ国で展開している。アメリカが最大のマーケットだが、ほかの国でもユーザーが増えていて、言語も100以上に対応している(※日本語版は2017年5月にリリース)。 キャメロン・アダムズ(共同創業者兼CPO) : 2017年末にAndroidアプリをリリースしてから、とくにブラジルなどでユーザー数が