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ブックマーク / notei.hatenablog.com (6)

  • 小説でいろんな自由が許されるのは読んでいる人が少ないから - 笑いの飛距離

    又吉直樹と羽田圭介。 今年7月に芥川賞を受賞した2人は、間違いなく2015年を代表する人物でしょう。最初は又吉フィーバーの影に隠れて「又吉じゃないほう」なんて呼ばれたりした羽田さんも、明け透けなキャラクターが徐々に浸透していき、今ではテレビに引っ張りだこです。 ピース又吉直樹の芥川賞は「想定内の想定外」 2015年7月25日放送「東京ポッド許可局」(TBSラジオ) パーソナリティはマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオ。 テーマは又吉芥川賞論。 ピース又吉さんの小説『火花』が第153回芥川賞を獲得。世間を驚かせたこのニュースについて、時事ネタを得意とするプチ鹿島さんは「想定内の想定外」と表現しました。 「想定内」とは、芸人が小説を書いて評価を得ること。そもそも小説映画もネタと似ていて、又吉さんほどの才能を持つ芸人ならば『火花』のような小説が書けても不思議ではない。つまり出力先が変わっ

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  • 松本人志と太田光が抱く「天才」のイメージ - 笑いの飛距離

    「破綻のない天才」を目指したい。 雑誌のインタビューで、そう答えていたダウンタウンの松人志。これは「破綻したら天才」というイメージに従って天才ぶることへの拒否反応を示した言葉で、いかにも彼らしい発想だと思います。 ダウンタウン松人志「破綻している天才なんてベタすぎる」 2012年10月発売『クイック・ジャパン vol.104』(太田出版) 特集は「ダウンタウンをやっつけろ」。 「ダウンタウンDX」の20年目突入に加えて、ちょうどコンビ結成が30周年ということで、ダウンタウンを大々的に取り上げていました。 特集のなかの「松人志ロングインタビュー」で、聞き手である倉美津留さんが尋ねます。「これだけ芸人が交通渋滞を起こしてる状況で、もし松さんが十八歳だったら、それでもお笑いをやりますか?」という質問に、「もう一度やりたい」と答えた理由について。 松 だって、めっちゃ面白いじゃないです

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    Tomosugi
    Tomosugi 2017/07/19
  • バナナマン設楽「コントの人は二度売れなきゃいけない」 - 笑いの飛距離

    賞レースで活躍した勢いを、そのままバラエティ番組で発揮することが難しくなってきました。 もはや「お笑いブーム」に頼れる時代ではありません。そもそも競技が違うとも言われます。そんな状況をさらに細かく見ていくと、漫才かコントの違いで難易度がだいぶ変わってくるようです。 コントをやるとき「自分はただの入れ物」でしかない 2015年3月19日放送「しくじり先生 俺みたいになるな!」(テレビ朝日) レギュラーはオードリー若林(担任)、平成ノブシコブシ吉村(生徒)。 過去に大きな失敗をしたタレントが先生として登場し、しくじった経験から得た教訓を生徒たちに教えるバラエティ番組です。「俺みたいになるな!」と自虐的でありながら熱くて笑える授業が人気を呼び、今年の春に深夜からゴールデンに進出することが決まっています。 この日は特別編で「ビッグチャンスをつかんだのに進路でしくじった先生」による職員会議でした。職

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    Tomosugi
    Tomosugi 2015/04/12
    「大阪(地方)芸人は2度売れなければならない」のパクり
  • ビートたけしの分厚さ - 笑いの飛距離

    11月下旬あたりから、お笑いコンビ解散のニュースをやたらと耳にします。 この時期にコンビ解散が相次ぐ原因について、ウーマンラッシュアワー村さんがラジオで解説していました。結論を先に言ってしまうと、賞レース(今の時期ならば「THE MANZAI」)の結果を「辞める理由」にしやすいから。 芸歴を重ねていくと「辞める理由」が欲しくなる 2014年12月4日放送「ウーマンラッシュアワーのオールナイトニッポンZERO」(ニッポン放送) パーソナリティはウーマンラッシュアワー(村大輔・中川パラダイス)。 去年の「THE MANZAI 2013」優勝をきっかけに、売れっ子の仲間入りを果たしたウーマンラッシュアワー。現在もフジテレビのバラエティ番組「ミレニアムズ」にレギュラー出演するなどして幅広い活躍をみせています。 しかし、彼らには約13年間の下積み時代がありました。諦めなかったからこそ手に入れるこ

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  • 映画史・時代劇研究家の春日太一にとって『ロッキー』は人生を変えてくれた映画 - 笑いの飛距離

    今、春日太一『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』を読んでいます。 このを手に取ったのは、だいぶ前に「ダイノジ大谷ノブ彦のオールナイトニッポン」で大谷さんが絶賛していたから。3月に入って、ようやく部屋の隅に積んであったが全部読み終わったので(と言っても、たいした数じゃないですが)、職場から近い八重洲ブックセンターに寄って『あかんやつら』を購入。残り少ない著者サインを入手することができました。 私は時代劇に疎い人間です。それなのに、とても面白い。偶然にも「あかんやつら」を読み始めた頃に、大谷さんのもうひとつのラジオ番組「Good Job ニッポン」に春日太一さんがゲスト出演されていました。 映画史・時代劇研究家の春日太一はハロプロの℃-uteが好き 2014年3月6日放送「大谷ノブ彦のGood Job ニッポン」(ニッポン放送) パーソナリティはダイノジ大谷ノブ彦。 アシスタントは増田

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    Tomosugi
    Tomosugi 2014/04/02
  • アンタッチャブル山崎「一般の人のお笑い感に当てて行きたい」 - 笑いの飛距離

    「昔はジャックナイフだった」。 これは「尖(とが)っていた」って意味なんですが、お笑い芸人のエピソードトークでよく耳にするフレーズです。今では想像もつきませんが、ザキヤマことアンタッチャブル山崎さんも昔はジャックナイフだったんです。 2010年の年末に開催された「ウッチャンナンチャントークライブ」。ゲストで呼ばれた山崎さんは、ウッチャンに「何でも聞いて下さい」と言いました。すると、こんな質問が。「ジャックナイフの時代は何がきっかけで、いつ終わったのか?」と。 お笑い第3世代に憧れて、無理してジャックナイフを演じていた 2010年12月28日開催「ウッチャンナンチャントークライブ2010~立ち話~」(恵比寿ザ・ガーデンルーム) 出演者は内村光良 ゲストはアンタッチャブル山崎弘也。 年末に3日間にわたって開催されたトークライブの2日目。ちなみに初日(27日)は南原清隆とキャイ~ン天野、最終日(

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    Tomosugi
    Tomosugi 2013/11/25
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