タグ

webちくまに関するTomosugiのブックマーク (2)

  • 読むほどに沁みる、吉行エッセイ|ちくま文庫|大竹 聡|webちくま

    『多摩川飲み下り』『酒呑まれ』などの著者・大竹聡さんが、吉行エッセイのもつ「大人の魅力」について解説してくださいました! 吉行淳之介は憧れの作家だ。博識にして、才気に溢れ、世俗に通じ、書くものおしなべて粋であり、見目麗しく、一度ラジオで聴いたことがあるけれど、声がまた太くてマイルド、ゆったりとした話しぶりが洒落ていた。 万事につけ真逆の筆者からすれば嫌味な存在になっていて不思議ではない。けれど、ときどき読みたくなる。声を聴きたい、といったほうが正確かもしれない。そんなときはいつも、『吉行淳之介エッセイ・コレクション』全四巻のいずれかを手に取り、開いたそのページから読んできた。今回、前回のシリーズからの抜粋に新たな作品も加えて再編集されたことはファンとしてなにより嬉しい。 吉行淳之介は、作家としての身のこなし、酒場での嗜み、広くて深い交友、男女の難しいところ、おもしろいところ、題材を選ばずス

    読むほどに沁みる、吉行エッセイ|ちくま文庫|大竹 聡|webちくま
  • 第1回 哲学ってなんだ?|はじめての哲学的思考|苫野 一徳|webちくま

    哲学は「質」を洞察することで、その問題を解き明かすための「考え方」を見出す営みだ。2500年の歴史を持つ哲学は、できるだけ誰もが納得できるような考えに到達するための、力強いさまざまな思考法に満ちている。哲学的な思考法のエッセンスを、初学者にも理解できるよう伝えるスリリングな連載第1回。 哲学は役に立つ テツガクと聞くと、多くの人は、実生活に大して役に立たない、何だかよく分からない難しそうなことを考えているもの、というイメージを持つんじゃないかと思う。 たしかに、「私ってなんだろう?」とか、「時間ってなんだろう?」「愛ってなんだろう?」「言葉ってなんだろう?」「生きる意味ってなんだろう?」とかいったいかにも“哲学的”な問いは、それだけ聞くとあんまり“役に立つ”感じはしない。 哲学者と呼ばれる人たちも、そうしたさまざまな事がらの「そもそも」を、どこまでも考えずにはいられない人間だ。だからまと

    第1回 哲学ってなんだ?|はじめての哲学的思考|苫野 一徳|webちくま
  • 1