第1回 哲学ってなんだ？｜はじめての哲学的思考｜苫野 一徳｜webちくま

哲学は「本質」を洞察することで、その問題を解き明かすための「考え方」を見出す営みだ。2500年の歴史を持つ哲学は、できるだけ誰もが納得できるような考えに到達するための、力強いさまざまな思考法に満ちている。哲学的な思考法のエッセンスを、初学者にも理解できるよう伝えるスリリングな連載第１回。 哲学は役に立つ テツガクと聞くと、多くの人は、実生活に大して役に立たない、何だかよく分からない難しそうなことを考えているもの、というイメージを持つんじゃないかと思う。 たしかに、「私ってなんだろう？」とか、「時間ってなんだろう？」「愛ってなんだろう？」「言葉ってなんだろう？」「生きる意味ってなんだろう？」とかいったいかにも“哲学的”な問いは、それだけ聞くとあんまり“役に立つ”感じはしない。 哲学者と呼ばれる人たちも、そうしたさまざまな事がらの「そもそも」を、どこまでも考えずにはいられない人間だ。だからまと

[tick2tack]

哲学はなるだけ共通了解となる「物事の本質」を捉える営み、と。/　抽象的で範囲が広いものはイメージがわかない。政治哲学の話があるがそういう色んな分野の哲学を例示していくとイメージしやすくなる。

[sirocco]

哲学とはなにか。

[Murakami]

“哲学とは何かという問いにひと言で答えるなら、それはさまざまな物事の“本質”をとらえる営み”

[anchachang]

哲学って聞くと難しいってすぐにイメージが出てきますが、こうやって説明してくれるとわかりやすいですね。

[camaci_mv]

“たとえば教育について考えてみよう。もしも僕たちが、その本質について十分な共通理解を持っていなければ、教育論議は、それぞれがそれぞれの“教育観”をぶつけ合うだけの、ひどく混乱したものになるだろう。”

[imyme_999]

こういうの大好き （´-`）.｡oO

[Le_coq_works51]

ときどきこんなふうに物事を考えてあたまをやわらかくしているつもりです。

[note103]

一徳さんの哲学に関する連載エッセイをWebで手軽に読めるとは。

[akihiko810]

苫野 一徳

[OKETA]

苫野一徳さんのwebちくまでの連載が始まりました。