軽症期のアルツハイマー病患者にビタミンB群の一種の葉酸とビタミンB12を投与すると症状が改善することを、見立病院(福岡県田川市)の佐藤能啓(よしひろ)副院長(神経内科)が実証した。 葉酸とビタミンB12が、アルツハイマー病の危険因子とされるホモシスチン(必須アミノ酸の老廃物)の血中濃度を下げることは従来の研究で明らかになっているが、患者の集団に投与して証明したのは初めて。 佐藤副院長は、同病院の軽症期の患者を〈1〉葉酸を1日1錠投与する第1群(90人)〈2〉1日に葉酸1錠とビタミンB12を3錠投与する第2群(92人)〈3〉アルツハイマー病の薬として国内で唯一使われている「アリセプト」を投与する第3群(40人)――に分け、2005年から1年間観察。重症度を示すミニメンタルテスト(30点満点で、値が低いほど重症)で効果を調べた。 この結果、観察前は第1〜3群とも平均20点だったが、1年後には、
米カリフォルニア(California)州サンフランシスコ(San Francisco)の健康食品店に並べられたビタミン剤やサプリメント(2009年4月6日撮影。資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Justin Sullivan 【11月18日 AFP】健康な骨のために大切だとされるビタミンDが不足すると、脳卒中や心臓疾患のリスクを大幅に高め、死につながる危険性もあるとする研究が16日、米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)で開かれた米国心臓協会(American Heart Association)主催の会議で発表された。 この研究を行った米ユタ(Utah)州ソルトレークシティ(Salt Lake City)にあるインターマウンテン医療センター(Intermountain Medical Center)心臓研究所の研究チームは、ユタ州在住で心臓血管疾患
前回に引き続き素敵な王子様…「水溶性ビタミン」を9種類取り上げます。 ※水溶性ビタミンの特徴 ?一度に大量に摂取しても、体内に貯蔵されないので、毎日適量を摂取する必要があります。 ?デリケートな物質で熱、光、空気、湿気などによって壊れてしまいます。 (1)ビタミンB1(豚肉、内臓など) ?不足すると脚気や神経痛が起こります。 ?脚気が起こると、抹消神経を冒し、足がだるく、知覚もマヒし、浮腫を起こし 死に至る事もあります。 (2)ビタミンB2(レバー、酵母など) ?不足すると口内炎、口角炎、肌の乾燥、目も光に敏感になりチカチカします。 ?酸には強いが、熱と光に特に弱く簡単に壊れ、他のビタミンも巻き添えにして破壊します。 (3)ナイアシン(レバー、玄米など) ?ニコチン酸とニコチン酸アミドの両方を「ナイアシン」と呼びますので猛毒のニコチンとは親戚になります。 ?不足すると「ペラグラ」となり、皮
癌から美容までに効く「ビタミン」 これまで13種類のビタミンが発見されています。人が体内で生産できないビタミンは油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」と「水溶性ビタミン」に大別できます。 今回は「脂溶性ビタミン」のA,D,E,Kの4つを取り上げます。 ※脂溶性ビタミンの特徴 ?ビタミンEを除いて、摂りすぎると頭痛、不眠、吐き気などの症状が出る事があります。 ?皮下組織の脂肪層に蓄積され、水に溶けないため食いだめができます。 ?脂肪と一緒に摂らないと体内には吸収されません。 (1)ビタミンA(レバー、アンコウの肝、ウナギ、ニンジンなど) ?視力、特に暗い場所での視力をアップします。具体的には目の網膜でオプシン(タンパク質)と結合してロドプシンを作り暗順応をスムーズにします。 ?皮膚や粘膜を強くし、うるおいのあるお肌にします。不足しますと免疫力が低下し感染症にかかりやすくなります。 ?骨の形成、胎児
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