メキシコのアマティトラン・バレー(Amatitlan Valley)で栽培されるリュウゼツラン(2006年7月12日撮影)。(c)AFP/Ivan GARCIA 【4月22日 AFP】メキシコ名物の蒸留酒「テキーラ」の原料となるリュウゼツランに、糖尿病と骨粗しょう症の治療に役立つ効能がある可能性があるとの研究結果が、21日までに発表された。 同国のシンベスタブ(Cinvestav)科学研究所が実施したマウスによる実験で、リュウゼツランが含有するフルクタンを多く摂取すると骨組織の形成が促進され、同時にインスリンの放出を促すGLP-1ホルモンの生産が加速される可能性があることがわかったという。研究者らは、別の研究機関でマウスを使った第2段階の実験を行った後、臨床試験に移る計画だという。 ただし、フルクタンは発酵の過程でその効力を失うため、テキーラを飲んでも同じ効果は得られないそうだ。(c)AF
インタビューに答える宇宙飛行士の若田光一さん=30日午後、東京・丸の内の宇宙航空研究開発機構、池田良撮影 国際宇宙ステーションに4カ月半滞在した飛行士の若田光一さん(46)が日本に帰国中の30日、朝日新聞とのインタビューに応じた。宇宙での長期滞在で、骨粗鬆(こつそしょう)症がどれだけ抑えられるかが注目されていたが、若田さんは「運動と骨粗鬆の薬を併用する初めての試みによって、骨密度はむしろ増えていた」と明かした。 宇宙航空研究開発機構の大島博医師によると、宇宙に4カ月半滞在した場合、これまでの宇宙飛行士のデータなどから、通常、骨の強度は10%、密度は7%ほど減ることがわかっている。しかし、宇宙機構と米航空宇宙局(NASA)がCTスキャンなどで若田さんの体を調べたところ、強度はほとんど変わらず、密度は逆に増えていた。 若田さんは宇宙滞在中、NASAが作った新型のトレーニング装置で1日2時
転倒などで寝たきりになる骨粗しょう症の患者数は1,000万人以上と推定されます。その原因は骨を作る骨芽細胞よりも骨を壊す破骨細胞の働きが強いと言われてましたが詳しいメカニズムは不明でした。 破骨細胞の前駆細胞が血液中から出入りを繰り返すうち、骨の表面に取り付き、破骨細胞に変化して古い骨を食べて破壊し、再度血中に戻ります。 従来から女性ホルモン(エストロゲン)が骨芽細胞に積極的に働きかけている事は判っていました。最近、エストロゲンが破骨細胞にある糖鎖(受容体)に結合する事によって、破骨細胞がアポトーシス(細胞が自ら死ぬ)する事が判明しました。 さらに、マウスを使った実験で以下の事実が確認されました。 (1)破骨細胞からエストロゲンをキャッチする糖鎖を除去すると骨の密度が低く空洞が多くなる。 (2)卵巣を除去するとエストロゲンの生成ができず、(1)同様、骨の密度が低く空洞が多くなる。 (3)(
骨粗鬆症と動脈硬化の原因は同じ!ってどーして? 日本人の45歳以上の3人に一人、特に60歳〜80歳の女性の60%前後は骨粗鬆症になり、その結果、65歳以上の女性の25%に骨折が発生しているといわれています。 ・骨粗鬆症にはあきらかに性差があり、女性は男性の5〜6倍発症しています。 女性ホルモンのエストロゲンには詳細は不明ですが、骨からカルシウムの流出を防ぐ働きがあります。閉経後にエストロゲンの低下が骨粗鬆症の引き金になっていす。 ・さらに、加齢によって小腸から血液中にカルシウムを移動させるビタミンD(腎臓で活性化されたD3)と血液中のカルシウムを骨まで移動させるカルシトニン(甲状腺ホルモン)の分泌量が減少します。 ・そこで、血液中のカルシウム(通常体内カルシウムの約1%)が不足し、骨のカルシウムを血液中に移動させる副甲状腺ホルモンが大量に分泌され、カルシウムが血液中に過剰に溶け出します。
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