高コレステロール血症と糖鎖 : 糖鎖ブログ
遺伝的にＬＤＬ（悪玉コレステロール）を取り込む受容糖鎖を作れないＦＨ（家族性高コレステロール血症）の人は約２５万人と推定されますが、コレステロールの高い人はこの数十倍も存在します。 肝臓は体の中で唯一、コレステロールを処理できる器官です。そして、ＬＤＬ受容糖鎖の７０％が肝臓にあり、ＦＨではなくコレステロールが高い人では、肝臓に能力があっても肝臓はＬＤＬ受容糖鎖を作らず、細胞表面にＬＤＬ受容糖鎖を出しません。 動物性食品から摂取されるコレステロールは小腸で吸収されると、小腸粘膜の細胞内でコレステロールの運び屋のリポ蛋白に組み込まれます。小腸細胞が作るリポ蛋白は、食品中の大量の中性脂肪を含み、大型で軽くカイロミクロンと呼ばれています。 カイロミクロンは小腸から肝臓を通らずに、いきなり全身の血管に入り、リポ蛋白リパーゼによって、運ばれた中性脂肪を全身の細胞に蓄えられます。そこで、中性脂肪を失った
喫煙、高血圧、高コレステロールで寿命は10年程度短くなる、英研究報告
サウジアラビアの首都リヤド（Riyadh）郊外の砂漠で夕焼けを見ながらタバコを吸う旅行者（2007年11月19日撮影、本文とは関係ありません）。(c)AFP/HASSAN AMMAR 【9月19日 AFP】喫煙、高血圧、高コレステロール――心臓病リスクを高めるこれらの要因を持つ中高年の男性は、そうでない人と比べて寿命が10年程度短くなる傾向があるという研究結果が、18日の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル（British Medical Journal、BMJ）」に掲載された。 過去に行われた多くの研究で、喫煙、不健康な食生活、運動不足をなくすと心臓病リスクが軽減されることは分かっていたが、どれぐらい寿命に差が出るのかを調べた研究は少なかった。 英オックスフォード大学（Oxford University）の研究チームは約1万9000人の男性公務員を対象に調査を実施した。被験者
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