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ブックマーク / essa.hatenablog.com (5)

  • 談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの - アンカテ

    私は、不登校児の親を支援するボランティア団体をお手伝いしていて、その関係で直接間接にいろいろなケースを見聞きする。それを直接ブログのネタにしたことは無いが、それは、子供の問題というのは千差万別で、ちょっと覗いたくらいで簡単に論じられるようなものではないからだ。 しかし、一方で、不登校の問題は家庭の問題でもあって、その切り口から見ると、むしろ実にワンパターンであると思える所がある。 ひとことで言えば、家庭の中で「お母さん」方は、実に損な役回りを押しつけられているということだ。 今時は、不登校の問題はどこでも認知されていて、単純にお母さんが孤立し途方に暮れるというようなことは無い。学校や行政からの支援は、時に的外れだったりして地域によるバラツキはあるが、とにかく様々な方策がある。夫や親族や地域社会も簡単な問題ではないことは理解していて、有形無形の援助はたくさんある。 しかし、何らかの重要な「決

    談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの - アンカテ
    Tskk
    Tskk 2007/06/05
    「会議における意思決定は、参加者が責任を公平にシェアするのではなく、責任者がいないまま押しくらまんじゅうのように物事が決まる。」
  • Googleの特異な「垂直統合」思想に「文系が悪いメソッド」を見る - アンカテ

    My Life Between Silicon Valley and Japan - グーグルの垂直統合思想 梅田さんは、「垂直統合思想」に注目してグーグルが特異な企業であることを強調しているが、私もそれは重要なポイントだと思う。しかし、その特異性を単なる「垂直統合」という言葉で呼ぶのは、誤解の元かもしれない。 普通の「垂直統合」は、中央集権的にトップダウンで物事を決めていく。社内であれば、その指令が間違いなく届いて、個々の部品がうまく組み上がるから、垂直統合のメリットが出る。 たとえば、前菜とスープとサラダとメインディッシュとデザートが、フレンチならフレンチ、中華なら中華というひとつの思想で全て構成されていることが垂直統合のメリットだ。たとえ、一皿一皿が最善のものであっても、それぞれの一品が別々の思想で構成されたコース料理べたくない。多少個々のパーツのレベルが落ちても、コース料理は統

    Googleの特異な「垂直統合」思想に「文系が悪いメソッド」を見る - アンカテ
    Tskk
    Tskk 2006/08/25
    「自分たちが思うベストの『世の中』を調達できない場合には、自分たちでマシな『世の中』を開発することもやぶさかではない」
  • 村上ファンドの破綻から「成長」ということを考える - アンカテ

    村上ファンドの問題を自分なりに解説みたいと思う。 まず「ファンド」というのはどういう仕事か。非常に簡略化して言えば次のようなものだ。 ある会社に、全く役に立たない役員がいたとする。この役員は給料を1億円ももらうくせに、会社にとって利益になることを何もしない。それどころか、ことあるごとに有能でやる気のある社員の仕事に余計な口を出してやる気をそぐ。しかし、この役員が無能で有害であることは、簡単にはわからない。 ファンドは、こういう会社を探してその会社の株を買う。大量に買う。たとえば、時価総額100億円の会社だったら50億円出して、株を半分買ってしまう。そうすると、取締役の人事に対する決定権が生じるので、その無能な役員をクビにすることができる。 無能な役員をクビにしたことで、その会社の利益は1億円増える。株価というのは利益に連動するので、利益が1億円増えると株価が20億円増える。半分持っているフ

    村上ファンドの破綻から「成長」ということを考える - アンカテ
  • 10000人乗りの自転車 - アンカテ

    iPod nanoの10Gのモデルが出たら、体積や重量はフロッピーディスクと大差ないものに、フロッピーの1万倍の容量が入るということだ。生活の中で、物事のスケールが一万倍も変化することはほとんど無いが、コンピュータの中では日常茶飯事である。CPU速度も回線容量もメモリ容量もみな10000倍かもっとそれ以上拡張している。 人類とその社会がそれにうまく適応できないのは、ある意味当然のことだ。 たとえば、お札の価値が一万倍になって、財布の中に数十億の金が入るようになってしまったら、スリや引ったくりの社会的な意味は質的に違ってくる。ウィニーによる流出騒ぎは、マクロに見れば、手軽に扱える情報の価値が、10000倍増大したことに、個人や社会が感覚的に対応できてないということだ。適応している人は、むしろ感覚を遮断して抽象的な思考だけで生活できる人で、そちらの方が普通ではないのかもしれない。 そして、IT

    10000人乗りの自転車 - アンカテ
    Tskk
    Tskk 2006/03/21
    「10000人乗りの自転車」わかりやすい喩え
  • ロングテールとは「薄利多売から超薄利無数売」という変化である - アンカテ

    これはロングテールを一般人に説明する為の方法の案です。 ロングテールとはひとことで言うと「薄利多売から超薄利無数売」という変化です。 「薄利多売」というのは、今では常識になっていますが、ビジネスの方法論としてひとつ前の時代から見ると大きな革命だったと思います。商売人は誰でも、いかに安く仕入れていかに高く売りつけるかをいつも考えています。そういう中で「薄利多売」、つまり、「意図的に安く売る」という方法論は、従来の常識をくつがえす改革だったはずです。 これが可能だったのは、「大量生産」が可能となるテクノロジーが背景にあったからです。少数の品数に絞りこみ、生産、流通のシステムをその商品向けに徹底して合理化した上で、その商品を大量に販売すれば、安く売っても全体としては儲かるということです。20世紀の産業は、ありとあらゆるジャンルに「薄利多売」という方法論が浸透して、そのシステムで可能なものは全部そ

    ロングテールとは「薄利多売から超薄利無数売」という変化である - アンカテ
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