ストレージが容量不足に陥っている人は、内蔵ドライブの交換を検討しよう。HDD搭載のパソコンならSSDに交換するだけで動作速度は劇的にアップする。また、小容量のSSDを1T~4TBの大容量SSDに替えることで空き容量が大幅に増える(図1)。 図1 ストレージ交換には2つのパターンがある。1つは低速なHDDを高速なSSDに交換し高速化を狙う(上)。もう1つは、小容量のSSDを大容量のSSDに交換し、空き容量の増加を狙う(下) パソコンを分解でき、HDDやSSDを取り外せる構造なら、内蔵ドライブの交換は可能だ。HDDの場合は仕組み上、取り外せればほぼすべてのパソコンでSSDに交換できる。一方、SSDで交換できるのは、2.5インチタイプと基板タイプ(M.2)のSSDのみ。メイン基板にじか付けされているSSDやeMMC[注1]は交換不可だ(図2)。
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