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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (6)

  • 朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    朽ちていった命:被曝治療83日間の記録 (新潮文庫) 作者: NHK「東海村臨界事故」取材班出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/01メディア: 文庫購入: 39人 クリック: 599回この商品を含むブログ (127件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 私は大量の放射線が人間にもたらすものについて、わかったつもりになっていた。 そのわかったつもりを打ち砕かれたのが、書によってだった。 柳田邦男 1999年9月に起きた茨城県東海村での臨界事故。核燃料の加工作業中に大量の放射線を浴びた患者の命を救うべく、 83日間にわたる壮絶な闘いがはじまった──。 「生命の設計図」である染色体が砕け散り、再生することなく次第に朽ちていく体。 最新医学を駆使し、懸命に前例のない治療を続ける医療スタッフの苦悩。 人知及ばぬ放射線の恐ろしさを改めて問いかける、渾身のドキュメント。 (『東海村臨

    朽ちていった命―被曝治療83日間の記録 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    TsumuRi
    TsumuRi 2011/05/14
  • 「自殺や過労死するくらいなら仕事辞めろ」 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:過労死や自殺するくらいなら仕事辞めろよ こればかりは社畜の考えが分からん(アルファルファモザイク) 「自殺や過労死するくらいなら仕事辞めろ」 僕もそう思います。 ときにこの参考リンクに書かれているような「酷い職場」なら。 もし彼が、この支社長に「そのやり方には、ついていけません」と、ひとこと言えれば、少しは変わっていたのだろうか? でも、僕はこんなことも考えてしまうのです。 この支社長自身は、彼に特別に目をかけていて「使える社員」として鍛えていたつもりなのかもしれない、と。 もちろん、支社長の彼への扱いそのものは間違っているのですが、もし、彼がこの仕打ちに耐え抜いて出世すれば「若いころに支社長に鍛えられたおかげで、ここまで来ることができました」と言った可能性もあります。 「もう少しがんばれ」と「がんばりすぎるな」の境界はどこにあるのか? 僕には、それがよくわからないんですよ。

    「自殺や過労死するくらいなら仕事辞めろ」 - 琥珀色の戯言
    TsumuRi
    TsumuRi 2011/01/30
    辞める決断や休む決断をするよりだらだら働き続ける方が精神的にはよほど楽。惰性だから。/ 死にたいて考える前になんとなく死んでる人も多そうだと個人的には思ってたり
  • 「本がいる場所」のこれから - 琥珀色の戯言

    街の屋さんが悲鳴「パートに出たほうがまし」…アマゾンやブックオフの台頭で苦戦(『痛いニュース』2010/6/14) 僕はAmazonのヘビーユーザーですし、Amazonのおかげで欲しくても買えなかったが簡単に手に入るようになったことは非常に喜ばしいことです。 Amazonを使えるようになるまでは、天神コアの今は亡き紀伊国屋書店にでも行かないと、なかなか欲しいを見つけられなかったし。 近所の郊外型書店に『ロードス島戦記』の最初の巻や『火吹き山の魔法使い』が置かれているのを見つけたときには、当に嬉しかったものなあ。 「こんな田舎の書店でも、こういうマニアックな(だと思っていたんですよ当時は)が置かれるようになったのか!って。 当時は、村上春樹さんが『ノルウェイの森』で描いていたように、「商店街のなかの小さな書店」がどんどん潰れていって、CDやビデオレンタル店が併設された「郊外型書店」

    「本がいる場所」のこれから - 琥珀色の戯言
    TsumuRi
    TsumuRi 2010/06/16
  • 「書評」ではなく、「感想」でありたい。 - 琥珀色の戯言

    参考リンク:よい書評には何が必要なのだろうか。 (『基読書』 2010/5/6) ↑のエントリ、非常に興味深く読ませていただきました。 「一緒に紹介されている『書評サイト』が、みんな大手すぎるだろ!とか思いつつ。 これを読んで、気になったところがひとつ。 僕は自分がずっと書いているのは、の「感想」だと考えています。 自分で「書評」だと主張したことは一度もありませんし、「書評」という言葉を自分から使ったことも(たぶん)無いはずです。 まあ、そういうのって、そんなに厳密に線引きできるもんじゃあないのでしょうが、「狐」さんや豊崎由美さんや呉智英さんが書かれている「書評」を読むと、「あるの価値を客観的に評価する」ためには、ものすごい量と多くの時代にまたがった読書量と分析力が必要とされるのだなあ、と痛感させられます。そういうのって、歴史家が「あるリアルタイムの大事件の世界史的な位置づけ」を語る

    「書評」ではなく、「感想」でありたい。 - 琥珀色の戯言
    TsumuRi
    TsumuRi 2010/05/10
    誠実に書かれた感想が好き
  • 2009年の『琥珀色の戯言』を振り返って - 琥珀色の戯言

    2009年最後のエントリということで、今年書いたもののなかで、僕自身の思い入れが強いもの、反響があったものをまとめておきます。 パチンコについて語るときに僕の語ること (1/7) 「もっと人間どうしのコミュニケーションを!」と君たちは言うけれど、いまの時代の人間には「人間どうしでは癒せない痛み」みたいなのがあるんじゃないかな、とも思う。 「パチンコをするくらいなら、英会話教室にても行けばいいのに!」 それは正しい、正しすぎるくらい正しい。 でも、パチンコを「根絶」するには、「彼らはそもそも英会話教室になんか行きたくないから、パチンコ屋に行くのだ」ということを認識すべきだ。 そういえば、今年は片手で足りるくらいしかパチンコには行きませんでした。 とりあえず僕の発作は、落ち着いているようです。 「子育て」という小さな戦争 (1/13) ひとつだけ言えることは、いままで子育てしてきた人たちは、み

    2009年の『琥珀色の戯言』を振り返って - 琥珀色の戯言
    TsumuRi
    TsumuRi 2010/02/08
  • 『崖の上のポニョ』感想(再掲) ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    『崖の上のポニョ』公式サイト 公式サイトでの、宮崎駿監督の「作品の内容の解説」 海辺の小さな町 海に棲むさかなの子ポニョが、人間の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語。 同時に、5歳の宗介が約束を守りぬく物語でもある。 アンデルセンの「人魚姫」を今日の日に舞台を移し、 キリスト教色を払拭して、幼い子供達の愛と冒険を描く。 海辺の小さな町と崖の上の一軒家。 少ない登場人物。 いきもののような海。 魔法が平然と姿を現す世界。 誰もが意識下深くに持つ内なる海と、波立つ外なる海洋が通じあう。 そのために、空間をデフォルメし、絵柄を大胆にデフォルメして、 海を背景ではなく主要な登場人物としてアニメートする。 少年と少女、愛と責任、海と生命、これ等初源に属するものをためらわずに描いて、 神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。 宮崎 駿 昨日ようやく観てきました。 17時からの回で

    『崖の上のポニョ』感想(再掲) ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
    TsumuRi
    TsumuRi 2010/02/08
    《お前の「好き」で世界が破滅しそうになったとしても、そんなこと気にしなくていい。それは子供の「特権」なんだ。》
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