政府は、北朝鮮が核実験を行ったと発表したことを受けて、「放射能対策連絡会議」を開き、12日から全国の放射線量などに異常がないかを測定し、速やかに結果を公表することを決めました。 北朝鮮の核実験の発表を受けて、政府は、12日午後、総理大臣官邸で、防衛省や文部科学省など関係省庁の幹部が出席して、放射能対策に関する連絡会議を開きました。 この中で、杉田官房副長官は「安倍総理大臣から、放射性物質のわが国に対する影響について、モニタリングを強化するようにという指示があった。国民の安心・安全の確保に万全を期す観点から、関係省庁で連携を図り、適切な対応を取っていきたい」と述べました。 そして、12日から、自衛隊機が日本上空の大気中のちりを収集するなどして、核実験に伴う放射性物質が含まれていないか調査するとともに、全国で300箇所余り設置されている文部科学省や環境省などのモニタリングポストで、空気中の放射