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ブックマーク / medg.jp (7)

  • Vol.318 無理です山下さん、やめてください福島県 (その1/2) - MRIC by 医療ガバナンス学会

    亀田総合病院 小松秀樹 2011年11月18日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp ○クライシス・コミュニケーション 長崎大学教授の山下俊一氏は、福島県に招聘され、「火中の栗を拾う覚悟で」放射線健康リスク管理アドバイザーに就任しました。放射線に対する過剰な恐怖が もたらす害を心配したためだろうと思います。放射能トラウマ(文献1)が、子供たちにまで影響を与えているらしいことを考えると、先見の明があったと言わ ざるをえません。このためでしょう、山下氏は住民を対象に講演を繰り返しました。m3の橋佳子編集長によるインタビューで以下のように答えています。 「最初は危機管理、クライシス・コミュニケーションの立場からお話していたのですが、4月に文科省から『数字』が出た以降は、リスク・コミュニケーションに変わりました。」 「クライシス・コミュニケーションの

    TurkoisYu
    TurkoisYu 2011/11/18
  • Vol.303 放射能トラウマ - MRIC by 医療ガバナンス学会

    亀田総合病院  小松秀樹 2011年10月27日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp ●朝日新聞記事 2011年10月25日付けの朝日新聞朝刊は、南相馬の小中学生の約半数から少量のセシウムが検出されたと報じました。 527人を調べて、199人から体重1キロあたり10ベクレル未満、65人から同10~20ベクレル未満、3人から同20~30ベクレル未満、1人から同30~35ベクレル未満のセシウム137を検出した。 京都大原子炉実験所の今中哲司助教は「人体には1キロあたり50~60ベクレルのカリウム40という放射能が自然にある。その変動の範囲の10や20なら、神経質になっても仕方がないだろう。30ベクレルあったら、少し気になるので減らしたほうがいい」と話している。 ●坪倉正治医師 南相馬市は、原発事故によって、警戒区域、屋内退避区域(後の緊急時

    TurkoisYu
    TurkoisYu 2011/10/31
  • Vol.277 福島県の横暴、福島県立医大の悲劇 - MRIC by 医療ガバナンス学会

    小松秀樹 2011年9月27日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp ○報道 福島民報(2011年9月20日)によれば、福島県と福島県立医大は、総事業費約1千億円で330床を有する放射線医学県民健康管理センターなど5施設 を、5年以内に新設しようと計画しています。これを、東日大震災の復興計画として、国の第三次補正予算案に盛り込むよう求めています。 復興とは、被災者の生活が再建されることです。私は、東北大学による東北メディカル・メガバンク構想に対する批判で、復興予算を使うことを正当化するため の4条件を提案しました。(「東北メディカル。メガバンク構想の倫理的欠陥」http://medg.jp/mt/2011/09 /vol268.html#more) 1.地元の被災者の生活の維持と再建に直結すること 2.被災者の雇用に直結すること 3.被災

  • Vol.200 飯舘村健康診断・放射線相談会の舞台裏 - MRIC by 医療ガバナンス学会

    東京大学医科学研究所 坪倉 正治 2011年6月24日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp 村内全体が計画的避難区域に設定された飯舘村で5/21,22、特に空間線量の高い3つの行政区(比曽、蕨平、長泥)の村民を対象に健康診断および健康相 談会が行われた。この健診相談会は菅野村長からの依頼にて、飯舘村と我々のチームが共同で行ったが、今回はこの経緯と結果についてご報告したい。 健診の結果は6/1に飯舘村ホームページに掲載されており、そちらもご参照いただきたい。 http://www.vill.iitate.fukushima.jp/news_item.2011-03-16.6166347824#44 【健診・相談会が行われるまでの経緯】 「村民の皆さんが避難する前に健康診断をお願いできないだろうか。」 飯舘村の菅野村長から東京大学医科学研究

  • Vol.195 『福島原発事故における被ばく対策の問題-現況を憂う』(その1/2) - MRIC by 医療ガバナンス学会

    独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター  院長(放射線治療科) 西尾正道 2011年6月20日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp ●はじめに 2011年3月11日は日歴史上で忘れられない日付となった。大地震とそれによる津波被害だけでも未曾有の事態であるが、福島原子力発電所の全電源喪 失による事態により原発の「安全神話」は崩壊し、今なお震災復興や事故対策の目途が立たない状況が続いている。関係者は全力で対応しているが、情報開示不 足や指揮の不手際や事故収拾に向けた不適切な対応もあり、今後の健康被害が憂慮されている。 原発事故による放射性物質の飛散が続く中、地域住民は通常のバックグランド以上の被ばくを余儀なくされて生活している。私は事故直後に風評被害を避けるた めに、3月14日に『緊急被ばくの事態への対応は冷静に』と題する雑文を短期収束を

  • Vol.196 『福島原発事故における被ばく対策の問題-現況を憂う』(その2/2) - MRIC by 医療ガバナンス学会

    独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター  院長(放射線治療科) 西尾正道 2011年6月21日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp ●内部被ばくの問題 白血病や悪性リンパ腫などの血液がんの治療過程において、(同種)骨髄移植の前処置として全身照射が行われているが、その線量は12Gy/6分割/3日で ある。しかしこの線量で死亡することはない。全身被ばくの急性放射線障害は原爆のデータから、致死線量7Sv、半数致死線量4Sv、死亡率ゼロの『しきい 値』線量1Svの線量死亡率曲線を導き出し、米国防総省・原子力委員会の公的見解としている。しかしがん治療で行われる全身照射12Gy(Sv)では死亡 しない。また医療用注射器の滅菌には20,000Gy(=Sv)、ジャガイモの発芽防止には150Gy(=Sv)照射されている。こうしたX線やγ線の光 子線照射では放

  • Vol.64 緊急被ばくの事態への​対応は冷静に - MRIC by 医療ガバナンス学会

    医療ガバナンス学会 (2011年3月14日 06:00) | コメント(0) | トラックバック(0) (独) 国立病院機構 北海道がんセンター 院長(放射線治療科) 西尾正道 2011年3月14日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp 3月11日の大地震により、福島県の東京電力福島原子力発電所で放射性物質の放出という深刻な事態が発生した。マグニチュード9.0という大地震と津波による悪夢のような大災害の現実に対して被害者の救出が全力で行われている。 一方、原発事故も大きく報じられているが、国民が放射線被ばくについて不安が強いという現実に対して上 昌広編集長の依頼で、13日14時現在までの情報をもとに放射線被ばくについての基的な考え方を報告し、冷静な対応を期待したいと思う。 12日午後1時に原発の敷地境界で1015μSv(マイクロシーベルト)/hの放射線

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