浦上 早苗 [経済ジャーナリスト/法政大学IM研究科兼任教員] Jan. 08, 2019, 05:00 AM テクノロジー 265,623 中国IT大手・百度(バイドゥ)創業者の李彦宏(ロビン・リー)CEOが中国国営テレビの新年特別番組に出演し、「人工知能(AI)時代の到来で、スマートフォンは20年以内に消える」と“予言”した。 李彦宏CEOは「21世紀最初の20年が、携帯電話への依存度が強まった20年だとすれば、これからは依存度が低下していく20年になる」とし、「今、スマホがやってくれていることの多くを、家電などに搭載されたAIがやってくれるようになる。スマホは言語で人のニーズを認識するが、家庭のAIはセンサーでそれを感知する。そうすれば、もう手元にスマホを置く必要はないだろう」と説明した。 李彦宏CEOはさらに、「運転や翻訳といった反復作業が多い頭脳労働も、AIで事足りるようになる」