人種差別の問題、経済格差の問題、男女差別の問題 これらをリベラル派は「構造的な要因」に原因を求めている 「構造的な要因」に原因を求めるということは、人間の行動は構造によって決定されるという考え方をとっているわけで、自由意志を否定している にも関わらず、自由意志をリベラル派は尊重しているのである 例えば、アファーマティブアクションとして、理系の大学に女子枠を作る話などもそうである 構造的な要因で、女性が理系の大学に進学できないという説明をするのならば、当然にしてそこに人間の自由意志はない しかし、リベラル派は「女性は構造的な要因で理系の大学に進学できない」「女性の自由意志で大学を選べるようにするべき」という二つを主張しているのである これは明らかにおかしい 自由意志を認めるならば、有名大学に黒人が少ないのも、経済格差があるのも、議員に女性が少ないのも、全て「自由意志の結果」のはずである 自由