数理科学修士卒、非数学者の意見。 (数論が専門ではなかった。) ① 工学系修士だと、微分積分、線形代数、複素関数論あたりは知っていると思う。 応用系と数学科向けだとちょっと内容が違うので(εδ論法とか)、まずその辺の復習から始める。 現時点での理解度によるけど100時間くらい? ② 純粋数学への入口として、「集合と位相」のような本を読む。 (私は松坂和夫を読んだ。)約100時間。 ③ 抽象的思考の壁を乗り越えるために「代数学」のような本を読む。ガロア理論くらいまで。 (私は森田康夫だった。)約200時間。 ④ 雑学というか、モチベーションの維持として初等整数論の本を読んだり問題をといたりする。 (私はヴィノグラードフとか高木貞二とか)100時間くらい? このくらいで、とっかかりは出来るので、その後何やったらいいかも見えてくるはず。 上記+3000時間くらいで理論の入口あたりにはたどり着くと