こんにちは、総合南東北病院外科の中山祐次郎です。京都大学大学院でただいま勉強中です。 こちら京都では梅雨はどこ吹く風、凄まじい暑さが襲っています。気温は他の土地と変わりませんが、「風がない」「湿度が高い」のが特徴的です。 実は医学的には「暑さ」とは「暑さ指数」として熱中症の危険度として表現され、気温だけでなく風速・湿度・日射量で決まります。 さらに専門的には、 WBGT(暑さ指数)=0.735×Ta+0.0374×RH+0.00292×Ta×RH+7.619×SR-4.557×SR2-0.0572×WS-4.064(環境省の「熱中症予防情報サイト」より) と算出します。Taは気温(℃)、RHは相対湿度(%)、SRは全天日射量(kW/m2)、WSは平均風速(m/s)です。 さて、この連載は前々々々々々回から、特別編「医者の本音」シリーズとして全8回で毎週お送りしております。 「余命3カ月のが
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