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川口マーン川口に関するUnimmoのブックマーク (20)

  • 脱炭素に踊らされたドイツの「悲惨すぎる末路」…国際競争力が地に落ち、産業の空洞化も深刻、過度な中国依存が裏目に(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    脱炭素に踊らされたドイツの「悲惨すぎる末路」…国際競争力が地に落ち、産業の空洞化も深刻、過度な中国依存が裏目に ドイツにとって「脱中国」は夢のまた夢 たとえば世界一の化学コンツェルンであるBASFは100億ユーロを投資し、その生産拠点の多くをドイツから中国の湛江市に移した。これは、過去にドイツ企業が中国で行ったうち、最大の投資だという。また、70年代から中国に進出し、中国における西側老舗といえるフォルクスワーゲン社は、ドイツで計画していたEV車の製造を取りやめ、安徽省に25億ユーロで新工場を建設した。 要するに、ドイツにとっては脱中国など夢の夢。さらに言うなら中国には、レアメタルはもちろん、太陽光パネル、医薬品、ノートブック、また、自転車のフレームも、ベビーカーも、とにかくありとあらゆる物を売ってもらう必要もある。 独中関係は今や対等などではない。それを痛いほどわかっているのが、おそらく社

    脱炭素に踊らされたドイツの「悲惨すぎる末路」…国際競争力が地に落ち、産業の空洞化も深刻、過度な中国依存が裏目に(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
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    Unimmo 2024/08/10
    オルバンを崇敬する親プウヨ、川口マーン川口です。
  • 凋落していくドイツ。なぜドイツはこうなってしまったのか、川口マーン惠美さんに聞く=鈴木傾城 | マネーボイス

    かつてドイツはヨーロッパの中ではもっとも合理的で質実剛健な性格で経済をリードする国であったが、今のドイツは経済紙に「欧州の病人に逆戻り?」と危惧されるほどおかしな国になりつつある。 とくにエネルギー問題では、原発全廃に突き進んだことで電気代の高騰や産業の空洞化を招くようになって、これがドイツ経済の凋落の大きな要因となりつつある。 エネルギー危機に関して言えば、2021年のロシアウクライナ侵攻がきっかけでエネルギー・資源が高騰するという出来事があったのだが、この事件でまともにワリをらったのがドイツだった。ドイツはエネルギーをロシアに依存していたからでもある。 ドイツのどこか危ういエネルギー政策が、ロシアウクライナ侵攻で一気に露呈した形となったのだが、昨今のドイツのエネルギー危機を招く下地を生み出したのは、いったい何だったのだろうか。 実はドイツの凋落はメルケル時代からすでに起きていたと

    凋落していくドイツ。なぜドイツはこうなってしまったのか、川口マーン惠美さんに聞く=鈴木傾城 | マネーボイス
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    Unimmo 2023/10/16
    川口マーン川口キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!。略して北川口。
  • ベンツ、BMW、VWが"ドイツ脱出"…世界有数の優良企業がドイツ国内から次々と逃げ出す残念すぎる理由 これ以上環境左翼に振り回されてはたまらない

    与党を合わせた支持率は3割しかしない ドイツARD(公営第1テレビ)の世論調査「ドイチュランド・トレンド」での恒例の質問は、「次の日曜日が総選挙なら、あなたはどの政党に票を投じますか?」 8月31日のこの質問に対する回答は、1位がCDU/CSU(キリスト教民主/社会同盟)で29%。2位はAfD(ドイツのための選択肢)で22%。どちらも野党だ。 一方、与党3党はというと、ショルツ首相の社民党が16%で過去最低。緑の党と自民党がそれぞれ14%、6%。つまり、ショルツ内閣の支持率は現在、3党合わせても36%で、常識でいえばすでにレームダック状態だ。 しかも、状況改善を目指して3党が心を合わせて頑張っているならまだしも、政権内は仲違いが甚だしい。彼らが合意してスムーズに進められたのは、自分で自分の性別を自由に変えられる「自己決定法」とか、大麻の合法化など、多くの国民が重要事項だと思っていないことば

    ベンツ、BMW、VWが"ドイツ脱出"…世界有数の優良企業がドイツ国内から次々と逃げ出す残念すぎる理由 これ以上環境左翼に振り回されてはたまらない
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    Unimmo 2023/09/16
    川口マーン川口キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
  • 「男がおごるべき論争」日独でこれだけ違う価値観

    ここ最近、SNS上で「男がおごるべき」論争が活発化しています。幾度となく蒸し返されるこのテーマ、時代や場所が変われば、考え方も変わるもの。では現在のドイツではどのように考えられているのでしょうか。もちろんドイツ人といっても人それぞれ、一くくりにはできませんが、日独ハーフとして両国を見てきた観点から一般論と個人的な見解を述べたいと思います。 先日セクシー女優の深田えいみさんが「デート代、なんで男が払わなくちゃいけないのって言葉 女性はそのデートの為に準備して洋服、メイク、美容代も入ってると思う 全部安くない。リップだってブランドなら4000円はする 可愛いって言って欲しくて、その為に凄く早起きして準備してる それを考えた上で、女性に出してあげて欲しいって思う!」とツイッターに投稿し賛否両論を呼びました(現在ツイートは削除)。 その後、元AKBのメンバーでタレントの大島麻衣さんがYouTube

    「男がおごるべき論争」日独でこれだけ違う価値観
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    Unimmo 2023/02/28
    ここで川口マーン川口が出てこなきゃダメだろ。
  • ドイツの「国防政策大転換」“平和ボケ”から豹変に国民はついていけるのか(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    ドイツ人の国防意識 ドイツが国防とエネルギーにおける政策の誤りを認め、大転換を図っているというニュースが流れているが、はたして、実際のところはどうなのか。 マクロン仏大統領はここ数年、EUは米国や英国に頼っているばかりではなく、自主防衛すべきだと主張してきた。しかし、それをいつもさりげなく無視してきたのがドイツだ。 そもそも安全保障がEUの重要案件になれば、核を持っているフランスが主導権を握るだろうから、ドイツはそれも気に入らない。結局、主要メディアも国民も、マクロン大統領が吠えれば、あたかもフランスが好戦的であるように皮肉っておしまいというのがこれまでの経緯だった。 なお、NATOの決まりでは、加盟国の国防費はGDPの2%とされているが、1.5%より増やすつもりのなかったドイツは、これに関しても馬耳東風だった。 平和ボケの酷さでは、ドイツは日といい勝負だ。それどころか、軍事忌避は日

    ドイツの「国防政策大転換」“平和ボケ”から豹変に国民はついていけるのか(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
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    Unimmo 2022/04/08
    川口マーン川口だと思ったら川口マーン川口だった。
  • 1230kmのパイプラインも作ったが…ロシア依存だったドイツが超強気に急変した本当の理由 ウクライナ戦争は「エネルギー政策の大転換」の言い訳に

    エネルギー部門の高騰は石油だけではない。現在、ドイツの平均的な家庭のエネルギー代は、前年比でなんと5割も増えている。特に天然ガスの市場価格は、前年比でほぼ2倍。ドイツでは地域暖房に天然ガスを使っている自治体も多く、平均家庭のガス代の負担は、日円にすると年間で約10万円の増加になるだろうという。 さらに石炭も需要の急増で、価格は現在、前年比でほぼ3倍に達し、それら石炭やガス価格の影響をもろに受けた電気代が暴騰中である。ドイツでは通常、多くの電力会社が1月から新料金に切り替えるが、今年の電気代はすでに平均6割も上がっている(特に新電力が、天井知らずの値上げになっている)。しかし、それでも間に合わず、例外的に4月に再値上げを計画している会社もあるという。 「極度のロシア依存」のツケがきている ドイツではたいてい、電気代は前年の実績から弾き出された金額を12等分して毎月支払い、翌年に、実費との差

    1230kmのパイプラインも作ったが…ロシア依存だったドイツが超強気に急変した本当の理由 ウクライナ戦争は「エネルギー政策の大転換」の言い訳に
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    Unimmo 2022/03/08
    川口マーン川口だと思ったら川口マーン川口だった。さよなら。
  • なぜドイツはロシアの脅しにこれほど脆弱なのか

    ドイツのショルツ首相。ウクライナ情勢に絡み、ロシアへの難しい対応を迫られている/Tobias Schwarz/AFP/Getty Images (CNN) 「メルケル後」初となるドイツの政権にとって、最初の100日間はとりわけ厳しい滑り出しになりつつある。 ショルツ首相とその内閣は昨年12月8日の就任以降、ウクライナ国境沿いにおけるロシアの前例のない軍備増強や、欧州での大規模戦争の可能性に直面せざるを得なかった。これまでのところ、彼らの仕事ぶりは現在の危機的状況下でのドイツの指導力に信頼を抱かせるものにはなっていない。 ドイツの天然ガス輸入の約半分はロシアから来ている。ドイツが脱石炭と脱原子力に同時に乗り出すなか、ロシアへの依存は今後ますます重要になるだろう。ロシアドイツにとって重要な輸出相手国でもある。また歴史的な理由もあり、ドイツの指導者は長年ロシアとの緊密な関係を望んできた。 徐々

    なぜドイツはロシアの脅しにこれほど脆弱なのか
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    Unimmo 2022/02/04
    川口マーン川口のせいだよ。
  • 「このままでは国中停電してしまう」グレタさんから距離を置くドイツの"大人の事情" 彼女を支持している場合じゃない

    「こんな流れになってしまった」と議長が涙の謝罪 11月13日夜(日時間14日早朝)、会期が2日延長されたCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)がようやく閉会した。今回は英国が議長国のため、会議はスコットランドのグラスゴーで開かれていた。議長を務めた英国のシャーマ前ビジネス相は、最後の会議で成果文書「グラスゴー気候協定」を採択するときのスピーチで、「こんな流れになってしまった」ことを謝罪し、無念の涙に声を詰まらせた。 すると、それに気づいた参加者の拍手が沸き起こり、満場の拍手は、しばらくしてシャーマ議長が気を取り直し、「先に進めなければなりません」と言うまで続いた。最近、そもそもCOP自体が茶番という評価をよく聞くだけに、シャーマ議長の真面目そうな風貌も相まって、私にはこのシーンが茶番の印象にダメ押しをしてしまったように見えた。 さて、翌日の独主要メディアは、このCOPの

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    Unimmo 2021/11/19
    これはもう川口マーン以外ありえないとおもったら川口マーンだった。さようなら。
  • 脱原発で一部から絶賛されたドイツが「国中大停電の危機」を迎えている笑えない理由 エネルギー政策が非現実的すぎる

    英国は「1カ月半だけで70%増」の異常な値上げ 9月15日の未明、フランスと英国を結ぶ送電線で原因不明の火災が起こり、2GWの送電能力のうちの半分が失われた。ドイツではそのとき初めて一般のニュースで、英国で天然ガスの値段が異常に高騰している事実が詳細に報じられた。 英国のガスの値段は今年の初めから9月の半ばまでで250%も上がっていた。8月から1カ月半だけで70%増という常軌を逸した上がり方だ。理由は品薄である。要するにガスが足りない。 天然ガスは発電に使われているので、もちろん電気代も跳ね上がっている。しかも、火災の起こった送電設備の復旧は来年というので、これから寒くなると電力が足りなくなる可能性が高い。値上げの終わりは見えなかった。 天然ガスが不足している理由は複合的だ。一番大きな理由は、アジアでの天然ガスの需要の急増。コロナ後、産業を回復させている中国の影響が大きい。中国はオーストラ

    脱原発で一部から絶賛されたドイツが「国中大停電の危機」を迎えている笑えない理由 エネルギー政策が非現実的すぎる
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    Unimmo 2021/10/12
    川口マーンかと思ったら川口マーンだった。さよなら。
  • 公開レイプ、中世のような拷問部屋…ウイグルの強制収容所を逃れたあるカザフ人女性の証言(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    長いあいだ書こうと思って、どうしても書けなかった。草思社から出ている『重要証人: ウイグルの強制収容所を逃れて』というについてだ。 なぜ、書けなかったかというと、ちゃんと読めなかったからで、正直にいうと、今でも完璧には読んでいない。あまりにも残酷そうなところに差し掛かると、自己防衛能が働き、「ここは読むな」と警告を発する。それだけで、私は怖くて震えそうになる。何度かトライしたが、警告はいつも同じところで来た。 同書は、サイラグル・サウトバイというカザフ人女性の話を、ドイツ人ジャーナリストのアレクサンドラ・カヴェーリウス氏がまとめたものだ。1976年、サウトバイ氏は東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)で生まれた。ここには、カザフ、ウイグルなど多くの民族がいる。彼らはイスラム教徒だ。 サウトバイ氏はいわゆるエリートで、イリ自治区の大学を主席で卒業し、97年からは医師として働いた。イリの人口

    公開レイプ、中世のような拷問部屋…ウイグルの強制収容所を逃れたあるカザフ人女性の証言(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
  • 日本の感染者数はドイツの1/10以下…! 大騒ぎするレベルではない(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    の感染者数はドイツの1/10以下…! 大騒ぎするレベルではない 厳しくするのは水際だけで十分では? アストラゼネカ問題再び 3月30日、突然、アストラゼネカのワクチン接種は60歳以上の人にだけ推奨というニュースが流れた。若い人は受けない方が良いということだ。 アストラゼネカは、イギリスとスェーデンが共同開発したワクチンだが、ドイツでは、接種が始まった後すぐに、65歳以上の人の接種は控えるようにという指示が出て、最初の混乱が起こった。理由は、高齢者についての治験が不十分であるからということだった。 しかし、しばらくしたら、それが解消されたとかで、全員に接種してOKということになった。ところが、3月半ばになって、また突然、160万回接種したうちの8人に珍しい脳血栓の症状が出たということで、即、接種ストップ。数日後には、脳血栓の危険よりも、接種を中止してしまう危険の方がよほど大きいとして再び

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  • ドイツの「2大タブー」に切り込んだあるドイツ人学者の新聞記事(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    中国とメルケルを痛烈批判 メルケル独首相ほど中国と良い関係を保ち、中国から誉めたたえられている先進国の首脳はいない。当然、ドイツの他の政治家はもちろん、主要メディアも、当に的を射た中国批判はしないことで知られている。 しかし、そんなドイツで、ほぼ唯一、中国について、堂々と他紙とは違った認識を著す主要メディアがWelt紙だ。Welt紙は、人権問題も、香港問題も、最近ではコロナの問題でも、中国に遠慮はしない。 そのWelt紙のオンライン版(6月9日付)に、「『質的な問題はメルケルの中国政策である』」というタイトルの記事が載った。タイトルの下にある写真は、メルケル首相と習近平主席が、両国の国旗の前で握手をしている写真。 https://www.welt.de/politik/ausland/plus209224653/Totalitarismus-Das-eigentliche-Proble

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  • 日本人が気づかない「再生エネルギー信仰」の不都合な真実(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    は環境後進国なのか 10月4日、日経新聞オンラインの速報として、「脱CO2、先頭から脱落 環境後進国ニッポン 再生エネ普及で差」というタイトルの記事が大きく載った。(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21864180U7A001C1SHA000/)。 書き出しは、こうだ。 「地球温暖化対策を評価する複数の指標で、日は数値の悪化が止まらない。世界で急激に進むパラダイムシフトから取り残され、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及や産業構造の転換が遅れているからだ。優れた省エネ技術や公害対策などで『環境先進国』といわれた日の自画像は大きく揺らいでいる」 しかし、日の再エネ(特に太陽光発電)の普及は他国に比べて遜色はない。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の2017年レポートによれば、2016年末の太陽光発電設備量は日が4,170万k

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  • いま、ドイツ軍部を侵食する「極右思想」の暗い影(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    謎のシリア難民「ベンジャミン」 今年の1月末、オーストリアのウィーン空港の身障者用トイレに、拳銃が隠されているのが見つかった(詳しい隠し場所は発表されていない)。そこで警察は、誰かがこの拳銃を取りに来るに違いないと見て、罠を仕掛けた。 2月3日、トイレに現れたのは、ドイツ軍の将校、フランコ・A(28歳)だった。隠し場所を開けた途端、Aはあっという間に大勢の警官に取り囲まれた。 Aは取り調べに対して、「ウィーンで酔っ払って、草むらで用を足そうとしたら、偶然、拳銃を見つけた。それをジャケットに入れたまま、翌日空港まで来てしまったため、慌ててトイレに隠した」と説明したという。小学生でも信じないだろう。 オーストリア警察がドイツ当局にAの指紋照合を求めたところ、すぐに一致する指紋が見つかった。ところが奇妙なことに、それは将校フランコ・Aではなく、一人のシリア難民のものだった。 フランコ・Aの件は、

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  • 21世紀のドイツにはびこる謎の勢力「帝国臣民」をご存じか(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    もう30年以上も住んでいるというのに、未だにドイツには時々サプライズがある。 10月19日、バイエルン州のゲオルゲンスグミュントという町で、武器を没収するため、特殊部隊の警官が一軒の家に近づいたところ、何の警告もなしに、二階の窓から銃弾が発射され、銃撃戦となった。 4人の警官が負傷し、翌日、うち1人が亡くなった。狙撃手はヴォルフガング・P(49才)。“帝国臣民(Reichsbürger)”運動のメンバーである。 ドイツ連邦共和国を認めない人々 “帝国臣民”運動とは何か?  “帝国臣民”は多くのグループに分かれており、単に頭の中に奇異な考えが詰まっている人たち、極右、反ユダヤ勢力、あるいは犯罪グループから、オカルト集団っぽいものと、多岐にわたる。統一した思想も組織も存在しない。 ただ、その彼らの唯一の共通点が、現在のドイツ連邦共和国を認めていないこと。国際法上は、まだ「ドイツ帝国」が主権を持

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  • ベルギー連続テロ 「無法地帯」を放置したベルギー政府の不手際(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    新たなテロでEU全土が厳戒態勢に ISテロリストのサラ・アブデスラムが、3月18日にブリュッセルで生け捕りになった。去年11月、130人もの犠牲者を出したパリの無差別テロの主犯の一人で、以来、フランスとベルギーが総力をあげて探していた男だ。 捕獲のニュースが入った途端、ベルギーのミシェル首相は舞い上がり、EUサミットをそそくさと中座。それを追いかけるようにしてやってきたオランド仏大統領とともに、捜査の経過を固唾をのんで見守った。 ところが、おそらくその報復だったのだろう、わずか4日後の22日、ブリュッセルの国際空港と、EU部にほど近い地下鉄の駅で無差別テロが発生した。 23日現在、死者は31名、負傷者は270名。ISとの戦いが「エンドレス」になり始めたようで、ヨーロッパは混迷の様相を深めている。4人の犯人のうちの3人は自爆した模様だが、1人が逃走し、現在、ベルギーとフランスだけでなく、E

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  • ドイツが抱える最大の問題はギリシャ危機ではない。激増する「難民」だ(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    ドイツが抱える最大の問題はギリシャ危機ではない。激増する「難民」だ 頻発する難民お断りデモ、受け入れ宿舎の放火…… 難民庇護はドイツ国の義務だが ドイツ法(憲法に相当)には、「政治的に迫害される者は庇護権を享有する」と明記されている。ナチの時代にユダヤ人を排斥したことへの反省と、逃げたユダヤ人が外国で助けてもらったことへの感謝が、ここに表されている。つまり、「難民庇護はドイツ国の義務」という解釈だ。 そんなわけで、今までかなり気前良く、難民、および亡命者を受け入れ続けてきた。90年代、ソ連や東欧が崩壊した時も、ユーゴの内乱の時も、多くの難民がドイツに駆け込み、申請をし、最終的に多くがドイツに留まることになった。 しかし、現在、当時とは比べ物にならないほどの数の難民がドイツに押し寄せている。今年の1月から6月までの半年間で、約18万人! 1日1000人の計算だ。しかも、その勢いが下火にな

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  • CO2排出量増大のピンチ!脱原発に舵を切ったドイツは今どうなっているか?(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    6月27日、ドイツ南部、バイエルン州のグラーフェンラインフェルト原発が停止した。ドイツでは福島第一原発事故の後、17基の原発のうち8基が止まり、残り9基が動いていたが、まず、そのうちの最初の1基として、最古参の同原発が33年の歴史に幕を降ろしたのだ。脱原発の計画では、2022年までに残りの8基もすべて停止することになっている。 停止の前夜、原発施設の巨大な冷却塔のコンクリート壁に、「3000億キロワット時のCO2フリーの電気をありがとう!」という文字が電光で浮き出しになった。同社の原発の電気を販売しているMAXATOMSTROM社からの追悼の言葉だ。また、同原発の持ち主であるE.ON社では、幹部が、見ているほうが涙が出そうになるほど悲痛な表情で記者会見をした。 一方、反原発派の人々はお祭り気分。原発が止められた土曜日の夜、その周りに続々と集結し、派手にカウントダウンをして、大いに盛り上がっ

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  • 「ベビーカーで電車に乗るな」という傲慢さ!それなら他人が産んだ子に将来の年金や社会福祉の負担を押しつけるな(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    「ベビーカーで電車に乗るな」という傲慢さ!それなら他人が産んだ子に将来の年金や社会福祉の負担を押しつけるな 「エッ、出産に80万円!?」 日に住む従妹と話していて、椅子から落ちそうになるほど驚いた。娘がおめでたで、出産に80万円を用意しなければいけないのだそうだ。手続きをすると、あとでいくらか還元されるというが、たとえ7割戻ってきたとしてもまだ高い。そうでなくても、出産となると、産院に払うお金以外にも出費はかさむのだ。 「なぜ、子供を産むのに、お金を払わなければいけないのよ」と私は言った。ドイツでは、出産前も出産後も検診は無料。18歳までの子供の医療もすべて無料だ。そう言うと、今度は従妹がびっくりした。「妊娠中の検診も、1度で1万円ぐらいかかる。あまり高いから、2度目の人は、2回に1回ぐらいにしちゃおうかって言っているって話よ」と、彼女は言った。 さらに聞いてみると、生まれたあとの予防接

    「ベビーカーで電車に乗るな」という傲慢さ!それなら他人が産んだ子に将来の年金や社会福祉の負担を押しつけるな(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
  • asahi.com(朝日新聞社):フルトベングラーとカラヤン 天才指揮者も「時代の子」 - 音楽 - 映画・音楽・芸能

    フルトベングラーとカラヤン 天才指揮者も「時代の子」2009年2月19日 印刷 ソーシャルブックマーク フルトベングラーとカラヤンといえば、世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィルの芸術監督として20世紀に君臨した大指揮者だ。両巨匠と演奏した元団員への聞き取りをまとめた『証言・フルトヴェングラーかカラヤンか』(川口マーン惠美著・新潮選書)を読んで感じたのは、天才芸術家も、時代の刻印をあらがいがたく受けるということだ。 ドイツ在住の著者は07年、当時の団員の数人が健在であることをつかむ。約10カ月かけて両者を知る6人と、カラヤンだけ知る5人の証言を得た。追跡調査はティンパニ奏者だったテーリヒェンを電話帳で探して会い、他の団員を次々紹介してもらうという、シンプルなものだ。だが、こうした舞台裏の視点で巨匠の素顔を追う手法は、時に自分の音楽観の代弁者として崇拝を込めて書かれた伝記では見えない、指揮

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