東京都台東区の松村智成区議(50)=自民=が20日の区議会で、LGBTQなど性的少数者について教える学校教育に対して、「偏向した教材や偏った指導があれば(児童たちを)同性愛へ誘導しかねない」と発言していたことが判明した。性的少数者の全国組織は「性的指向は自分では変えられないという理解が欠落している。訂正すべきだ」と批判している。 松村区議は20日の一般質問で、6月に議員立法で成立したLGBT理解増進法について、区の教育現場での取り組みを質問した。
河村市長(手前右)にオーガニック給食のさらなる実施を求める「名古屋ママ会」のメンバーら=名古屋市役所で2021年7月26日、藤顕一郎撮影 今秋から有機農産物「オーガニックバナナ」を小学校給食に導入することを決めた名古屋市の河村たかし市長に対し、市内の母親らでつくる「名古屋ママ会」は7月末、他の食材も含めた「オーガニック給食」の全面的な導入を要望した。河村市長は先行実施する県内外の自治体や海外の事例を精査することを約束するなど、前向きに検討する考えを明らかにした。 名古屋市では10月から「オーガニックバナナ」を小学校給食で提供することが決まっている。ただ、野菜や調味料、米など他の食材については、1日に必要な12万食分を安定して確保することが難しいとされ、高コスト化の課題もあり、オーガニック給食の全面的な導入のめどは立っていない。
山本幸三・地方創生相が16日、大津市内のホテルで開かれた滋賀県主催の地方創生セミナーで、文化財観光の振興をめぐり見学者への案内方法やイベント活用が十分でないことを指摘し、「一番がんなのは学芸員。普通の観光マインドが全くない。この連中を一掃しないと」と発言した。 学芸員は博物館法で定められた専門職員で、資料の収集や保管、展示、調査研究などを担う。今回の発言はセミナーでの講演後、滋賀県長浜市の藤井勇治市長から「インバウンド観光振興について助言を」と質問された際にあった。外国の有名博物館が改装した際のことを引き合いに出し、「学芸員が抵抗したが全員クビにして大改装が実現した結果、大成功した」などとも述べた。 セミナー後の記者会見で、山本地方創生相は「新しいアイデアに、学芸員は『文化財だから』と全部反対する。学芸員だけの文化財でやっていると、これから観光立国で生きていくことができない。『一掃』は言い
自民党の大西英男衆院議員(東京16区)は24日、所属する細田派の会合で、衆院北海道5区補選の応援で現地入りした際、神社の巫女(みこ)から「自民はあまり好きじゃない」と言われた出来事を紹介。「巫女さんのくせになんだと思った」と発言した。 大西氏は補選の必勝祈願のために神社を訪れ、出会った巫女に自民公認候補への支援を依頼したが、断られたという。「巫女さんを誘って札幌の夜に説得しようと思った」とも述べた。 神社関係者らによる神道政治連盟は自民と近い関係にあるため、巫女から言われた言葉が不満だったようだが、細田博之幹事長代行(島根1区)は直後に「出雲の人からみるとはらはらした。東日本の人は頭に浮かんだらすぐに発言してしまう。言動、行動は十分に注意いただきたい」と制した。 大西氏は昨年6月の自民党議員の勉強会で、「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番」などと発言し、党から厳重注意処分
口利きの実態が明らかになったにもかかわらず、謝罪もなく辞任で幕が引かれた甘利経済再生担当大臣の現金授受問題。そんななか、またも安倍内閣の本質が露わになる発言が閣僚から飛び出した。 「組み体操はかけがえのない教育活動で、悪いことではない。それを文科省が規制するのは違う」 これは1月29日付けの東京新聞が行った義家弘介文科副大臣への取材での発言だ。組体操による事故は近年増加しており、2013年には8000件以上の事故が発生。昨年も大阪府八尾市の中学校で6人の重軽傷者を出し、千葉県松戸市では小学6年の男児が開頭手術を受けるほどの事故が起こっている。しかし、義家副大臣はこのように組体操を“肯定”したのだ。 「危ないのは組み体操だけではない。何件だから危ない、と線引きすることには慎重な対応が必要」 「事故が起こって問題になったからと上から目線でずばっと何段と切るのは、指導上は不幸なこと」 「事故が起
かつてない興奮と憂鬱のはざまで、総理の心はさながら上り下りを繰り返すジェットコースターのようだ。新聞やテレビが決して報じないところで、にわかには信じがたい言葉を連発していた。 「国政進出、私は期待していますよ」 「(来年7月の)参院選には出ないということなら、衆参ダブルもありますから」 真剣な面持ちで身を乗り出す安倍晋三総理に、さすがの橋下徹・維新の党最高顧問も「いやあ……」と曖昧な笑みを浮かべるほかなかった。 今、日本一豪奢なホテルといわれる、虎ノ門ヒルズ高層階の「アンダーズ東京」。銀座、丸の内の夜景を一望する地上240mの個室に、安倍総理、菅義偉官房長官、橋下氏、そして松井一郎大阪府知事の4人だけが静かに座っていた。6月14日、日曜日の夜。番記者もシャットアウトした密室の会談は、3時間にも及んだ。 「もともとこの日は松井知事が単独で上京するから、菅さんと会おうという話だった。そ
自民党が下野していた2010年2月2日に行われたという、「頑張れ日本!」結成大会に参加した政治家の顔ぶれがすご過ぎる。 渋谷で反同性愛デモを主催した「頑張れ日本!」の結成大会に安倍首相や複数の現役閣僚が登壇していた | BUZZAP!(バザップ!) 渋谷で反同性愛デモを主催した「頑張れ日本!」の結成大会に安倍首相を始め複数の現閣僚が参加・登壇していたことが明らかに 2015年3月11日16:20 by 深海 | カテゴリー 社会 | タグ LGBT, これはひどい, ゲイ, 政治 昨日渋谷で反同性愛デモを主催していた「頑張れ日本!」の2010年の結成大会に安倍首相ら現閣僚を始め、多数の国会議員らが参加し、登壇していたことが同HPから明らかになりました。安倍首相に至っては基調講演を行っています。詳細は以下から。 3月10日、渋谷区の同性パートナーシップ条例に抗議するとの名目ながら、実質的には
菅義偉官房長官は19日の記者会見で、安倍晋三首相が戦後70年の今年中に出す「安倍談話」について検討する有識者懇談会のメンバー16人を発表した。西室泰三・日本郵政社長(79)が座長に就任する見通しで、25日に初会合を開き、夏をめどに議論をまとめ、首相に報告する。首相は懇談会の議論を踏まえ、談話の作成に当たることになる。 懇談会の名称は「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」(略称・21世紀構想懇談会)で、首相の諮問機関と位置づけた。菅氏は会見で「先の大戦への反省、戦後平和国家としての歩み、今後日本はアジア太平洋地域や世界にどう貢献していくか。世界に発信できるようなものを英知を結集して考え、新たな談話に書き込んでいきたい」と述べた。 西室氏は日中の有識者でつくる「新日中友好21世紀委員会」の日本側座長を務めた。座長代理には、集団的自衛権の行使をめぐる首相
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