前回デジタル教科書教材協議会(DiTT)の設立シンポジウムに出て学んだことの1つは、「結局学校を変えていくのは校長先生次第」ということであった。筆者が代表理事を務めるMIAU(社団法人インターネットユーザー協会)では、昨年から情報リテラシー教育教材を作り、学校の先生方と徐々につながりを持ってきているが、今年は学校のすごい取り組みを取材していこう、というプロジェクトを始めた。 そこで知ったのが、埼玉県越谷市立大袋中学校である。この学校を4月から率いる、大西久雄校長がすごい。学校のイベント情報を始め、部活動の練習風景など、子どもたちの学校での活動状況をTwitterで発信するという方法論を構築、実践している。 筆者も子ども2人を学校にやる立場だが、学校から届けられる情報は、保護者向けに配られるプリントのみに限られる。しかもそれらのほとんどは学校から保護者への依頼案件で、保護者として知りたい子ど
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