太平洋戦争末期の米軍機による空襲被害を調べている大分県の市民グループ「豊の国宇佐市塾」(平田崇英塾頭)は20日、那覇市の首里城が米軍の攻撃で破壊される直前の空撮によるカラー映像を入手した、と発表した。 映像は3秒間。米国の国立公文書館からフィルムを入手。日米の戦争関係資料などから特定したという。首里城北側にあった日本軍の施設を攻撃する米軍爆撃機の記録員が手持ちのカメラで地上を撮影中、旋回した際に首里城がたまたま映り込んだらしい。 映像には首里城一帯が映っており、正殿のほか、住宅地や学校らしき建物などが見える。撮影時期は1945(昭和20)年4月ごろとみられる。
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