ナイジェリア北東部で、イスラム過激派「ボコ・ハラム」によるとみられる攻撃が激化している。10、11両日には少女らによる複数の「自爆テロ」が発生。今月上旬には政府軍の軍事基地が制圧され、周囲の町が焼き尽くされて、数百人以上が殺害される事件も起きた。 現地の報道などによると、ボルノ州の州都マイドゥグリの市場では10日、10歳前後とみられる少女の体に巻き付けられた爆発物が突然爆発。少なくとも19人が死亡、多数のけが人が出た。目撃者によると、爆発は少女が市場の入り口で金属探知機による身体検査を受けている最中に起きた。何者かが遠隔操作で爆発物を起爆させた疑いが持たれている。 ヨベ州ポティスクムの市場でも11日、少女ら2人が「自爆テロ」を行い、少なくとも3人が死亡した。2人の年齢については「ともに10歳前後」という報道と、「15歳と23歳」という報道がある。 昨年4月、ボコ・ハラムはボル… こちらは有
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