オウム後継、今なお「麻原」信奉 施設に肖像、4割超が20~30代―松本サリン事件30年・公安当局 時事通信 社会部2024年06月27日07時06分配信 オウム真理教富士宮総本部の2階道場=1995年7月、静岡県富士宮市 社会を震撼(しんかん)させたオウム真理教による松本サリン事件から30年。後継3団体の信者計約1650人のうち、大半が所属する「Aleph(アレフ)」は今なお、教団元代表の松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚=2018年執行=の教えを絶対として信奉する。公安当局は依然として大量殺人などの脅威があるとみて、目を光らせている。 現場跡地に献花台初設置 地元2町会「怖さ今も」―松本サリン30年・長野 オウム真理教時代から調査に当たっているという公安調査庁の担当者は、アレフについて「基本は何も変わっていない」と分析する。施設への立ち入り検査で、元死刑囚の肖像写真が飾られた祭壇や、元死刑囚