「ネットとTVの融合」――00年代を通じて必然と言われ続けながら、米国での試みはことごとく失敗に終わってきた。しかし、今年のホリデーシーズンにはおそらくこれまでで最大の製品ラッシュが起こりそうだ。しかもメーカー側からは「今度こそは……」という並々ならぬ意気込みが伝わってくる。 今月初めにAppleがスペシャルイベントでApple TVを発表したのに続いて、先週サンフランシスコで開催されたIntelの開発者カンファレンスIntel Developer Forum (IDF) 2010でも期間中に「スマートTV」が度々語られた。AtomベースのインターネットTV向けSoC「CE4100」を採用したLogitechのGoogle TV用コンパニオンボックス「Revue Box」やD-Linkの「Boxee Box」などがホリデーシーズンに向けて登場する。 過去の失敗の山と今回の違いとして、ネット