どうも。takaです。今回は、「僕たちの小指は数式でつながっている (宝島社文庫)」についての感想です。 僕たちの小指は数式でつながっている (宝島社文庫) [ 桜町はる ] ストーリー この小説は、一人称文体で、ぼっち人間がクラスメイトで、数学オリンピックに出たほどの天才女子、秋山明日菜と関わる展開。これはラブコメではベタな話ですね。 「友愛数」とは しかし、関わるようになったきっかけは、ちょっと変わっています。きっかけとなったのは「友愛数」です。 友愛数というのは、2つの整数の約数を足すと、お互いの数字になるという数字です。一番小さい友愛数は、220と284です。220の約数、すなわち110、55、44、22、20、11、10、5、4、2、1を足すと284、284の約数、すなわち142、71、4、2、1を足すと220になります。本当なのか確かめるため、実際に計算してみると、その通りの結