本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2014 Fall」の取材の一部である。 今日から二日間、京都の地でIT系の企業幹部が集まるオフサイト・カンファレンス「Infinity Venture Summit 2014 Fall(以下、IVS)」が開催される。毎回数多く実施されるセッションもさることながら、やはりここの魅力はネット系に携わる有力者、期待のスタートアップたちが一堂に会することにある。 THE BRIDGEでは今回も本誌だけに語ってくれた生の声を現地からお届けする。 最初の取材に応えてくれたのが生活関連サービスの提供する中小企業が出店するマーケットプレイス「くらしのマーケット」を運営するみんなのマーケット代表取締役、浜野勇介氏だ。 大型調達などで沸き立つスタートアップ・界隈とは無縁に、2011年の創業以来、地道にサービスを積み上げてきた。最近、好
そいつが僕のもとにやってきたのは、たしか今年の春ぐらいだったと思う。 たまに足立区の実家から届く、僕宛のDMやら手紙やら、親が入れてくれるりんごやら。 そんな普段通りの宅急便の中に、そいつは鎮座していた。 「重要」と印を押された見慣れない封筒。まるで冬山のような威圧的な雰囲気をまとったそいつは、中身を確認するまでもなく、なにかまずいことが起きているのだと僕に直感させた。 2年ほど前、僕は大学を休学した。 特にやりたいこともなく、フラフラと過ごしてみたら人生どんなに素晴らしいものだろうという大学生にありがちな妄想を抱き、夢と希望を胸に自由という旗を掲げた大航海(実際は週3ぐらい近場の温泉行ってた)へと打って出たのである。 それからかれこれ1年半が経ち、なんやかんやして(ここは今後また何処かで)気づけば定職に就き、大学に戻り卒業という名の錦の旗を足立区に持ち帰るなどという夢のような選択肢など、
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