4月22日、総務省が発表した3月の全国消費者物価指数(CPI)によると、電気代は前年比21.6%上昇と41年ぶりの伸び率となった。写真は3月30日、桜を見る人でにぎわう上野公園(2022年 ロイター/Issei Kato) [東京 22日 ロイター] - 4月末に始まるゴールデンウィークは、新型コロナウイルス感染症対策の行動制限もなく、サービス需要が盛り上がる見通しだ。旅行などで遠出を計画する人も増え、これまで抑制されていた需要が噴き出し、消費は久々に活況になるとみられる。一方、物価上昇の足音が日増しに高まる中、消費者マインドにはすでに陰りの兆候も出ている。専門家からは、この連休が年内「最後の宴」になるとの声も上がっている。