ゲーム大手スクウェア・エニックス・ホールディングスで、「ドラゴンクエスト」シリーズの責任者を務めていた三宅有氏が異動し、担当を離れたことが分かった。 複数の関係者によると、三宅氏はスマートフォン向けゲームを扱う新設されたスタジオの責任者に就任した。4月1日に行われた大規模な組織再編の一環として実施された。 スクエニHの広報担当者はブルームバーグの問い合わせにコメントを控えた。 スクエニHは、ユーザーや市場関係者から、ゲームの質や売上本数などについて疑問の声があがっていた。昨年社長に就任した桐生隆司氏を中心に、ゲーム開発体制の抜本的な見直しを進めている。体制を見直すことで組織の活性化をはかり、低迷する販売のてこ入れにつなげる。 スクエニH、ゲーム開発体制を抜本的に改革へ-桐生社長 桐生氏は2月に投資家向け説明会で、外部開発リソースへの依存を減らし、超大型予算の「AAA」クラスのゲームにより注