小、中、高、大と同じ学校に通った親友のK君が、中国で行方不明になりました。 中華系企業で働いていたはずのK君ですが、2020年末頃から音信不通となっています。 どこかで元気でやってると信じながら、K君の数奇な人生について書き留めておきたいと思い記事を書きます。 就職氷河期世代の行く先 (日経プレミアシリーズ) 作者:下田裕介 日経BP Amazon ◎前回の記事 waterwoodnews.hatenablog.com K君の母親の足の具合は予想より悪く、K君は3か月ほど地元に帰省したまま母親の看病をしていました。母親を温泉に連れて行くなどして足が良くなるよう精一杯の親孝行をしていたようです。僕は休日になると必ずK君を誘って地元で遊んでいました。 何回も二人で話しましたが、K君は地元に定住するつもりは全くないようで、再び東京へ帰る機会を伺っていました。近所の家に菓子折りを持って挨拶に行って
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