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ブックマーク / www.vice.com (4)

  • パチモン・レストランをロンドンNO.1レストランに仕立て上げる

    昔々、VICEでライターとして記事を書き始めるずっと前、私は別の仕事をしていた。そのなかでも、今日の私に大きな影響を与えた仕事は、〈トリップアドバイザーで偽レビューを書く〉という仕事だった。いち度も訪ねたことのないレストランの好意的なレビューを書き、報酬は10ポンド(約1500円)。やっているうちに、レビューしたレストランの評価を監視するのに夢中になった。レビューがきっかけで、評価が上がったりもしたのだ。 その経験から私は、トリップアドバイザーは〈偽の現実〉だ、事が提供されたことはない、レビューは全て、私のような雇われライターが書いているのだ――そう信じるようになった。でも、実際はもちろん(たぶん)物だ。そもそも、レストランの存在自体は絶対に偽れない。そうやって自分を納得させたハズだった。 しかしある日、自宅の物置スペースに座っていた私は、突然、天啓を得た。デマ情報ばかりが流れるこの世

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  • UPDATE: Raccoon Who Scaled 23-Floor Office Building Has Been Caught

  • 最低最悪のシンセポップが北朝鮮を崩壊させる

    この50年、北朝鮮政府は国内の全ての音楽をコントロールしてきた。しかし、金正恩はテクノロジーとポップミュージックの潜在能力により、自らの〈プロパガンダ・マシン〉を制御する力を失いつつある。 § 平壌、朝6時。異常なほどの静けさに包まれた朝の空気を打ち砕いたのは、街中のスピーカーから流れる、不快で耳障りな「どこにいらっしゃるの、将軍様?」という曲だった。プロパガンダ・オーケストラ〈普天堡(ポチョンボ)電子楽団〉による演奏である。平壌市民250万人の1日は、毎日この曲から始まる。北朝鮮の市民は、映画、アート、テレビ音楽、ラジオなど、ありとあらゆるメディアから日々、プロパガンダの集中砲撃を受けているが、この強制的な〈目覚まし時計〉もそのひとつだ。 1967年、金体制における指導理念〈唯一思想体系〉が完成して以来、軍歌、愛国歌、フォークソング、ポップス、オーケストラによる演奏など、北朝鮮における

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  • なぜバンクシーだけが 壁に描くことを許されるのか

    ロンドンで暮らしているとエリアを問わず、様々な場所でバンクシーが描いたグラフィティを見つけることができる。彼のグラフィティを探し求めて歩き回るなんてことをしなくても、何かの拍子でふらっといつもと違う道を歩いたときに、どこかで見たことがあるイラストに出くわして、後で調べてみると彼の描いたものだったなんてことが月に何度か起こるのだ。それくらいロンドンの街にバンクシー(の作品)は浸透している。またそうやって街中で見つけられる作品の中には、強化ガラスでカバーが取り付けられているものもあるというのが現状だ。街として彼の作品を維持していくという意志が感じられ、ストリートアートにある程度寛容なロンドン(特にイースト・ロンドン)でも、バンクシーは別格の待遇を受けていると言えるだろう。というわけで今回は、イギリス国内において、なぜ彼がそのように扱われるようになったのかということを様々な角度から探っていく。

    なぜバンクシーだけが 壁に描くことを許されるのか
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