ブックマーク / president.jp (90)

  • このままでは国民皆保険が壊れていく…金子勝「マイナ保険証は政治献金企業が儲かる究極の寄生システム」 健康保険証廃止を止めて一からやり直すほうがいい

    政府のDXは決定的に間違っている 「裏金国家」に支配された政府の産業政策が日の産業衰退をもたらしている。 政府の産業政策の看板とされているのはGX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)であるが、政府のGXとDXはともに決定的に間違っている。 書でこれまで述べた政府のGXが、大手電力会社の地域独占を維持し、安全性もコスト面も著しく劣る原発推進を続けるかぎり、日のエネルギー転換はどんどん遅れていくだろう。 当の問題は、原発の安全性と雇用を確保しつつ、いかに高コストの原発をソフトランディングさせるかにある。ところが、大手電力会社の地域独占と天下りが結びついた日型オリガルヒ経済に猛進して、時代遅れで危険で高コストのガラパゴス・エネルギー体制を維持しようとする完全に間違った産業政策を実行している。経済産業省を早急に解体しないかぎり、日経済の衰退は止

    このままでは国民皆保険が壊れていく…金子勝「マイナ保険証は政治献金企業が儲かる究極の寄生システム」 健康保険証廃止を止めて一からやり直すほうがいい
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    WildWideWeb 2024/11/10
    久しぶりに金子先生の寄稿文を読んだ。「どんな方法なら本人であると安全に確定できるか」をメインにしないシステム話って意味あるんだろうか。クラウドvsオンプレミスの話っていつ頃の話題だろう。懐かしくもあるな
  • 「芸能人の偽アカ」に騙され誤報→削除→大炎上…毎日新聞が「芸能こたつ記事」に手を出してしまった残念な理由 「周回遅れのデジタルシフト」が招いた大失敗

    11月5日、毎日新聞が配信した記事に誤りがあったとし、記事を削除した。ノンフィクションライターの石戸諭さんは「全国紙が裏取り取材をしない『こたつ記事』を配信しただけでなく、誤報を出してしまったことは非常に問題がある。新聞の武器は要所に張り巡らされた取材網にあるのだから、従来の強みを活かした記事をこれからも作って欲しい」という――。 全国紙が“なりすましアカウント”に騙された メディア業界を揺るがす一大事である。 毎日新聞が人気アイドルグループのSNSアカウントの発信をもとにしたニュースを11月5日11時47分に配信した。しかし、このアカウントはなりすましアカウントであることが発覚し、同日15時に記事を削除。その後、「【削除】Snow Man・渡辺翔太 32歳の誕生日に「感謝だらけの日々です」 メンバーやファンから祝福の声」という訂正記事を配信した。 私の古巣でもある全国紙の一角を占める新聞

    「芸能人の偽アカ」に騙され誤報→削除→大炎上…毎日新聞が「芸能こたつ記事」に手を出してしまった残念な理由 「周回遅れのデジタルシフト」が招いた大失敗
  • 45歳の漫画家が運転免許を取って初めてわかった「保護者の集まりで誰とも話さず立っている父親たちの境地」 車の運転をして「男性の目線で見える世界」が見えた気がした

    なぜ「女性は運転が苦手」とされているのか 今年45歳で生まれて初めて教習所に通いました。 多くの教習所には「レディースプラン」という、女性限定のコースがあります。たいてい「検定試験に何度落ちても再試験料無料」などの特典が付いています。「女性は男性よりも運転が苦手」という前提があることを知りました。 改めて友人や知人に聞いてみると、ビックリするくらいペーパードライバーが多いことが分かりました。「20代の時に免許をとったけど、20年運転してない」という女性がとても多いのです。 教習もあと卒検を残すのみとなった頃に、男性教官からこう言われました。 「女の人はデパートに行ったら何を買うかいつまでも迷うでしょ。こう言っちゃなんだけど、男性のほうが決断力や判断力があるんですよね。女性は運転が苦手なのは仕方ない」 女性である私を励ますために言ったのだと思いますが、私はその時、まだ運転中にうまく会話するこ

    45歳の漫画家が運転免許を取って初めてわかった「保護者の集まりで誰とも話さず立っている父親たちの境地」 車の運転をして「男性の目線で見える世界」が見えた気がした
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    WildWideWeb 2024/10/14
    流行りの「解像度」が出てきたけど、解像度と俯瞰はトレードオフであると認識していることに好感を持ってしまった。「全体を把握するためには、それら一つひとつに関する情報の解像度はある程度下がります」
  • なぜ日本からパワハラがなくならないのか…「フランス語を生きる」文学者が気づいた"日本語の限界" 「上下関係」「強弱関係」を抜きに使えない言語である

    なぜパワハラやカスハラはなくならないのか。『日語に生まれること、フランス語を生きること』の著者である上智大学名誉教授の水林章さんは「パワー・ハラスメントの根に何があるのかと考えたら、それはやはり日語ではないか」と指摘する。どういうことか。ノンフィクションライターの山田清機さんが聞いた――。(後編/全2回) 「日語」が日社会の構造的な特徴を支えている さて、ここまでの議論に登場した、天皇を頂点とする「垂直的な階層構造」や、上位者に価値が集中する「権力の偏重」、そして被抑圧者が抑圧者に豹変する「抑圧移譲」といった現象は、われわれが常日頃漠然と感じていることと、大きく相違するものではないだろう。多くの人が、「そう言われればそうだな」という感想を持つのではないだろうか。 ところが、『日語に生まれること、フランス語を生きること』には、まさに目からウロコが落ちるような斬新で、衝撃的な指摘が

    なぜ日本からパワハラがなくならないのか…「フランス語を生きる」文学者が気づいた"日本語の限界" 「上下関係」「強弱関係」を抜きに使えない言語である
  • 朝ドラのモデル三淵嘉子らが出した原爆裁判の判決文がすごい…「忘れられていた歴史的裁判」が描かれた意味 三淵嘉子は退官後に核兵器禁止の署名活動をしていた

    「原爆裁判」とは、昭和30年代に被爆者によって原爆投下の違法性が初めて法廷で争われた国家賠償訴訟のこと。この裁判をご存知なかった方も多いのではないでしょうか。 広島や長崎で被爆した人たちが日政府の責任を追及した裁判です。非常に重要な裁判だったにもかかわらず、今の世の中で一般の人には半ば忘れ去られた裁判でもあります。 取材にあたり、東京地裁に問い合わせてこの裁判記録の保管状況を調べてもらいましたが、資料は廃棄されているとのこと。来は裁判所が「特別保存」すべきものですが、近年全国の裁判所で民事訴訟記録の大量廃棄が明らかになり、原爆裁判記録も判決文を除き、すべて捨てられていました。残念なことです。 原爆をめぐっては「被爆者」の認定を求める集団訴訟が今も続いていますが、原爆裁判の意義は、「原爆投下は国際法に違反するか」を直球で問うものだったことです。私は『家庭裁判所物語』(日評論社)を書く際

    朝ドラのモデル三淵嘉子らが出した原爆裁判の判決文がすごい…「忘れられていた歴史的裁判」が描かれた意味 三淵嘉子は退官後に核兵器禁止の署名活動をしていた
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    WildWideWeb 2024/09/07
    「実在のモデルが凄い」と「脚本が凄い」と「演者が凄い」のトライアングルを行ったり来たりしてるうちに虚実はどうでも良くなっていく。そもそも虚実の境目なんて、こだわるポイントか?に。
  • なぜ新聞を取る人が少数派に転落したのか…生き残りをかけて「エモい記事」を氾濫させる新聞の根本問題 「新聞社って、こんなに否定されることが嫌だったのか」

    今年3月、「その『エモい記事』いりますか」と題した社会学者の西田亮介さんの記事が論争を呼んだ。執筆の背景には「最近の新聞記事は個人の感情に訴えるようなエピソードを優先しすぎて、エビデンスの提示やデータの分析が疎かになっているのではないか」という問題意識があったという。応答記事を執筆した大澤聡さんと新聞が抱える問題を語り合った――。 個人の感情に訴えるエピソードを優先しすぎではないか 【大澤】西田さんが朝日新聞デジタルのサイト「Re:Ron」に寄稿された〈その「エモい記事」いりますか〉という記事が大きな反響を呼びました。私も月刊誌『Voice』(7月号)に〈再「小新聞」化するジャーナリズム〉という論説を寄せて、歴史的な観点から応答せずにはいられませんでした。記事の経緯からお聞かせいただけますか。 【西田】あの記事は、ぼく自身がもともと持っていた問題意識から書いたものです。最近の新聞記事は個人

    なぜ新聞を取る人が少数派に転落したのか…生き残りをかけて「エモい記事」を氾濫させる新聞の根本問題 「新聞社って、こんなに否定されることが嫌だったのか」
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    WildWideWeb 2024/08/31
    かなり遠くからの話になるけど、文化部・学芸部系の自由(文化紹介にかこつけた自分語りの社会時評、例えばジャニー喜多川氏称賛記事とか)横目で見ると、足で稼ぐ取材記者もたまにはエモい記事書きたくなるかもなと。
  • 池上彰の解説に「ああ、そうだったのか」と納得するのはバカである…その時、頭がいい人がする反応は 「もの知り=頭がいい」は大間違い

    「もの知り=頭がよい」は大間違い 締切の迫った仕事もなく、今晩は少しゆっくりできるかなと思ってテレビをつけると、「……。またやってんのか……」。 その晩のテレビも、視聴率がラクに稼げてお茶の間でも大人気のもの知りクイズ番組を流していました。 いやな番組でも、とりあえず見てからものを言おうという主義のわたしは、こうしてしばらくは番組を観察。しかし、結局ため息をついてスイッチを切ることになります。 それにしても、この国ではもの知りであることがことさら尊ばれるという傾向がとても強く、「もの知り=頭がよい」という、じつに短絡的な評価をたやすく得ることができる仕組みになっています。 もの知りクイズチャンピオンになったタレントや芸人は、それだけで人気者になりクイズ番組の常連の座を勝ち取ります。しかし、わたしに言わせれば、これっぽっちもすごいことではなく、なぜそこまで称賛を集めるのかが理解できません。

    池上彰の解説に「ああ、そうだったのか」と納得するのはバカである…その時、頭がいい人がする反応は 「もの知り=頭がいい」は大間違い
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    WildWideWeb 2024/08/18
    表層的な称賛という点を拾うなら、幼少期に親の海外赴任のお陰で英語(等)の綺麗な発音を身につけることができたタレントをインテリ扱いするのも似てると思う。一方で言語習得臨界期を過ぎてからの努力は軽視される。
  • 学歴詐称を気にするのは"学歴バカ"だけ…疑惑ありで公約不履行でも小池百合子氏が圧倒的に女性ウケする訳 「カイロ大学を卒業してるかどうかなんて都知事の仕事をするのに関係ない」

    都知事選の候補、小池百合子氏が蓮舫氏より女性支持者ウケしているのはなぜか。元参議院議員で大正大学准教授の大沼みずほさんは「学歴詐称疑惑や公約の7つのゼロ化未達成などを批判する人がいますが、女性はそれをあまり問題視していない」という――。 現職の小池百合子さんと前参議院議員の蓮舫さんへの男性からの支持は各3割なのに対し、女性の支持は小池さんが4割あまり、蓮舫さんが約3割――。都知事選の投開票が7月7日に迫る中、このような調査結果が報じられた(JNNによる電話調査、6月29~30日)。 なぜ、小池さんは女性ウケがいいのか。 彼女は学歴詐称疑惑を抱えるとともに、公約も7つのゼロ化未達成で不履行も多いといった声もある。反小池派はこれを攻撃材料としているが、総じて女性有権者はそれらをあまり気にしていないように見える。 理由は大きく2つある。まず、「女性は学歴社会で生きていない」ということだ。もうひと

    学歴詐称を気にするのは"学歴バカ"だけ…疑惑ありで公約不履行でも小池百合子氏が圧倒的に女性ウケする訳 「カイロ大学を卒業してるかどうかなんて都知事の仕事をするのに関係ない」
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    WildWideWeb 2024/07/07
    この筆者含めて恩(あるいはもっとドライにメリット)を感じるかで態度は変わるという話じゃないかな。一万円貰える「暮らし応援事業」の封書がこのタイミングで郵便で届いたとか。現職側は色々と使える手段がある。
  • 1年間汁ばかりをすすり33歳で死亡…朝ドラで花岡のモデルになった山口良忠判事の壮絶な栄養失調死 ヤミ商売を裁く立場として、配給以外の食物を口にしなかった

    ドラマ「虎に翼」(NHK)でヒロインの恋のお相手として登場したイケメン御曹司の花岡が、突然亡くなった。この事件は実際にあった判事の死をモデルにしていると言われる。その事件について調べたライターの村瀬まりもさんは「戦後2年目にほとんど餓死と言える死を遂げた山口良忠という裁判官がいた。自分がヤミ商売を裁く立場だったので、配給以外の物を口にせず、清廉潔白な立場を貫いた結果の悲しい死だった」という――。 花岡のモデルは戦後、その死で名を知られた山口良忠判事か 「花岡が死んだ」 一斉にうなだれる司法省の裁判官たち。ドラマ「虎に翼」(NHK)の第10週「女の知恵は鼻の先?」は、衝撃的なシーンで終わった。ヒロイン寅子(伊藤沙莉)とは大学法学部の同級生であり、かつては結婚も意識したことがある判事の花岡悟(岩田剛典)が死亡したというのだ。 第11週ではその詳しい死因が描かれる。予告編に「判事がヤミを拒み、

    1年間汁ばかりをすすり33歳で死亡…朝ドラで花岡のモデルになった山口良忠判事の壮絶な栄養失調死 ヤミ商売を裁く立場として、配給以外の食物を口にしなかった
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    WildWideWeb 2024/06/08
    昔から有名な話。「自分の家の場合、自分の先祖は一体どうだったんだ?」を問わずに説教めいたことを書くのは流石に難しいので、ジャンルの遠い芸能系のライター氏による「調べてみました」にしたんだろうと思った。
  • 小池百合子氏に「排除」された勢力の逆襲である…蓮舫氏の出馬で「都知事選の意義が深まった」と考える理由 都知事選で現職が負けた例はないが…

    「首都決戦」にようやくまともに取り組み始めた 立憲民主党気を出した。まずはそう評価できるのではないか。同党の蓮舫参院議員が5月27日、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明し、3選を目指すとされる現職の小池百合子知事に挑戦する考えを示したことだ。 まごうことなき「党の顔」の一人。出馬表明が与えたインパクトは、過去の都知事選における現職への対立候補のなかでも、明らかに群を抜いている。 国会での質問力に定評のある蓮舫氏が、政権交代も視野に入ってきたこの状況で国政を離れることには、残念な思いもないわけではない。しかしそれ以上に、これまでどの野党もまともに取り組んできたとは言えない「首都決戦をガチンコ勝負に持ち込む」ことに向けて、初めてそれなりの「構え」をつくることに成功した蓮舫氏と立憲の判断を、ここは高く評価したいと思う。 野党第1党に求められているのは、選挙における「

    小池百合子氏に「排除」された勢力の逆襲である…蓮舫氏の出馬で「都知事選の意義が深まった」と考える理由 都知事選で現職が負けた例はないが…
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    WildWideWeb 2024/06/03
    「排除発言」を引き出したのは日頃指名から「排除」されてたフリーの横田記者であって大新聞は前原氏や細野氏の変節に苦虫をつぶし、「ま、アンチ安倍なら小池でも良いことにするか」に傾いてたんじゃなかったっけ?
  • 事情通の間で常識「世田谷、横浜で家を買ってはいけない」…業界の息かかった「住みたい街ランキング」の罪深さ 横浜はダメだが川崎はOK、世田谷区はダメだが大田区が狙い目

    バス便エリアはもう新築がほとんど建たなくなる 少子化や人口減少は進み放題で、東京圏も人口の減少が始まる。 仕事を東京に求める若者が多い郊外や地方でバス便のエリアではもう、新築マンションはほとんど建たなくなるだろう。 郊外や地方の人口減少を受けて、駅前の買い物需要を奪って発展してきた郊外のローサイドの店舗も都心回帰を始め、都心方向に立地を移している。 ロードサイドの大型店の閉店や撤退が増えているが、マンションなどに土地を再利用できそうな物件はほとんどない。 そうなると、郊外のロードサイド店の周りにできた住宅マンションの価値も落ちて、若い層もますます出て行くために住人の高齢化に拍車がかかる。 世田谷と横浜は買ってはいけない 高齢者の車の運転による買い物が困難になり、ロードサイドの住宅街はさらに買い手がつかないまま暴落し、新たな空き家地帯になってしまう。 これは、最悪のケースを想定した場合、中

    事情通の間で常識「世田谷、横浜で家を買ってはいけない」…業界の息かかった「住みたい街ランキング」の罪深さ 横浜はダメだが川崎はOK、世田谷区はダメだが大田区が狙い目
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    WildWideWeb 2024/06/01
    朝日新聞だった人が「俺はうまくやったけどね、皆さん残念でした」にも読める書き方するのは意外だった。弱者に寄り添ってみせるのが会社の方針で、個人の資産形成なんて語るはずないと思ってたから。
  • いまの日本は若者に「チャンス」より「屈辱感」を与えている…内田樹が「昭和より令和のほうが意地悪」とする理由 問題は「力のある人たち」のマナーである

    に「勢い」があった時代 1970~90年代の日の組織はどこも「勢い」がありました。「勢い」というのはただ金が儲かるということではないんです。とにかく仕事がどんどん増えてくる。それもやったことのない仕事が。 僕は’75年に大学を卒業してから2年近く定職に就かずふらふらしていました。一応「大学院浪人」を自称していたので、フランス語とフランス文学史の勉強だけは一日3、4時間くらいしていたのですが、あとは自由時間です。でも、家賃も払わないといけないし、ご飯もべないといけないし、お酒を飲んだり、麻雀したり、スキーに行ったりもしなくちゃいけないので(いけないということはないんですけど)、生活費を稼がねばならない。 その頃の生業なりわいはほとんど友だちから回ってきたものでした。「内田、暇なんだろ?」という前口上付きで仕事が降ってくる。頼まれた仕事は家庭教師でもなんでもやりました。主な収入源は英語

    いまの日本は若者に「チャンス」より「屈辱感」を与えている…内田樹が「昭和より令和のほうが意地悪」とする理由 問題は「力のある人たち」のマナーである
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    WildWideWeb 2024/05/23
    この方の「私の履歴書」、何度でも読まされるな。「先生はえらい」というタイトルの本出した時に「(先生稼業の人がそれ言うかい?)という反応も織り込んでやってることに気付け」というメタ言及には気づいてるけど。
  • 40年続いた"諭吉消滅"まであと50日…「1万円札を替えるな」「1万円札は永遠に福澤先生で」慶應OBOG最後の抵抗 新1000円札の北里柴三郎は東大医学部卒だが慶應の初代医学部長

    7月3日、日銀行が発行する紙幣が切り替わる。新紙幣に描かれる肖像は1000円札が北里柴三郎、5000円札が津田梅子、1万円札が「日主義の父」と称される渋沢栄一だ。ジャーナリストの田中幾太郎さんは「慶應OBOGの中には『1万円札を替えるな』『1万円札は永遠に福澤先生で』と真剣に訴える層が少なくない」という――。 「1万円札を替えるな」の大合唱 「今年の夏は厳しいかも」と浮かない表情なのは慶應義塾大学の文系教授。昨年「夏の甲子園」で107年ぶりの優勝を果たした慶應義塾高校(通称「塾高」)だが、4月28日、春季神奈川県大会の準々決勝で横浜高校に4対9で敗れ、夏の県大会の第1シードを逃してしまった。 「昨年はスケジュールがとれず、テレビ観戦。わが母校の塾高が県大会を突破できれば、今年こそは甲子園に行くつもりですが、勢いはそれほど感じられない。県大会の第2シードの権利は得ているので、まだ希望

    40年続いた"諭吉消滅"まであと50日…「1万円札を替えるな」「1万円札は永遠に福澤先生で」慶應OBOG最後の抵抗 新1000円札の北里柴三郎は東大医学部卒だが慶應の初代医学部長
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    WildWideWeb 2024/05/12
    アンチ儒教の立場から本当は「人は人の上に人を作り、人の下に人を作る」が言いたかったと思ってる。そして、新しい世界で(結果として)自分の教え子がそれを実践する側に回ったということではないのかと。
  • なぜ自民も、維新も、小池氏も勝てなかったのか…衆院3補選が示す「自民にすり寄る野党勢力」の終わり 次期衆院選は「政権選択選挙」になる

    「最強の保守王国」の牙城が崩れた 4月28日に投開票が行われた衆院の3補欠選挙(東京15区、島根1区、長崎3区)は、立憲民主党の公認候補が全選挙区で勝利した。自民党は東京と長崎で公認候補を擁立できない「不戦敗」となり、16日の告示の段階で負け越しが決まっていたが、同党が小選挙区で一度も議席を奪われたことのない「最強の保守王国」島根でも惨敗したことで、「立憲大勝、自民大敗」の印象はさらに強まった。 二つの選挙で「自民vs立憲」の直接対決がなかったことを挙げ「3勝もへちまもない」と冷笑する向きもあるが、自民党にとって「戦わずに負ける」ことは、「戦って全敗」以上に恥ずべきことだ。この期に及んで立憲の勝利を過小評価するのは、政治の見方がゆがんでいるとしか思えない。 3補選のそれぞれの「意義づけ」 三つの選挙にはそれぞれ異なった意義づけができる。 島根1区は今回の補選で唯一の「自民vs立憲」の一騎打

    なぜ自民も、維新も、小池氏も勝てなかったのか…衆院3補選が示す「自民にすり寄る野党勢力」の終わり 次期衆院選は「政権選択選挙」になる
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    WildWideWeb 2024/05/03
    民進党と改名した民主党総員が小池氏の毒饅頭を食べる寸前まで行ったことを振り返る時かも。枝野氏が新党結成するまでの大メディアのきまり悪さ、良く覚えてる。しかも「排除」発言を引き出したのはフリー記者の功績
  • なぜ日本の城下町はこんなにも殺風景なのか…城を「過去の遺物」としか見なかった明治政府の恐るべき無教養 明治政府=文化的素養に欠ける下級武士の集まり

    なぜ現存する天守は12しかないのか。歴史評論家の香原斗志さんは「大きな要因は明治政府が出した廃城令にある。彼らに文化歴史的景観を守るという発想はまったくなかった」という――。 なぜ日の城は無配慮に破壊されたのか 仕事柄、ヨーロッパに行くことが多いが、帰国後に日の城を訪れると、いつも残念な気持ちになる。ヨーロッパの旧市街や城は保存状態がいい場合が多いのにくらべ、日の城がいかに破壊されてしまっているか、あらためて気づかされるからである。 たとえば、世界遺産の姫路城(兵庫県姫路市)にしても、内郭を取り巻いていた中堀は南側が埋め立てられ、外堀も南部は埋められたうえ、一部残る場所も土塁は崩されている。建造物は、内郭を除けばまったく残っておらず、内郭にしても、たとえば広大な三の丸に建ち並んでいた御殿群は、明治初期にすべて取り壊されている。 姫路城でこうなのだから、残りは酷いものである。天守が現

    なぜ日本の城下町はこんなにも殺風景なのか…城を「過去の遺物」としか見なかった明治政府の恐るべき無教養 明治政府=文化的素養に欠ける下級武士の集まり
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    WildWideWeb 2024/04/15
    西洋文化の同等物に対抗できそうな歌舞伎や武士道等を掘り起こし、外国にも理解できるよう再構成するまでにはそれなりの時間が必要だった。一般に前政権の遺物の文化財的価値は否定から入るのが普通だろうと思う。
  • 「日中戦争」と「大阪万博」は残念なほど似ている…日本人が「ぐだぐだ」「ダラダラ」を止められない根本原因 「旧日本軍的」な意思決定の正体 (4ページ目)

    ――ウクライナ戦争は日中戦争との類似点を感じます。侵略を受けた国のトップが、世界を味方につけて寝技で粘り続ける。「蒋介石=ゼレンスキー」説を提唱したくなりますが……。 かつての中国と、現在のウクライナの違いは国の大きさですよね。今回の場合はロシアの方が大きいですから、戦争が長く続くほど、物量でどうしてもロシアが有利になる。もっとも、一対一の戦いは限界があるので、世界を味方につけて戦う寝業師という点ではゼレンスキーと蒋介石は結構共通点があるかもしれません。 大阪万博にも共通する“日社会の危うさ” ――日中戦争の教訓がもうひとつあるとすれば、戦略目的が曖昧なまま巨大事業に税金を注ぎ込み、微妙な結果を生んでしまうという構図の危うさではないでしょうか。 そうですね。戦術はあるけれど戦略はない。そして、失敗しても撤回できない。その理由は、撤回すると誰かが責任を取らなくてはならないからです。 日中戦

    「日中戦争」と「大阪万博」は残念なほど似ている…日本人が「ぐだぐだ」「ダラダラ」を止められない根本原因 「旧日本軍的」な意思決定の正体 (4ページ目)
  • 心が弱っている人がこれで前向きになれる…スタンフォードの研究が認めた「オウ体験」のすごい効果 星空を見上げる、高いところから景色を眺めるだけでもいい

    海のそばに暮らすだけでストレス解消できる 心理療法のひとつに、「転地療法」と呼ばれるものがあります。 激しい気分の落ち込みや、抑うつなどで悩んでいる人も、引っ越しをして気候の違うところで暮らしていると、さまざまなメンタルの病気がすっかり治ってしまうことがあるのです。居住地を変えるので「転地」という言葉がついているのですね。 さて、もしこれから引っ越しを考えているのだとしたら、なるべく海のそばがいいかもしれません。なぜかというと、海のそばで暮らしている人のほうが心の病気になりにくいことが明らかにされているからです。 イギリス・デヴォン州にあるエクセター大学医学部のマシュー・ホワイトは、長期間のパネル調査によって、海のそばで暮らしている人のほうが、なぜか精神的に健康で、悩みなどとは無縁であることが多いという事実を突き止めました。 そういえば、沖縄には長寿の人が多いと言われています。沖縄は、年間

    心が弱っている人がこれで前向きになれる…スタンフォードの研究が認めた「オウ体験」のすごい効果 星空を見上げる、高いところから景色を眺めるだけでもいい
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    WildWideWeb 2024/03/26
    「スタンフォード」って書くとこのジャンルの読者は「凄い!」とありがたがるはず、っていう思考回路が出来上がってるんだろうな、タイトルつける編集者の間で。
  • あまりのリスクに"まともな男性"は恋愛市場から去り問題男性が残る…「不同意性交罪」が引き起こす皮肉な現象 女性が能動的・主体的にグイグイ行くしかない

    若者の恋愛離れが進んでいるといわれる。背景には何があるのか。文筆家の御田寺圭さんは「全社会的な『性的同意』への意識の高まりがある。男性は女性にアプローチするリスクが高まって“及び腰”になり、女性は“待ち”に徹する状態となったことで、男女の関係は“膠着状態”になったのだ」という――。 「不同意性交罪」の危うさ 近頃、「不同意性交罪」の話題がSNSでも活発に議論されている。 「不同意性交罪」の容疑で逮捕される事件がメディアで相次いで報じられているのがその原因だろう。皆さんもいくつかの事件をもうすでに見たかもしれないが、その容疑者のなかには性交があったこと自体を否定している者、あるいは、「同意があった」といった供述をしている者などもいる。 実際にこの罪状の事件が世の中で顕在化するようになってようやく、この法律の持つ「危うさ」に気づいた人が増えてきたようにも見える。 念のため断っておくが、いま現在

    あまりのリスクに"まともな男性"は恋愛市場から去り問題男性が残る…「不同意性交罪」が引き起こす皮肉な現象 女性が能動的・主体的にグイグイ行くしかない
  • 上野千鶴子「専業主婦は社会的に消えゆく存在」一方で夫が低年収でも働かない"貧困専業主婦"がいる深刻な理由 貧困層ほど「男は仕事、女は家事育児」を受け継いでいる

    共働き世帯が片働き世帯を上回るようになって久しい。今、専業主婦は夫が高収入の世帯と低収入な世帯に二極化している。社会学者の上野千鶴子さんは「夫の所得階層別で見ると、年収100万円未満の世帯での有業率がもっとも低い。貧困なのになぜ働かないか。背景には貧困層ほど伝統的な性別役割分担を受け継いでいることがあるように思える」という――。 ※稿は、上野千鶴子『こんな世の中に誰がした?』(光文社)の一部を再編集したものです。 専業主婦は社会的に消えていく存在 結婚している夫婦のあり方にも変化が起きています。 1980年代は、片働き世帯が圧倒的に多かったのですが、1997年には共働き世帯が片働き世帯を上回るようになりました。以後、夫婦のダブルインカム率はどんどん高くなっています。 今、専業主婦のいる世帯は圧倒的少数で、2021年で片働き世帯は23.1%にすぎません。20代に専業主婦願望を持つ女性が増

    上野千鶴子「専業主婦は社会的に消えゆく存在」一方で夫が低年収でも働かない"貧困専業主婦"がいる深刻な理由 貧困層ほど「男は仕事、女は家事育児」を受け継いでいる
  • 「ある程度の年収の男性と結婚して、専業主婦になりたい」令和の学生たちが明かす"驚くほど昭和な結婚観" 他人が新しい価値観でも構わないけど自分は昔ながらの結婚がしたい

    は今、「多様性」に戸惑っている 結婚生活のリアルを多くの人が知らない中で、それでも「結婚のイメージ」は独り歩きし、かつ固定化されてきたと言えるでしょう。 近年は世界的「多様性」の時代と呼ばれています。性自認や性的指向性、いわゆるLGBTQに関しても、広く語られるようになってきました。同性結婚やパートナーシップ制度を定める国も増えています(2023年6月現在、日でも328自治体でパートナーシップ制度を設けています)。 しかし、だから「結婚も多様性の時代になった」と一概に評することはできません。むしろ日は今、「多様性」に戸惑っていると言った方が近いのではないでしょうか。同性婚自体、日の法律上ではいまだに認められていませんし、パートナーシップ制度も、病院で家族としての扱いがあり、公営住宅の入居が認められたりと一定の効果は発揮するものの、ある法学者に言わせれば、ほとんど法的効力はないそう

    「ある程度の年収の男性と結婚して、専業主婦になりたい」令和の学生たちが明かす"驚くほど昭和な結婚観" 他人が新しい価値観でも構わないけど自分は昔ながらの結婚がしたい
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    WildWideWeb 2024/02/14
    パラサイトをキー概念に長年研究してきた山田氏の視点からは、パラサイトする対象がかつての親から今は配偶者に代わったということでよいのかな。はっきりそうとは書いていないけれども。追:IMEの勝手な予測変換酷い