ユニバーサルミュージックは6月13日、ロックバンド「Mrs.GREEN APPLE」の新曲『コロンブス』のミュージックビデオ(MV)を公開停止した。前日に公開されたばかりだったが、「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていた」と謝罪。メンバーの大森元貴さんも経緯を説明して、お詫びしている。 MVではメンバーが扮したコロンブス、ナポレオン、ベートーヴェンが遭遇した類人猿たちに人力車を引かせたり、乗馬を教えたりするなど、「植民地支配を想起させるような内容」が描かれており、公開直後からSNSで問題視された。 さらに、キャンペーンソングとしてタイアップしていた日本コカ・コーラが、「MVの内容に関しましては、事前に把握をしておりません」と関与を否定したことから、「責任逃れ」「冷たい」などの批判も招くことになった。 なぜ、ユニバーサルは差別的表現を「スルー」してしまったのか。コカ・コーラの「