人生の意味とは何か (フィギュール彩) 作者:テリー イーグルトン 彩流社 Amazon Very Short Introduction シリーズの邦訳書を紹介するシリーズ(カテゴリを新設しました)。 U -NEXTの余っていたポイントを使ってビル・ナイ主演の『生きる LIVING』を観たということ、そして「人生の意味」というテーマには昔から関心を抱いていたということもあって本書を手に取ったが、結論としてはいままで読んできたVery Short Introduction シリーズのなかでも最悪クラス。訳者あとがきでは著者のテリー・イーグルトンの文章について「…体制への鋭い批判精神にあふれ、ウィットとアイロニーに富む卓抜なレトリックに裏打ちされている」(p.167)とヨイショされているが、実際には、論理的な説明によって議論を整理することなく思いつくがままに話を飛躍させながら「人生」とか「意味
プログラミング言語「Python」の大規模イベント「PyCon APAC 2023」が2023年10月27日と28日の2日間にわたって開催された。1日目に行われた京都大学国際高等教育院の喜多一教授による基調講演を中心に、イベントの内容をリポートする。 PyCon APAC 2023は、1日目の基調講演「Why University Teachers Wrote a Python Textbook?」で幕を開けた。京都大学でPythonを使ったプログラミング教育を担当している喜多教授が、その実態について英語で講演した。 喜多教授は、主に大学1年生向けの教養教育の一環として、Pythonを使ったプログラミングコースを2018年に始めた。そのための教科書をつくり、2019年に公開した。誰でも無償でPDFをダウンロードできる。教科書は毎年改訂しているが、一般向けに公開したのは2019年版と2021
「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化 2023.11.07 Updated by yomoyomo on November 7, 2023, 12:00 pm JST 前々回「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」、前回「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」を書いた者として、今回はマーク・アンドリーセンの「テクノ楽観主義者宣言(The Techno-Optimist Manifesto)」(解説付き日本語訳)を取り上げるのが必然と思われます。まさに大富豪の白人男性の先鋭化とテクノ楽観主義者の現在を見るうえで必読と言える内容になっています。 しかし、この渾身のマニフェストに対する風当たりは強い、という印象があります。それについては後で取り上げますが、いろいろな意味で潮目の変化を感じずにはいられません。 著者のマーク・アンドリー
少し前のことだが、電車の中で大学生らしい二人の、こんな話が聞こえてくることがあった。 「今度のバイト、ものすごく楽勝やねん。控室でスマホいじってるだけで時給1,500円やぞ」 ほうほう、そんな夢のような仕事があるのかと耳をそばだてていると、どうやら学習塾で子どもたちを駅からアテンドする役割だそうだ。 そして帰りも駅までアテンドするわけだが、その間は控室で遊んでいてもOKというものらしい。拘束時間や体への負担という意味だけでは、確かに“楽”そうだ。 するとそんな自慢をされたもうひとりの学生も、負けじと応戦する。 「そんなん大したことないな。俺はカテキョ(家庭教師)で時給3,000円やぞ。2時間で6,000円も稼げて、しかも晩ごはんも食べさせてくれるねん」 学生らしい会話にほっこりするが、しかしこの会話を聞きながら少し、別のことを考えていた。 (楽にたくさん稼げる仕事って、つまりどういうものな
経団連会長らを前に首相が話した内容は? 「賃金上昇が物価高に追い付いておらず、再びデフレに戻りかねない」と指摘。そのうえで、賃上げ実現に向け「原資となる企業の稼ぐ力を強化する」と強調した。 出典:テレビ朝日系(ANN)11/7(火)
【ここから本文】 私は神戸で生まれて育ちました。昔は裏六甲の北区で、今は海側の住宅街に住んでいます。 他の街は分からないけど、神戸は海も山も都会も田舎もあるいいところだと思っています。 子供のころはよく洋裁が得意な祖母が作ってくれたワンピースを着て、祖父に連れられて王子動物園と須磨海浜水族園に連れて行ってもらいました。 この夏は本当に暑くて、灘湾にもくもく立っている入道雲が憎たらしかったです。 神戸都市部の排熱が、全部六甲山から吹く風に淡路島の方まで流されて、雨雲になります。 淡路島の人には少し申し訳ない気がします。ごめんなさい。 こないだ、三宮でコーヒーと紅茶を買って、南京町で老祥記の豚まんを買いました。 育った街だけど、居留地のビルの合間はいつも迷子になります。 山か海が見えると方角がわかるのですが、ビルに囲まれてしまうとたいてい、南北逆になってしまっています。どこにいても山が見えたら
一般市民の犠牲もいとわぬ苛烈な報復、そしてこれまでの「抑圧」がクローズアップされるにつれ、国際社会ではイスラエルへの風当たりが強くなりつつある。それでもイスラエル擁護の姿勢が際立つアメリカの「歴史」と「事情」を、『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソン氏が解説します。 * * * パレスチナ自治区・ガザ地区を実効支配するハマスがイスラエルに仕掛けた大規模な襲撃テロは欧米社会にも大きな衝撃を与え、当初はイスラエルへの同情論、対ハマス強硬論がおおむね主流だったように思います。 しかし、その後のイスラエルによる空爆が民間人の甚大な被害を生み、地上侵攻でさらなる犠牲が予想されること、そしてこれまでイスラエルがパレスチナ人を長年抑圧してきたことから、次第にパレスチナへの同情論が勢いを増してきました。 そんな中、アメリカはイスラエルとの連帯を
樫原辰郎@700万年のLIKE A ROLLING STONEおじさん @tatsurokashi あー、樫原です。アカウント作り直しました。ヨーヨープレイヤーです。昔、海洋堂にいました。映画監督・脚本家・物書き。著作は『海洋堂創世記』、そして『『痴人の愛』を歩く』、『帝都公園物語』最新刊は『ロックの正体 歌と殺戮のサピエンス全史』❗️ 樫原辰郎@700万年のLIKE A ROLLING STONEおじさん @tatsurokashi いやしかし、最近の高級寿司屋はおまかせオンリーで、自分が食べたいネタを注文するのが不可能な店が増えているんだが、SNSで流れてくる漫画のほとんどがそれを知らないっぽいのがまた切ない。格差社会だわ。お好みで食べられる老舗系の江戸前鮨、本当に少ない。 2023-11-06 16:31:02 樫原辰郎@700万年のLIKE A ROLLING STONEおじさん
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