スーパーやコンビニで無人のセルフレジが増えている。だが、会計に手間取れば、行列に並ぶ人から視線を集めてしまう。ライターの中川淳一郎さんは「私もセルフレジで手間取ったことがある。焦って汗をかき、後ろの客からは舌打ちされ、拷問のような時間だった」という――。 「来てるな、未来!」と歓迎ムードだが… 小売店の無人化の動きが加速しそうだ。感染対策にもなるということだが、日経の電子版は1月11日に「無人店で効率経営 ドコモ小売り参入、セブンは1000カ所」という記事を配信した。 記事では「新型コロナウイルスを機に非対面サービスを加速させる。無人化は人手不足対策にもなる。小売りの低い生産性が改善すれば、日本経済全体の効率性も高まる」と明るい未来を示しているが、果たしてこれは定着するか。タバコや酒といった年齢制限がある商品がある場合はセルフレジは使えないが、今の時代、極力見知らぬ他人との接点を減らしたい