■自分勝手な論理だとしてバッシングされた人たち 写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ 世界中に混乱をもたらしたコロナ禍。日本の言論界(?)も例外ではない。4月上旬には、かつてコピーライターとして一世を風靡した糸井重里のツイートが炎上した。 「わかったことがある。新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。ずっと、誰ががが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ」(原文ママ) 打ちミスがあることからも、思ったことをそのままつぶやいたと考えられるが、これにカチンときた人たちがいる。たとえば、日本をディスることが生き甲斐みたいな映画評論家の町山智浩だ。このツイートを「庶民はお上に逆らうな」「奴隷だ」という意味だとして噛みついた。 おそらく、糸井にそこまでの意図はなかっただろう。ただ、彼は大学時代、学生運動に没頭して逮捕歴もある。このツイートにカチンと
![糸井重里、『報ステ』、小泉今日子。コロナ禍で浮かびあがったサブカルバブルの亡霊たち |BEST TiMES(ベストタイムズ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7ecfb729e738c90e6c4d112b783bff62abc94570/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.kk-bestsellers.com%2Fwp-content%2Fuploads%2Ficon-8.jpg)