将棋の八大タイトルの1つ、「棋聖戦」の五番勝負が5日、ベトナムで開幕するのを前に初の海外での対局に臨む、タイトルを持つ藤井聡太七冠と挑戦者の佐々木大地七段がそれぞれ意気込みを語りました。 将棋の八大タイトルの1つ、「棋聖戦」の五番勝負は5日、開幕します。 第1局はベトナム中部のダナンで行われ、タイトル戦の対局が海外で行われるのはおよそ4年ぶりです。 4日はタイトルを持つ藤井七冠と挑戦者の佐々木七段が会場となるホテルを訪れ、使用する駒や対局室を確認する「検分」を行いました。 続いて行われた前夜祭にはベトナム政府の関係者などおよそ300人が集まり、初の海外での対局に臨む藤井七冠は「多くの方に楽しんでいただける1局とできるよう全力を尽くしたい。短い滞在だがダナンの豊かな食文化や美しい町並みをできるかぎり楽しみたい」と話していました。 一方、初のタイトル獲得を目指す佐々木七段は「自分の力を出し切り