年末に入っても米株高の勢いは止まらない。20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比78ドル高い2万8455ドルと、連日で過去最高値を更新した。高値警戒感が強いなかでも、資金流入が続くのは、債券から株式への「グレートローテーション(資金フローの大転換)」の期待が高まっているためだ。 トランプ氏が2016年の米大統領選で当選して以来、ダウ平均の上昇幅がついに1万ドルを超えた。上昇率では55%だ。一方、同期間の中国の上海総合指数は5%安と株式市場は米中貿易摩擦の「勝者」を米国とみなしている。 □ □ 歴史的な米国株の上昇を演出するのは景気見通しの急改善だ。バンク・オブ・アメリカの12月の機関投資家調査では、20年の米国の景気後退(リセッション)懸念が消失した。9月時点では景気後退を予想する投資家が10年ぶりの高水準だったが、わずか3カ月での劇的な転換だ。夏までは米中摩擦の激化による世界
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